「パンケーキ食べたい」の元ネタは?夢屋まさると流行の経緯・現在を徹底解説
「パンケーキ食べたい、パンケーキ食べたい、パンケーキ食べたい」というフレーズを覚えているでしょうか。2019年の元日に放送された日本テレビ系『ぐるナイ おもしろ荘』をきっかけに広まったこのリズムネタは、お笑い芸人の夢屋まさるが披露したものです。耳に残る歌と独特のダンス、さらに地名を使った毒舌が組み合わさり、テレビからSNSへと広がりました。
ネタの元になった曲は、きゃりーぱみゅぱみゅの「原宿いやほい」。ただし、夢屋まさる本人がパンケーキを本当に食べたかったのか、なぜこのフレーズが大流行したのか、そして芸能界を引退した現在は何をしているのかなど、気になる点は少なくありません。2026年の視点から、本人のインタビュー、音楽レーベルの公式情報、番組出演記録、近年の報道を手がかりに、その由来と流行の全貌を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 元ネタ:夢屋まさるのリズムネタで、使用された楽曲はきゃりーぱみゅぱみゅの「原宿いやほい」です。
- 流行の理由:2019年元日の『おもしろ荘』で注目を集め、繰り返すフレーズと簡単な振り付けがテレビやSNSでの模倣につながりました。
- 現在:夢屋まさるは2022年3月31日に芸人を引退。2025年11月の報道では、テレビ朝日のプロデューサーとして番組制作に携わっています。
【元ネタは誰?】夢屋まさるのネタと「原宿いやほい」の関係
「パンケーキ食べたい」のネタを披露した人物は、元お笑い芸人の夢屋まさるです。ジェンダーレスなキャラクターと個性的な衣装で、きゃりーぱみゅぱみゅの楽曲に合わせて「パンケーキ食べたい」と繰り返しながら踊るスタイルで知られるようになりました。
2019年2月19日にORICON NEWSが掲載したインタビューでも、夢屋まさるが「原宿いやほい」に乗せてフレーズとダンスを披露する芸人として紹介されています。つまり、「パンケーキ食べたい」はきゃりーぱみゅぱみゅの歌の正式な曲名ではなく、夢屋まさるが作り上げたお笑いネタの印象的なフレーズです。
元ネタの楽曲は2017年リリースの「原宿いやほい」
使用された楽曲は、きゃりーぱみゅぱみゅの「原宿いやほい」です。ワーナーミュージック・ジャパンの公式ディスコグラフィーによると、同曲は2017年1月1日に配信が始まり、1月18日に中田ヤスタカの楽曲と組み合わせた両A面スプリット盤シングルとして発売されました。
夢屋まさるのネタが生まれたのは、その約2年後です。既存の楽曲のリズムを土台に、独自の言葉と振り付けを加えたことで、音楽とお笑いが一体になった短いパフォーマンスが完成しました。
ここで押さえたいのは、楽曲とネタの作者を混同しないことです。「原宿いやほい」はきゃりーぱみゅぱみゅの楽曲であり、「パンケーキ食べたい」というネタは夢屋まさるのもの。この区別が、元ネタを理解する最初のポイントになります。
「原宿いやほい」とパンケーキの組み合わせが生んだインパクト
「原宿いやほい」は、きゃりーぱみゅぱみゅらしいポップな世界観と、勢いのあるリズムが特徴の楽曲です。夢屋まさるは、その音楽に食べ物を求めるシンプルな言葉を重ね、動きを付けました。
原曲の歌詞をそのまま歌うのではなく、聞き慣れたリズムに別の言葉を乗せる。その意外性が笑いを生み、元の曲を知っている人にも知らない人にも伝わりやすいネタになりました。

【なぜパンケーキ?】夢屋まさる本人が明かしたネタの由来と真相
パンケーキという題材が選ばれた背景には、夢屋まさる自身が経験した、ネタ作りのための時間がありました。ORICON NEWSの2019年2月19日のインタビューによると、発想のきっかけは2018年10月ごろ。『おもしろ荘』のオーディションに向けて、喫茶店でネタを考えていたときのことです。
本人の説明では、コーヒー1杯で約6時間過ごしていたところ、店内に「期間限定のパンケーキ」と書かれたポスターが目に入りました。そのとき、きゃりーぱみゅぱみゅの曲を聴きながら空腹を感じ、「パンケーキ食べたい」という言葉とリズムが生まれたといいます。
つまり、パンケーキは最初から深い意味を持たせた象徴というより、日常の風景と空腹、音楽が結びついて生まれた題材でした。そこから、耳に残る言葉を繰り返すネタへと発展していったのです。
実はパンケーキが大好物というわけではなかった
興味深いのは、ネタの内容と本人の好みが必ずしも一致していなかったことです。日刊スポーツは2019年12月16日の記事で、夢屋まさるが実際にはパンケーキが苦手だったことを取り上げています。同年に出版されたエッセーのタイトルも『パンケーキ食べたいの人です。本当はもなか食べたい。』でした。
ここから分かるのは、「パンケーキ食べたい」という言葉を、そのまま本人の食生活や好物の告白として受け取るのは適切ではないということです。フレーズの強さと、演じる人物の実際の好みは別の話でした。
かわいい動きと毒舌が同居するネタの実態
ネタの特徴は、単純に食べ物の名前を連呼するだけではありません。「パンケーキ食べたい」という無邪気なフレーズを繰り返した後に、「新宿は汚い」「阿佐ヶ谷も汚い」「蒲田は地獄」といった、地名を題材にした毒舌を差し込む構成も知られています。
かわいらしい衣装や動きと、突然飛び出す辛口の言葉。この落差が、ネタにもう一段の意外性を加えていました。繰り返しのリズムだけでなく、次に何を言うのかという期待も、笑いを生み出す仕組みになっていたのです。
夢屋まさるはORICON NEWSのインタビューで、もともとはブラックな笑いを好んでいたことにも触れています。本人の説明を踏まえると、「パンケーキ食べたい」は単なるかわいいダンスではなく、ポップな見た目と毒のある言葉を組み合わせたキャラクター芸として捉えると理解しやすくなります。
【流行の経緯を年表で整理】おもしろ荘からTikTok、イベント出演へ
「パンケーキ食べたい」が広まった過程では、ネタの完成だけでなく、テレビでの露出、SNSでの模倣、企業イベントへの出演という複数の段階が重なりました。主な出来事を時系列で整理します。
| 時期 | 出来事 | 確認できるポイント |
|---|---|---|
| 2017年1月 | 「原宿いやほい」配信・CD発売 | きゃりーぱみゅぱみゅの楽曲が発表される |
| 2018年10月ごろ | ネタの着想 | 喫茶店のパンケーキのポスターと楽曲が発想のきっかけになったと本人が説明 |
| 2019年1月1日 | 『ぐるナイ おもしろ荘』出演 | 「パンケーキ食べたい」のネタが大きな注目を集める |
| 2019年2月 | メディアでのインタビュー掲載 | ORICON NEWSがネタの由来や本人の素顔を紹介 |
| 2019年3月18日 | パレットタウン20周年記念式典 | 夢屋まさると高橋真麻が「パンケーキ食べたい」のネタを披露 |
| 2019年12月 | NEWS AWARDS 2019 | 夢屋まさるが芸人部門を受賞 |
| 2022年3月31日 | 芸人を引退 | 本人が引退を公表し、芸能活動に区切りを付ける |
| 2025年11月 | テレビ朝日での番組制作活動が報道される | MANTANWEBがプロデューサーとしての活動を紹介 |
『新春おもしろ荘』がブレークの入口になった
流行の大きな転換点は、2019年1月1日に放送された日本テレビ系『ぐるナイ おもしろ荘』です。若手芸人の登竜門として知られる同番組で、夢屋まさるは「パンケーキ食べたい」のネタを披露しました。
夢屋まさるが2022年に自身のnoteで振り返った内容によると、出演した元日には「パンケーキ」がTwitterのトレンドに入り、LINE NEWSでも大きく取り上げられました。本人にとっても、この出演が人生の大きな転機になったといいます。
番組をきっかけに知名度が上がると、テレビ出演だけでなく、商業施設のPRイベントや企業の広告、映画の広報活動、書籍出版などへと仕事が広がりました。短いネタが、芸人本人の活動機会を一気に増やしたのです。
TikTokの「誰でもダンス」と相性がよかった理由
「パンケーキ食べたい」は、TikTokなどの短尺動画で模倣しやすいネタとしても広まりました。長いセリフや複雑な振り付けを覚える必要がなく、短いフレーズと簡単な動きだけで雰囲気を再現できます。
いわゆる「誰でもダンス」と呼ばれるような、見る側がすぐに参加できる形式と相性がよかった点は見逃せません。視聴者はネタを受け身で楽しむだけでなく、自分で踊ったり、友人とまねしたり、別の場面に当てはめたりできます。
また、短い音源は何度も繰り返して視聴してもらいやすく、言葉の意味を細かく理解していなくてもリズムを記憶できます。テレビで知ったネタをSNSで再現し、その動画を見た別の人がさらにまねる。こうした循環が、フレーズの認知を広げる助けになりました。
ただし、流行を夢屋まさる一人の発信力だけで説明するのは十分ではありません。番組が最初の認知を作り、短尺動画が模倣の機会を増やし、メディアやイベントが話題を補強したという複数の要素が重なっています。

【評判と反響】高橋真麻とのイベント出演から見えた人気の広がり
「パンケーキ食べたい」の反響は、テレビの中だけにとどまりませんでした。2019年3月18日には、パレットタウン20周年記念式典に夢屋まさるが登場。ORICON NEWSの報道では、高橋真麻とともに「パンケーキ食べたい」のネタを披露した様子が紹介されています。
このイベント出演は、ネタが単なる番組内の一発芸ではなく、商業施設の記念イベントでも披露されるほど認知されていたことを示す具体例です。本人のnoteにも、ブレーク後に商業施設のPRイベントへ出演したことが記されています。
2019年の「話題の人」として評価された
同年12月、夢屋まさるは「LINE NEWS Presents NEWS AWARDS 2019」の芸人部門を受賞しました。ORICON NEWSは授賞式の様子を報じ、夢屋まさるが「パンケーキ食べたい」のネタで大きな話題を集めたことを振り返っています。
一方で、同じ報道では、フレーズの話題性が元日に特に強く、年末まで同じ勢いが続いたわけではなかったことも伝えられています。流行の強さと持続性は別の指標です。短期間に広く知られたことは確かですが、同じフレーズが長期にわたって流行し続けたと考えるのは正確ではありません。
評判をどう読み解くべきか
このネタへの評価を理解する際は、少なくとも三つの観点を分ける必要があります。第一に、短い言葉と振り付けの覚えやすさ。第二に、かわいいキャラクターと毒舌のギャップ。第三に、テレビやSNSで繰り返し目にすることによる認知の広がりです。
一度聞けば口ずさみやすいことは、このネタの大きな強みでした。その一方、同じフレーズを何度も繰り返す構造は、好みが分かれる要素にもなります。すべての視聴者が同じように評価したと断定するのではなく、模倣のしやすさと話題性が広く認知されたことを、流行の実態として捉えるのが妥当です。
【夢屋まさるの現在】芸人引退後はテレビ朝日のプロデューサーに
「パンケーキ食べたい」の人として知られた夢屋まさるは、芸人としての活動を続ける道を選びませんでした。本人は2022年1月に引退を発表し、同年3月31日をもって芸人を引退。慶應義塾大学経済学部を卒業し、社会人として新しい道へ進むことを明らかにしました。
2022年6月の日刊スポーツなどの報道によると、夢屋まさるは同年4月からテレビ朝日に入社していました。当初は研修中で、配属は決まっていないと同局が説明していました。2022年7月には、テレビ朝日系の番組『爆問×伯山の刺さルール』にも社員として登場しています。
2025年には番組プロデューサーとして活動
さらに、2025年11月15日付のMANTANWEBは、本名の鈴木優として活動する夢屋まさるを、テレビ朝日のプロデューサーとして紹介しました。同記事によると、月替わりバラエティー枠「バラバラマンスリー」で放送された「カズレーザー100%」を手がけています。
芸人時代の夢屋まさるは、自ら舞台に立ち、キャラクターとネタで笑いを届ける立場でした。現在のキャリアでは、企画や番組制作を通じて、出演者や制作スタッフとともにコンテンツを生み出す側に回っています。
この転身を考えるうえで参考になるのが、芸人時代にテレビ番組の制作スタッフと関わった経験です。MANTANWEBの2023年のインタビューでは、本人が『おもしろ荘』で担当してくれたディレクターの仕事ぶりに憧れ、テレビ局を目指した経緯を語っています。好きなお笑いの世界に別の立場から関わりたいという考えが、転職の背景にありました。
2026年の読者が「夢屋まさるの現在」を知るうえでは、かつての芸人としての活動と、テレビ局員としてのキャリアを分けて理解することが大切です。少なくとも2025年11月の報道では、テレビ朝日のプロデューサーとして番組制作に携わる姿が紹介されています。

【混同に注意】「パンケーキが食べたくなったらペンギン」は別の番組
「パンケーキ食べたい」の由来を調べると、「パンケーキが食べたくなったらペンギン」という似た名前の作品に行き着くことがあります。しかし、こちらは夢屋まさるのネタとは別のインターネットラジオ番組です。
「パンケーキが食べたくなったらペンギン」は、長瀬ゆずはと渡会ななせによるユニット、ピニャコラーダに関係する番組でした。ユニットの告知ブログには、2016年6月22日付で、渡会ななせの声優業引退に伴い、ウェブラジオの終了と音楽ユニットの解散を伝える告知が掲載されています。
時期を比べると、こちらの番組は2016年に終了し、夢屋まさるの「パンケーキ食べたい」が大きく話題になったのは2019年です。名前に共通する「パンケーキ」という言葉が含まれているものの、両者を同じ作品やネタの発祥として扱う根拠はありません。
ネット検索では、同じ単語を含む別作品や人物の情報が並ぶことがあります。元ネタを調べる際は、タイトルが似ているかどうかだけで判断せず、公開時期、出演者、作品の種類を照らし合わせると混同を避けられます。
【パンケーキ食べたい】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:「パンケーキ食べたい」の元ネタの曲は何ですか?
A1:きゃりーぱみゅぱみゅの「原宿いやほい」です。楽曲自体は2017年に配信され、夢屋まさるがそのリズムに独自のフレーズと振り付けを加えたネタが、2019年に話題になりました。
Q2:夢屋まさるがパンケーキを食べたかったのは本当ですか?
A2:ネタの着想は、喫茶店でパンケーキのポスターを見たことと、空腹を感じていたことでした。ただし、日刊スポーツの2019年の記事では、本人は実際にはパンケーキが苦手だったと紹介されています。ネタのフレーズと本人の好物は別の話です。
Q3:夢屋まさるは現在、何をしていますか?
A3:2022年3月31日に芸人を引退し、同年4月にテレビ朝日に入社しました。2025年11月のMANTANWEBの報道では、テレビ朝日のプロデューサーとして「カズレーザー100%」などの番組制作に携わっていると紹介されています。
まとめ:パンケーキ食べたいが残したものと流行の見方
「パンケーキ食べたい」は、夢屋まさるがきゃりーぱみゅぱみゅの「原宿いやほい」に独自のフレーズとダンスを組み合わせて生み出したリズムネタです。発想のきっかけは、喫茶店で見かけたパンケーキのポスターと空腹。2019年元日の『ぐるナイ おもしろ荘』で注目を集め、SNSでの模倣やイベント出演を通じて広まりました。
その流行を支えたのは、単純な言葉の繰り返しだけではありません。まねしやすい動き、ポップな楽曲、かわいいキャラクターと毒舌のギャップ、そしてテレビから短尺動画へと広がるメディア環境が組み合わさっていました。
一方、夢屋まさる本人は2022年に芸人を引退し、テレビ朝日の社員として番組制作の道へ進んでいます。2025年の報道ではプロデューサーとして活動する姿が伝えられました。かつて一つのフレーズで知られた芸人が、現在はコンテンツを作る側に回っていることも、この話題のもう一つの側面です。
流行の元ネタを正しく理解するには、使用された楽曲、ネタを作った人物、話題になった時期、そして本人のその後を分けて考えることが欠かせません。「パンケーキ食べたい」という短いフレーズの背景には、偶然の着想からテレビでのブレーク、SNSでの拡散、そしてキャリアの転換まで、いくつもの出来事がつながっています。 (出典: パン ケーキ 食べ たい(Yahoo!ニュース))