メッシの年俸全盛期はいくら?最高額約106億円と2026年の現在を徹底解説
リオネル・メッシの年俸は、全盛期のバルセロナ時代にいくらまで上がったのでしょうか。2020年の米経済誌フォーブスの推計では、メッシの年間給与は9200万ドルに達し、当時の為替レートによっては約106億円と紹介される規模でした。さらに、2017年に結んだバルセロナとの4年契約は、総額5億5523万ユーロ超、円換算で約705億円と報じられています。
一方、2026年のメッシはMLSのインテル・マイアミに所属。MLS選手会(MLSPA)が公表した給与データでは、年間の保証報酬が2833万3333ドルとなっています。ただし、スポンサー契約などを含む総収入はクラブ給与とは別の数字です。全盛期の最高年俸、契約総額、現在の給与、年収を分けて整理すると、メッシの収入の実態が見えてきます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 全盛期の給与:2020年のフォーブス推計は年俸相当の給与9200万ドル。約106億円という数字は為替換算による目安。
- バルセロナの4年契約:2017年に結んだ契約は総額5億5523万7619ユーロと報道され、給与以外の権利やボーナスなども含む。
- 2026年の現在:MLSPA公表の保証報酬は約2833万ドル。一方、フォーブスの年間総収入推計は1億4500万ドルで、給与と総収入には大きな違いがある。
【結論】メッシの年俸全盛期は約106億円?最高額の正体を解説
メッシの全盛期の年俸を調べると、約106億円、約100億円超、4年総額約705億円など、複数の数字が見つかります。これらは必ずしも矛盾しているわけではなく、集計対象や為替換算の条件が異なります。
約106億円という数字の根拠として挙げられるのが、フォーブスが2020年9月に発表したサッカー選手の高収入ランキングです。同誌は当時のメッシの年間給与を9200万ドル、スポンサー契約などによる収入を3400万ドル、総収入を1億2600万ドルと推計しました。
9200万ドルを1ドル=115円で換算すると、約105億8000万円です。これが約106億円という金額の一つの説明になります。ただし、円換算額は為替レートによって変わり、9200万ドルという給与推計自体もクラブが毎年公式発表した年俸一覧ではありません。
さらに、2021年1月にスペイン紙エル・ムンドが報じたバルセロナとの4年契約は、固定給、変動報酬、肖像権関連の収入などを含む総額5億5523万7619ユーロでした。これは年俸だけを表す数字ではありません。
つまり、メッシの最高年俸を知りたいなら、給与の推計額と契約全体の総額を区別することが出発点になります。

【年俸推移】2005年から2020年までメッシの給与はどう変化した?
メッシの給与は、バルセロナのトップチームに定着してから、契約更新と競技面での実績を重ねるにつれて上昇しました。2005年のプロ契約から2020年の世界最高水準の給与推計まで、主な転換点を振り返ります。
2005年:トップチームの選手として契約
ESPNがまとめたバルセロナとの契約史によると、メッシは2005年6月、18歳の誕生日に合わせてトップチームの選手として契約を結びました。契約期間は2010年までで、当時からクラブが将来性を高く評価していたことがうかがえます。
同年9月には契約を再び更新。現地メディアの報道では、給与が倍増したと伝えられました。若手選手だったメッシの評価が短期間で上がり、契約条件にも反映された時期です。
2007〜2010年:主力選手として給与が上昇
ESPNの契約史によれば、2007年には週給10万ユーロと報じられ、2008年にはロナウジーニョの退団後、クラブで最も高給の選手になったと伝えられました。その後も契約更新が続き、チームの中心選手としての地位が給与に反映されていきます。
この段階で重要なのは、年俸が単に出場試合数だけで決まったわけではない点です。得点力やタイトル獲得への貢献に加え、クラブの顔としての価値、肖像権、契約更新時の交渉力なども、報酬を押し上げる要因になりました。
2017〜2020年:歴史的な契約と最高水準の給与
2017年11月、メッシはバルセロナとの契約を2021年6月まで延長しました。この契約について2021年に明らかになった報道では、4年間の総額が5億5523万7619ユーロに達するとされました。
そして2020年、フォーブスはメッシの年間給与を9200万ドルと推計。スポンサー収入などを加えた総収入は1億2600万ドルで、同年のサッカー選手ランキングではクリスティアーノ・ロナウドの1億1700万ドル、ネイマールの9600万ドルを上回りました。
2005年から2020年までの流れを見ると、若手時代の契約から世界最高水準の報酬へと上昇したことが分かります。ただし、シーズンごとの年俸を厳密に比較するには、固定給、ボーナス、税引き前後、肖像権収入の扱いをそろえる必要があります。
【契約の真相】バルセロナの4年総額705億円は何を意味する?
メッシの最高年俸をめぐる議論で、特に混同されやすいのが「約106億円」と「4年総額約705億円」です。後者は2021年1月、スペイン紙エル・ムンドが報じた契約内容をもとに広く伝えられた金額です。
BBCやスペインのエル・パイスなども、この報道を取り上げました。報じられた契約額は、2017年から2021年までの4年間で5億5523万7619ユーロ。1ユーロ=約127円で換算すると、約705億円になります。
4年契約の内訳で押さえたいポイント
報道された契約には、固定給だけでなく、肖像権関連の収入、契約更新に伴うボーナス、忠誠に関するボーナス、成績などに応じた変動報酬が含まれていました。契約の総額を4で割った金額を、そのまま毎年の基本給とみなすことはできません。
報道上の年平均は約1億3881万ユーロです。しかし、これは契約に含まれる各種報酬を含めた総額を年平均にした数字であり、フォーブスが2020年に推計した給与9200万ドルとは集計の対象が異なります。
また、契約総額はユーロ建てで報じられたため、約705億円という円換算額は為替レート次第で変動します。円換算された数字だけを比較すると、為替の変化が年俸そのものの増減に見えてしまう点にも注意が必要です。
契約の詳細が報じられた当時、バルセロナは契約文書の公表に遺憾の意を示し、文書の公表に関する法的措置を検討すると表明しました。したがって、4年総額という数字は、クラブが一般向けに発表した給与表というより、契約報道に基づく金額として理解するのが適切です。

【2026年最新】インテル・マイアミでの年俸はいくら?全盛期と比較
2026年のメッシは、米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミに所属しています。MLS選手会(MLSPA)が2026年4月14日時点の給与データとして公表した資料では、メッシの基本給は2500万ドル、年間の保証報酬は2833万3333ドルでした。
2026年10月22日の参考為替レートである1ドル=約157円を使うと、保証報酬は約44億5000万円、基本給は約39億3000万円に相当します。これはあくまで為替換算の目安であり、税金や代理人手数料などを差し引いた手取り額ではありません。
AP通信が2026年5月12日に報じたMLSPAの給与データでも、メッシの保証報酬は約2833万ドルとされています。基本給と保証報酬の違いは、契約期間にわたる各種の保証ボーナスなどを年額換算して含めるかどうかにあります。
全盛期の2020年にフォーブスが推計した給与9200万ドルと比べると、2026年のMLS保証報酬2833万ドルは、ドル建てで約31%の水準です。ただし、両者は集計方法が完全に同一ではないため、厳密な契約条件の比較ではなく、報酬規模の目安として見る必要があります。
一方、2026年10月に公表されたフォーブスのサッカー選手高収入ランキングでは、メッシの年間収入は1億4500万ドルと推計されました。内訳は競技関連の収入が7000万ドル、競技外の収入が7500万ドルです。先ほどの為替レートで換算すると、総額は約228億円になります。
つまり、バルセロナ時代に比べてクラブからの保証報酬は小さくなっている一方、スポンサー契約などを含めた年間総収入は依然として200億円を超える水準にあります。現在のメッシを評価する際は、給与だけでなく、世界的な知名度を背景にした商業収入も見る必要があります。
| 時期・項目 | 報酬・収入の目安 | 数字の意味 |
|---|---|---|
| 2005年 | 若手選手としてプロ契約 | トップチームとの契約を結び、同年に契約条件を再更新 |
| 2007年 | 週給10万ユーロとの報道 | 主力選手として給与が上昇 |
| 2017〜2021年 | 4年総額約5億5524万ユーロ | 固定給、変動報酬、肖像権関連収入などを含む契約報道 |
| 2020年 | 給与9200万ドル | フォーブス推計。約106億円は為替換算による目安 |
| 2026年・MLS | 保証報酬約2833万ドル | MLSPA公表値。参考レートで約44億5000万円 |
| 2026年・総収入 | 約1億4500万ドル | フォーブス推計。スポンサーなどを含め約228億円相当 |
【年俸と年収の違い】日給・時給・1分間の収入はいくら?
メッシの収入を理解するうえで、年俸と年収を同じものとして扱わないことが重要です。年俸は通常、クラブとの契約に基づく年間の給与を指します。一方、年間総収入は給与に加え、スポンサー契約、広告、肖像権関連収入、事業収入などを含む場合があります。
フォーブスの2026年推計では、メッシの年間総収入は1億4500万ドルです。これに対して、MLSPAの保証報酬は2833万3333ドル。前者は複数の収入源をまとめた推計であり、後者はMLSの選手給与データです。両者は対象範囲が違うため、同じ「年俸」として並べると誤解につながります。
2026年の保証報酬を日給・時給・分給に換算すると
MLSPAの保証報酬2833万3333ドルを、参考レートの1ドル=157円で換算した約44億5000万円を使い、365日間休みなく収入が発生すると仮定すると、次のようになります。
- 日給換算:約1219万円
- 時給換算:約50万8000円
- 1分間の収入:約8460円
ただし、これは年間報酬を時間で割った計算上の数字です。実際に毎日この金額が支払われるわけではなく、試合に出場している時間だけの収入を示すものでもありません。
「1分間で265ユーロ稼ぐ」というESPNの話は本当?
ESPNのサッカー専門SNS投稿として紹介された「メッシは1分間に265ユーロ稼ぐ」という数字も、同じ考え方で読み解けます。1年を525600分として計算すると、1分265ユーロは年間約1億3933万ユーロに相当します。これは、バルセロナとの契約で報じられた年平均約1億3881万ユーロに近い水準です。
つまり、この数字は契約報道に基づく年平均額を1年の全時間に割り振った概算として理解できます。メッシが試合中の1分間に265ユーロを受け取るという意味でも、2026年の給与を示す数字でもありません。
同様に、総収入を日給や時給に換算すれば、保証報酬だけで計算した場合よりも大きな数字になります。何を分子にするかによって結果が変わるため、日給や分給の数字を見るときは、給与ベースなのか、総収入ベースなのかを確認することが欠かせません。
【歴代選手と比較】メッシの年俸が高額になった理由とよくある誤解
メッシの報酬が世界最高水準に達した背景には、競技力だけでなく、クラブやスポンサーにとっての商業的価値があります。バルセロナ時代には、得点やタイトル獲得への貢献に加え、長期にわたってチームの中心であり続けたことが契約交渉での強みになりました。
2020年のフォーブスによるサッカー選手ランキングでは、メッシの総収入は1億2600万ドル、クリスティアーノ・ロナウドは1億1700万ドル、ネイマールは9600万ドルでした。メッシは給与だけでなく、スポンサー収入を合わせた総額でも同時代のトップ選手を上回っていました。
2026年のインテル・マイアミでは、MLSの給与体系に基づく保証報酬に加え、リーグの商業パートナーやスポンサーとの契約が収入を支える要素となっています。インテル・マイアミの共同オーナー、ホルヘ・マス氏も2026年3月、メッシに関する年間の報酬規模について、持ち分なども含めて7000万〜8000万ドルに達すると説明したとブルームバーグが報じました。この発言とフォーブスの総収入推計は集計範囲が異なるため、単純に同じ金額として扱うべきではありません。
メッシの年俸をめぐる3つの誤解
誤解1:4年総額705億円は、毎年の年俸が約176億円だったという意味。
4年総額には給与以外の報酬やボーナスなどが含まれます。契約総額を4で割った数字は年平均にすぎず、毎年の基本給と同じではありません。
誤解2:2026年の年俸が約44億円なら、年間収入も約44億円。
約44億5000万円は、MLSPAが公表した保証報酬を円換算した金額です。スポンサー契約などを含む総収入は別に推計されており、フォーブスの2026年推計では約228億円相当です。
誤解3:約106億円と約705億円は、同じ基準で比較できる。
約106億円は2020年の給与推計をドルから円に換算した目安であり、約705億円は4年間の契約総額をユーロから円に換算した金額です。通貨も集計対象も違うため、数字の大小だけで年俸の増減を判断することはできません。
【プロの結論】メッシの報酬を正しく比較する判断基準
メッシの全盛期と現在を比較するときは、次の3点を確認すると数字の意味を取り違えにくくなります。
- 契約の対象:基本給、保証報酬、ボーナス込みの契約総額のどれなのか。
- 収入の範囲:クラブからの給与だけか、スポンサーや事業などの収入も含むのか。
- 換算の条件:ドルやユーロの原額、換算に使った為替レート、税引き前か税引き後か。
この3点をそろえると、全盛期の給与が突出していたことと、2026年も総収入が高い水準にあることを矛盾なく理解できます。クラブ給与の減少と、選手としての経済的価値の低下は、必ずしも同じ意味ではありません。
【メッシ年俸全盛期】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:メッシの最高年俸は約106億円で確定していますか?
A1:厳密に確定した公式の円建て最高年俸ではありません。2020年のフォーブス推計による給与9200万ドルを、1ドル=115円程度で換算すると約106億円になります。為替レートや集計方法によって金額は変わります。
Q2:バルセロナ時代の4年総額705億円は、年俸の4年分ですか?
A2:2017年から2021年までの契約について報じられた総額で、固定給だけでなく、ボーナスや肖像権関連収入なども含まれます。単純に毎年の基本給を4年分足した数字とは異なります。
Q3:2026年のメッシの年俸はいくらですか?
A3:MLSPAの2026年給与データでは、インテル・マイアミでの基本給は2500万ドル、保証報酬は2833万3333ドルです。1ドル=157円で換算すると、保証報酬は約44億5000万円になります。
Q4:メッシの年収は200億円を超えていますか?
A4:2026年10月に公表されたフォーブスのサッカー選手高収入ランキングでは、年間総収入は1億4500万ドルと推計されています。1ドル=157円で換算すると約228億円です。ただし、これは給与だけでなく競技外の収入も含む推計です。
Q5:メッシは1分間に265ユーロ稼いでいるのですか?
A5:この数字は、バルセロナ時代の契約報道にある年平均額を1年の全時間に割り振った概算として理解できます。実際の試合時間に対する報酬や、2026年の現在の給与を表すものではありません。
まとめ:メッシの全盛期と現在を比較するときのポイント
メッシの年俸全盛期を象徴する数字は、2020年のフォーブス推計による給与9200万ドルと、バルセロナとの4年契約で報じられた総額5億5523万ユーロ超です。約106億円と約705億円という数字は、集計対象と契約期間が違うため、同じ尺度で比較することはできません。
2026年のインテル・マイアミでの保証報酬は2833万ドル超で、全盛期の給与推計より小さくなっています。しかし、スポンサーなどを含む総収入は、フォーブスの推計で約228億円相当です。クラブ給与と総収入を分けて見ることで、メッシの収入の現在地を正しく把握できます。
今後、メッシの年俸や年収に関するニュースを読む際も、数字だけで判断せず、契約の対象、集計範囲、通貨と為替レートを確認することが大切です。それが、全盛期の歴史的な報酬と2026年の現在を正確に比較するための最も確かな方法です。 (出典: メッシ 年俸 全盛期(Yahoo!ニュース))