オールスタープラスワン投票とは?2026年の選出条件・投票方法と結果を徹底解説
プロ野球のオールスターゲームで、ファンが最後の出場枠を選ぶ「プラスワン投票」。通常のファン投票や選手間投票、監督選抜とは異なり、すでに決定したメンバーに加えて、セ・リーグとパ・リーグから1人ずつ、合計2人を追加選出する仕組みです。2026年のマイナビオールスターゲームでも実施され、巨人の坂本勇人選手とソフトバンクの柳田悠岐選手が選ばれました。
NPB公式サイトの2026年実施要項によると、投票対象には支配下登録の期限や公式戦への出場実績などの条件が設けられています。投票期間は7月14日から20日までで、結果は7月22日に発表されました。この記事では、オールスタープラスワン投票とは何か、選出条件や投票方法、2026年の結果、2024年の実施例まで整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:プラスワン投票は、既存の選出方法で選ばれていない選手からセ・パ各1人、計2人をファン投票で追加選出する制度。
- 要点2:2026年の当選者はセ・リーグが坂本勇人選手、パ・リーグが柳田悠岐選手。得票数はそれぞれ30,684票、31,180票。
- 要点3:2026年の投票は7月20日に終了済み。投票対象には登録期限と公式戦での登板・出場実績に関する条件がある。
【制度の基本】オールスタープラスワン投票とは?2026年の結果も紹介
オールスタープラスワン投票とは、プロ野球のオールスターゲームに出場する選手を決める選出方法の一つです。ファン投票、選手間投票、監督選抜による出場選手が決まった後、いずれの方法でも選ばれていない選手を対象に、ファンが追加の出場選手を選びます。
2026年のマイナビオールスターゲームでは、セ・リーグとパ・リーグから1人ずつ、合計2人を選出しました。NPB公式サイトの「プラスワン投票結果」に掲載された最終順位は、次のとおりです。
- セ・リーグ1位:坂本勇人選手(読売ジャイアンツ)30,684票
- パ・リーグ1位:柳田悠岐選手(福岡ソフトバンクホークス)31,180票
セ・リーグでは勝又温史選手(横浜DeNAベイスターズ)が10,547票で2位、近本光司選手(阪神タイガース)が5,877票で3位となりました。パ・リーグでは正木智也選手(福岡ソフトバンクホークス)が8,923票で2位、栗山巧選手(埼玉西武ライオンズ)が4,019票で3位でした。
今回の投票では、延べ投票人数が113,787人、得票総数が201,232票に達しています。両リーグの当選者は、それぞれのリーグ内で最も多くの票を獲得した選手です。セ・パを横断した総得票数の比較で当選者を決める制度ではありません。
押さえておきたいのは、プラスワン投票が単なる人気投票のやり直しではないことです。すでに出場が決まった選手は対象外となり、一定の出場実績を満たす選手の中から追加メンバーを選ぶ、独立した選出枠として運用されています。

【選出方法を比較】ファン投票・選手間投票・監督選抜との違い
オールスターの出場選手は、一つの投票だけで決まるわけではありません。ファン、プロ野球選手、監督という異なる立場から選ばれる仕組みが組み合わされています。プラスワン投票は、その選出プロセスの最後に位置する制度です。
| 選出方法 | 誰が選ぶか | 主な役割 | プラスワンとの違い |
|---|---|---|---|
| ファン投票 | ファン | ポジションなどの区分に沿って、出場選手を選ぶ | プラスワンより先に実施される基本の選出方法 |
| 選手間投票 | プロ野球選手 | 選手同士の投票で出場選手を選ぶ | ファンではなく選手自身が投票する |
| 監督選抜 | 監督側の選考 | 他の選出枠を踏まえ、出場メンバーを決定する | ファン投票とは別の選考によって枠を補う |
| プラスワン投票 | ファン | 既存の選出方法で選ばれていない選手から各リーグ1人を追加選出する | 既存の出場選手決定後に実施される追加枠 |
ファン投票の特徴は、ファンが出場選手の選考に直接参加できる点です。一方、選手間投票では実際にプレーする選手たちが投票し、監督選抜ではチーム編成や選手構成なども踏まえてメンバーが決まります。
プラスワン投票は、この3つの選出方法を経ても選ばれなかった選手に、もう一度ファンの支持を集める機会を設ける制度です。先行する投票で選ばれなかったこと自体が、プラスワンの対象外になる理由ではありません。所定の条件を満たし、すでに出場が決まっていなければ、追加選出の候補となり得ます。
なお、プラスワン投票は、通常のファン投票で落選した選手だけを対象とする制度ではありません。選手間投票や監督選抜で選ばれた選手も対象外となるため、確認すべきなのは「どの投票で落選したか」ではなく、「既存のいずれの選出方法でも選ばれていないか」という点です。
【2026年の実施要項】プラスワン投票の選出条件を詳しく解説
2026年のプラスワン投票では、対象選手に3つの条件が設けられました。NPB公式サイトの実施要項によると、次の条件をすべて満たす選手が投票対象となります。
- 支配下登録の期限:2026年5月31日(日)までに支配下登録されていること。
- 既存の選出枠:ファン投票、選手間投票、監督選抜のいずれによっても、マイナビオールスターゲーム2026の出場選手に選ばれていないこと。
- 公式戦の出場実績:2026年7月12日(日)までに、その年の公式戦で投手または野手の所定の基準を満たしていること。
3つ目の条件は、投手と野手で基準が異なります。投手は「5試合以上登板」または「10投球回以上」、野手は「10試合以上出場」または「20打席以上」が必要です。いずれも「または」で結ばれているため、両方を満たす必要はありません。
例えば、投手なら登板数が5試合に届いていなくても、投球回数が10回以上であれば基準を満たします。野手も同様に、出場試合数が10試合未満であっても、打席数が20打席以上なら出場実績の条件を満たせます。ただし、登録期限と既存の選出枠に関する条件も同時に満たす必要があります。
また、得票数が最も多かった選手が各リーグの当選者となるのが基本です。選出された選手がけがなどで出場を辞退する場合は、実施要項に基づき、プラスワン投票の次点選手が繰り上げ選出されます。
この仕組みから分かるのは、プラスワン投票が単純な知名度ランキングではないということです。投票対象を一定の登録・出場実績で絞ることで、オールスターに出場する資格を備えた選手の中から、最後の追加メンバーを選ぶ制度になっています。
【ファン投票方法】2026年はいつ、どのように投票できた?
2026年のプラスワン投票は、NPB公式サイト内の特設ページで実施されました。投票期間は日本時間の7月14日(火)午前0時から7月20日(月)午後11時59分までで、選出選手は7月22日(水)午後4時に発表されています。
NPB公式サイトの「ファン投票方法」に記載された手続きは、次の流れです。
- プラスワン投票の登録ページで投票規約に同意し、メールアドレスや氏名などの必要事項を入力する。
- 仮登録メールを受信し、メールに記載された案内に従って登録を完了する。
- 登録したメールアドレスとパスワードで投票ページにログインする。
- 投票資格を満たすセ・リーグ、パ・リーグの選手から、それぞれ1人ずつ選ぶ。
- 選択内容を確認し、投票を確定する。
登録時には、1人につき1つのメールアドレスのみが有効とされていました。また、投票は1日1回までです。セ・リーグとパ・リーグの両方に投票するのが基本ですが、片方のリーグだけへの投票でも有効とされています。
注意したいのは、登録フォームに必要事項を入力しただけでは会員登録が完了しない点です。仮登録メールに記載された手続きを終えてから、投票ページにログインする必要があります。投票したい選手を選んだ後も、確認画面から最終的な投票操作を行わなければなりません。
さらに、不自然な投票や投票規約に反する行為が認められた場合、NPBが調査し、不当と判断した票を無効にする仕組みもあります。無効となった場合、該当するメールアドレスによる過去の投票も遡って無効になる可能性があります。
なお、2026年の受付はすでに終了しています。これから投票する場合は、次回大会の実施要項や投票期間がNPB公式サイトで発表されるのを待つ必要があります。2026年の受付日程を、翌年もそのまま適用される固定日程と考えないことが大切です。
【過去の実施例】2024年と2026年の結果から見えること
プラスワン投票の仕組みを理解するうえでは、過去の実施例も参考になります。NPB公式サイトに掲載された2024年と2026年の結果を比べると、選出枠や投票対象の基本的な考え方を確認できます。
2024年の選出選手
- セ・リーグ:度会隆輝選手(横浜DeNAベイスターズ)が22,978票で1位。
- パ・リーグ:水谷瞬選手(北海道日本ハムファイターズ)が38,410票で1位。
2024年の投票期間は7月9日から15日までで、選出選手は7月17日に発表されました。投票延べ人数は245,733人、得票総数は439,164票でした。
2026年の選出選手
- セ・リーグ:坂本勇人選手(読売ジャイアンツ)が30,684票で1位。
- パ・リーグ:柳田悠岐選手(福岡ソフトバンクホークス)が31,180票で1位。
2026年は投票延べ人数が113,787人、得票総数が201,232票でした。公表された数字をそのまま比較すると、2024年より投票人数・得票数ともに少なくなっています。ただし、集計結果だけでファンの関心や選手の人気が下がったと断定することはできません。投票規模を評価する際には、制度の周知状況や投票環境など、複数の要素を分けて考える必要があります。
両年の事例から読み取れるのは、プラスワン投票では各リーグの候補者の中で支持を集めた選手が追加選出されるという点です。2024年には度会選手と水谷選手、2026年には坂本選手と柳田選手が選ばれました。特定の球団やポジションに限定した枠ではなく、条件を満たす未選出選手を対象に、リーグごとに1人を選ぶ仕組みです。
また、プラスワン投票の結果は、通常のファン投票の最終順位をそのまま繰り下げて決めるものではありません。投票のタイミングも対象選手も異なるため、ファン投票の結果表とプラスワン投票の結果表は分けて確認する必要があります。

【プロの結論】プラスワン投票で押さえるべき判断基準とよくある誤解
プラスワン投票を理解する際に、最も重要なのは「誰が投票できるか」「誰に投票できるか」「いつ選ばれるか」の3点を混同しないことです。
まず、投票する側はファンです。一方、投票対象となる選手は、支配下登録期限、既存の選出枠、公式戦での出場実績という条件を満たしていなければなりません。ファンが応援したい選手であっても、投票対象として認められていなければ選出されることはありません。
次に、セ・リーグとパ・リーグは別々に選出されます。両リーグの票を合算して上位2人を決める方式ではなく、それぞれのリーグで得票数が最も多い選手が選ばれます。そのため、片方のリーグだけに投票する場合でも、そのリーグの選出に参加することができます。
さらに、プラスワン投票は、ファン投票や選手間投票、監督選抜の代わりになる制度ではありません。先行する選出方法で決まった出場メンバーを前提に、追加の機会を設ける仕組みです。すでに出場が決まった選手は対象外となるため、単純に「最も好きな選手をもう一度選ぶ投票」と理解すると、制度の目的を見誤ります。
この制度の価値は、最初の選出過程だけでは出場が決まらなかった選手にも、ファンの支持を反映する機会を設けていることです。シーズン中の活躍を評価するファンにとっては、追加選出の対象者を確認し、応援する選手に投票することで、オールスターのメンバー決定に参加できる機会になります。
情報を確認する際は、検索結果に表示される前年の投票日程や候補選手を、そのまま当年の情報として扱わないことも重要です。2024年と2026年では受付期間も選出選手も異なります。最新の条件や対象者を調べる場合は、NPB公式サイトの該当年度の「実施要項」「ファン投票方法」「プラスワン投票結果」を確認するのが確実です。
【オールスタープラスワン投票】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:オールスタープラスワン投票とは何ですか?
A1:ファン投票、選手間投票、監督選抜で出場選手が決まった後、いずれの方法でも選ばれていない選手から、セ・リーグとパ・リーグ各1人、合計2人をファン投票で追加選出する制度です。
Q2:2026年のプラスワン投票で選ばれた選手は誰ですか?
A2:セ・リーグは読売ジャイアンツの坂本勇人選手が30,684票、パ・リーグは福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手が31,180票を獲得して選ばれました。結果は2026年7月22日に発表されています。
Q3:2026年のプラスワン投票には今から参加できますか?
A3:できません。2026年の投票受付は7月14日午前0時から7月20日午後11時59分までで、すでに終了しています。次回の投票期間や対象選手は、次回大会のNPB公式発表で確認してください。
まとめ:2026年の結果と次回投票で失敗しないための確認ポイント
オールスタープラスワン投票は、既存の選出方法で決まった出場メンバーに、ファンの投票によって最後の追加枠を設ける制度です。2026年は坂本勇人選手と柳田悠岐選手が選出され、投票期間は7月14日から20日まで、結果発表は7月22日でした。
対象となるには、2026年5月31日までの支配下登録、他の選出方法で未選出であること、7月12日までの公式戦で所定の出場実績を満たすことが必要でした。投票はNPB公式サイトで行われ、1日1回まで、片方のリーグだけへの投票も有効とされていました。
次回のプラスワン投票に参加する際は、前年の日程を前提にせず、対象選手と受付期間を最新の公式要項で確認することが大切です。ファン投票・選手間投票・監督選抜との違いを理解しておけば、誰に投票できるのか、なぜその選手が追加選出の候補になるのかも把握しやすくなります。
プラスワン投票は、オールスターの出場選手を決める最後のファン参加型の機会です。制度の条件と投票の流れを押さえ、次回大会では公式発表を確認しながら、応援する選手の出場を後押ししましょう。
主な参照資料:NPB公式サイト「マイナビオールスターゲーム2026」プラスワン投票実施要項・ファン投票方法・投票結果、および「マイナビオールスターゲーム2024」プラスワン投票実施要項・投票結果。 (出典: オールスター プラス ワン(Yahoo!ニュース))