Bリーグ年俸一覧2026最新|日本人ランキングと最低年俸・新制度を徹底解説
2026年のBリーグでは、選手の年俸をめぐる環境が大きく変わっています。日本人初の1億円プレーヤーとなった富樫勇樹選手をはじめ、渡邊雄太選手や比江島慎選手などの報酬はどれくらいなのでしょうか。Bリーグの選手個人の契約金額は、すべてが一般公開されているわけではなく、インターネット上のランキングには推定額も含まれています。
一方、2026-27シーズンから始まる新リーグ体制では、B.LEAGUE PREMIERの最低年俸800万円、B.LEAGUE ONEの最低年俸360万円など、報酬制度が具体化しました。さらに、2025年10月14日に公表された2024-25シーズンのクラブ決算概要では、千葉ジェッツのトップチーム人件費が15.2億円に達したことも明らかになっています。選手個人の年俸とチーム全体の人件費を区別しながら、最新の制度とランキングを整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 日本人選手の推定年俸:渡邊雄太選手や富樫勇樹選手らが高額報酬の代表例。ただし、2026年の公式個人別ランキングは公表されていません。
- 最低年俸と新人制度:新リーグ体制ではB.LEAGUE PREMIERが800万円、B.LEAGUE ONEが360万円。新人選手には別途、報酬に関する規定があります。
- 千葉ジェッツの人件費:2024-25シーズンのトップチーム人件費は15.2億円。選手だけでなく、コーチなどのチームスタッフも含む数字です。
【2026年最新】Bリーグ日本人選手の推定年俸ランキング
Bリーグの年俸ランキングを調べるうえで、最初に押さえたいのは、選手個人の報酬が一律に公開されているわけではないという点です。2026年の推定ランキングとして紹介される情報には、過去に公表された契約額や、各種メディアによる推計が混在しています。
民間メディアの推計例では、渡邊雄太選手、富樫勇樹選手、比江島慎選手、馬場雄大選手らが高額報酬の候補として挙げられています。以下は報道・民間推計を参考にした目安であり、B.LEAGUEが認定した2026年の公式順位ではありません。金額の公表時期や推計方法が異なるため、厳密な同一年度比較にも注意が必要です。
| 順位・区分 | 選手名 | 年俸の参考額 | 確認しておきたいポイント |
|---|---|---|---|
| 1位相当の推計例 | 渡邊雄太 | 約3億円 | 民間メディアによる推計例。現在の個人契約額が公式に確定公表された数字ではありません。 |
| 高額報酬の代表例 | 富樫勇樹 | 1億円超 | 2019年の契約更改時に、日本人初の1億円プレーヤーとなったことが公表されています。現在の年俸は別途確認が必要です。 |
| 推計上の上位例 | 比江島慎 | 約7,000万円 | 民間メディアによる推計例であり、現行契約の公式金額ではありません。 |
| 推計上の上位例 | 馬場雄大 | 約4,500万円 | 民間メディアによる推計例。契約条件やインセンティブの詳細は別問題です。 |
この表の金額は、契約書に基づく統一的な公式ランキングではありません。特に富樫選手について確かな節目となるのは、2019年6月の契約更改で基本報酬が1億円を超え、日本人初の1億円プレーヤーになったことです。2024年には千葉ジェッツとの2027-28シーズンまでの4年契約が発表されましたが、契約年数が明らかになったことと、現在の年俸が公開されたことは同じではありません。
富樫選手は2018-19シーズンにレギュラーシーズンMVPを獲得し、司令塔としてチームをけん引しました。高額報酬の評価では得点数や身長といった単一の指標だけでなく、ゲームメーク、勝利への貢献、日本代表での実績、集客力、チームの象徴としての価値なども関係します。
また、外国籍選手やNBA経験を持つ選手が高額報酬を得るケースもあります。日本人選手だけのランキングと、リーグ全体の最高年俸ランキングは別のものとして見る必要があります。

【平均・最低年俸】Bリーグの選手は年間いくら稼ぐ?
Bリーグの平均年俸について、民間記事ではB1リーグの目安として1,000万〜1,500万円という数字が紹介されることがあります。ただし、これは2026年の全選手を対象にした公式平均として確定した数字ではありません。外国籍選手を含むか、日本人選手だけを対象にするか、基本報酬のみかインセンティブも含むかによって、平均額は変わります。
過去の参考データとして、2019年6月の富樫選手の契約発表時には、日本人選手の平均年俸が1,310万円、日本代表選手の平均が3,010万円と報じられました。これは当時の数字であり、2026年の平均値としてそのまま使用することはできません。
一方、最低年俸は制度上の基準を確認できます。2026-27シーズンの新リーグ体制では、B.LEAGUE PREMIERとB.LEAGUE ONEで異なる最低年俸が設定されています。従来の「B1リーグ最低年俸360万円」という検索情報も見られますが、新制度の区分名と旧B1の呼称は混同しないことが大切です。
B.LEAGUE公式のサラリーキャップ制度で示されている基本的な基準は、B.LEAGUE PREMIERが最低年俸800万円、B.LEAGUE ONEが360万円、B.LEAGUE NEXTが290万円です。いずれも消費税別の金額で、選手の経歴や新人向けの規定などによって扱いが異なります。
最低年俸は、すべての選手が実際に受け取る平均額でも、全選手の報酬を保証する一律の数字でもありません。新人選手には別の報酬規定が設けられており、契約区分を見ずに最低年俸だけを比較すると、制度を正確に理解できなくなります。
【B.LEAGUE PREMIER】新人選手の年俸上限とドラフト制度
2026-27シーズンから始まるB.LEAGUE PREMIERでは、最低年俸800万円を基準とする新しい契約制度が導入されています。新人選手は通常のベテラン選手と同じ条件で自由に報酬を決めるのではなく、ドラフトの指名順位や選手の経歴に応じた報酬表に準じて契約する仕組みです。
さらに、B.LEAGUEは2026年9月9日にドラフト制度の改定を発表しました。2026-27シーズン開催の第2回ドラフトから、3巡目以降に指名された選手は一律800万円とする方針が示されています。世界大会経験選手については改定の対象外です。3巡目以降の選手には育成契約選手制度を自動適用し、対象年齢の期間に限って最長4年間の複数年契約を可能にする変更も盛り込まれました。
この変更の狙いは、単に新人の年俸を抑えることではありません。クラブが若手を育成する時間を確保しながら、指名順位に応じた契約を明確にすることにもあります。新人選手にとっては、入団時の報酬だけでなく、育成契約の期間や出場機会、その後の契約更新までを含めてキャリアを考える必要があります。
一方、B.LEAGUE PREMIERのサラリーキャップは8億円、下限額に当たるサラリーフロアは5億円です。B.LEAGUE ONEでは、本入会クラブの上限が4億円、下限が1.5億円となっています。これはクラブ単位で管理される報酬総額の制度であり、個々の選手の年俸上限と同じ意味ではありません。
なお、B.LEAGUE公式資料では、サラリーキャップの金額改定について2026年12月の理事会で決定するとしています。2026年10月時点では、今後の制度変更が2026-27シーズン以降の契約環境に影響する可能性もあります。

【千葉ジェッツ】トップチーム人件費15.2億円と選手年俸の違い
2026年4月16日にB.LEAGUE公式サイトで紹介された決算分析では、千葉ジェッツが2024-25シーズンのトップチーム人件費として15.2億円を計上し、リーグ1位となりました。根拠となるのは、B.LEAGUEが2025年10月14日に公表した「2024-25シーズン(2024年度)クラブ決算概要」です。
千葉ジェッツのトップチーム人件費は、2023-24シーズンと比較して5.3億円増加しました。渡邊雄太選手の加入やトレヴァー・グリーソンヘッドコーチの就任など、チーム強化の動きが背景として挙げられています。トップチーム人件費には選手だけでなく、コーチなどのチームスタッフの人件費も含まれます。
ここで重要なのは、15.2億円を選手全員の年俸合計と読み替えないことです。クラブ決算上のトップチーム人件費と、リーグのサラリーキャップ制度で計上する報酬額は、対象範囲や計算方法が異なります。そのため、15.2億円からサラリーキャップ8億円を単純に引き算し、その差額がそのまま選手年俸の削減額になると考えるのは正確ではありません。
サラリーキャップ制度には、住居や交通手段、航空券、固定インセンティブなどを所定のルールに従って計上する仕組みがあります。また、一定の条件を満たすスター選手1人について、クラブ内最高額の契約が1.5億円以上であっても、制度上は1.5億円として計上する特例があります。
クラブの人件費が大きいことは、戦力強化への投資規模を知る手がかりになります。しかし、投資額が大きいほど必ず優勝するわけではありません。選手編成、故障への対応、育成、コーチング、チームの連携など、支出額だけでは測れない要素も勝敗を左右します。
【歴代ランキングとNBA比較】Bリーガーの年俸はどう変わった?
Bリーガーの年俸ランキングを振り返る際、象徴的な出来事が2019年の富樫勇樹選手の1億円契約です。日本人初の1億円プレーヤーの誕生は、プロバスケットボール選手の報酬水準が新しい段階に入ったことを示しました。その後も、代表経験や海外でのプレー経験、チームへの貢献度を背景に、高額契約が話題になる選手が登場しています。
ただし、歴代ランキングを正確に作るには、年ごとの契約額を同じ基準で比較しなければなりません。過去に報道された推定年俸と、本人やクラブが公表した基本報酬、出来高を含む総報酬を混ぜると、順位が実態を反映しなくなる可能性があります。
NBAとの年収比較でも、同じ注意が必要です。2026年10月に公表された米経済誌フォーブスの高額所得選手関連データでは、ステフィン・カリーのコート内収入は6,260万ドル、コート外収入は1億4,100万ドルと推計されています。合計の2億360万ドルにはスポンサー契約などの収入も含まれるため、これをそのままNBAチームから受け取る年俸とみなすことはできません。
NBAとBリーグでは、リーグの市場規模、放映権やスポンサー収入、選手の知名度、契約制度などが異なります。NBAのスター選手の総収入と、Bリーグ選手の基本年俸を比較すれば、大きな差が生まれるのは当然です。公平に比較するには、基本報酬同士、またはスポンサー収入などを含む総収入同士で条件をそろえる必要があります。
日本のバスケットボール界で選手の報酬水準を考える際には、個人の契約額だけでなく、クラブの売上規模、リーグ全体の成長、育成環境、競技レベルの向上も重要です。サラリーキャップやドラフト制度は、資金力のあるクラブだけに有利な構造を固定するのではなく、リーグ全体の競争力を高めるための制度として位置づけられています。

【プロの結論】Bリーグの年俸一覧で確認すべき3つの基準
Bリーグの年俸を調べるときは、数字の大きさだけで選手を順位づけるのではなく、情報の性質を見分けることが大切です。2026年の報酬環境を理解するために、次の3点を押さえておきましょう。
第一に、公式発表と推定額を区別すること。選手本人やクラブが公表した契約金額は、民間メディアが推計した金額とは根拠が異なります。推定年俸ランキングを見る場合は、対象シーズン、推計方法、インセンティブの扱いを確認しましょう。
第二に、個人年俸とクラブ人件費を分けること。千葉ジェッツの15.2億円という数字は、トップチーム全体の人件費です。特定の選手がその金額のどれだけを受け取っているかは、この数字だけでは判断できません。
第三に、新リーグ制度の区分と適用時期を確認すること。最低年俸800万円や360万円という数字は、2026-27シーズンのB.LEAGUE PREMIER、B.LEAGUE ONEなどの制度に基づくものです。旧B1の数字と新制度の基準を同列に扱わないことが、誤解を防ぐポイントです。
ファンが選手の市場価値を考える場合も、年俸だけを実力の指標にするのは適切ではありません。得点やアシスト、守備への貢献、出場時間、故障リスク、契約期間、チーム内で担う役割などを合わせて見ることで、報酬と競技上の価値の関係が理解しやすくなります。
【Bリーグ年俸一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:Bリーグで最も年俸が高い日本人選手は誰ですか?
A1:2026年の公式な個人別年俸ランキングは公表されていません。民間の推計では渡邊雄太選手や富樫勇樹選手らが高額報酬の候補として挙げられていますが、推定額と公式に公表された契約額は区別する必要があります。
Q2:B1リーグの平均年俸は1,000万〜1,500万円ですか?
A2:民間記事などで目安として紹介される範囲ですが、2026年の公式平均値として確定した数字ではありません。対象選手や報酬の定義によって平均は変わります。
Q3:Bリーグの最低年俸は360万円ですか?
A3:2026-27シーズンの新リーグ制度では、B.LEAGUE ONEの最低年俸は360万円、B.LEAGUE PREMIERは800万円、B.LEAGUE NEXTは290万円です。消費税別であり、新人選手には別の報酬規定も設けられています。
Q4:B.LEAGUE PREMIERの新人選手は年俸800万円ですか?
A4:800万円はB.LEAGUE PREMIERの最低年俸です。新人選手の報酬はドラフトの指名順位などに応じた規定に準じます。2026-27シーズン開催の第2回ドラフトからは、3巡目以降の指名選手を一律800万円とする改定が発表されています。
Q5:千葉ジェッツの人件費15.2億円は選手の年俸総額ですか?
A5:いいえ。2024-25シーズンのトップチーム人件費で、選手に加えてコーチなどのチームスタッフの人件費も含まれます。各選手の個人年俸を示す数字ではありません。
まとめ:2026年のBリーグ年俸は制度と実態を分けて見る
2026年のBリーグでは、渡邊雄太選手や富樫勇樹選手らの推定年俸が関心を集める一方、個人別の公式ランキングは公表されていません。推定ランキングは選手の市場価値を考える参考になりますが、過去の公表額と現在の推定額を混同しないことが大切です。
2026-27シーズンの新リーグ体制では、B.LEAGUE PREMIERの最低年俸800万円、B.LEAGUE ONEの最低年俸360万円などの基準が設けられ、新人選手の契約にもドラフト制度が関わります。さらに、千葉ジェッツのトップチーム人件費15.2億円という決算データは、個人年俸とは別の視点からクラブの投資規模を示しています。
今後はサラリーキャップの運用やドラフト制度の改定、クラブの経営規模によって、選手の契約環境が変わる可能性があります。Bリーグの年俸を正しく理解するには、金額だけでなく、公表主体、対象シーズン、契約区分、集計範囲まで確認することが欠かせません。
主な参照資料:B.LEAGUE公式「サラリーキャップ制度」「ドラフト制度の改定」「2024-25シーズン(2024年度)クラブ決算概要」、B.LEAGUE公式掲載の富樫勇樹選手の契約関連記事、フォーブスの2026年高額所得選手関連データ。
(出典: b リーグ 年俸 一覧(Yahoo!ニュース))