ぶりぶりざえもんの声優は誰?塩沢兼人から神谷浩史への交代理由と歴代出演作を徹底解説
『クレヨンしんちゃん』に登場する救いのヒーロー、ぶりぶりざえもん。初代の声を担当したのは塩沢兼人さんで、現在の声優は神谷浩史さんです。2000年に塩沢さんが逝去した後、長い間セリフのないキャラクターとして登場し続け、2016年5月に約16年ぶりの復活を果たしました。
なぜ声優が交代したのか、塩沢兼人さんと神谷浩史さんでは演技にどのような違いがあるのか。そして、神谷さんは役を引き継いだ際に何を語ったのでしょうか。テレビ朝日の公式発表や声優本人のインタビュー、劇場版の出演情報をもとに、2026年現在の担当声優から歴代出演歴までを整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の声優:2016年から神谷浩史さんが2代目を担当。2026年現在も神谷さんが知られています。
- 初代からの交代理由:塩沢兼人さんが2000年に逝去。長年にわたりセリフのない出演が続き、25周年を機に復活が実現しました。
- 復活と映画出演:2016年5月13日放送のエピソードで復活し、2020年の劇場版第28作で神谷さんが映画デビューを果たしました。
【2026年最新】ぶりぶりざえもんの声優は神谷浩史!初代は塩沢兼人
2026年現在、ぶりぶりざえもんの声優として知られているのは、声優の神谷浩史さんです。初代を務めた塩沢兼人さんからバトンを受け継ぎ、2016年からテレビアニメでのセリフ付きの出演を担当しています。
ぶりぶりざえもんは、臼井儀人さんの漫画『クレヨンしんちゃん』に登場する、豚をモチーフにした半人型のキャラクターです。自らを「救いのヒーロー」と称する一方、助けた相手に高額な救い料を要求したり、状況によって敵味方をあっさり変えたりする、独特の憎めなさが魅力です。
初代声優の塩沢兼人さんは、1994年から2000年までアニメ版の声を担当しました。塩沢さんの逝去後も、ぶりぶりざえもんというキャラクター自体が作品から消えたわけではありません。登場してもセリフを発しない形が続いたため、長年のファンにとっては「姿は見えるのに声が聞けない」という特別な存在になっていました。
その状況が変わったのが2016年です。テレビ朝日は『クレヨンしんちゃん』の25周年を機に、神谷さんが新たな声優として決定したことを発表しました。神谷さんは塩沢さんと同じ青二プロダクションに所属する後輩でもあり、このキャスティングには作品の歴史と声優同士のつながりという側面もありました。

【歴代声優の年表】1994年から2016年の復活までを時系列で整理
ぶりぶりざえもんの声優交代を理解するには、初代の担当期間、セリフのない時期、そして2代目の登場を分けて考えると分かりやすくなります。
| 時期 | 声優・出演状況 | 主な出来事 |
|---|---|---|
| 1994年9月26日〜2000年5月19日 | 塩沢兼人さん | テレビアニメで初代を担当。劇場版第4作・第6作・第7作にも出演。 |
| 2000年 | 塩沢兼人さん逝去 | 以降、セリフのない登場が続く。 |
| 2016年5月13日 | 神谷浩史さん | 第894話Bパートで復活。「ぶりぶりざえもんの冒険 覚醒編」が放送される。 |
| 2016年5月20日 | 神谷浩史さん | 「ぶりぶりざえもんの冒険 閃光編」が放送され、2週連続で復活を盛り上げる。 |
| 2020年9月11日 | 神谷浩史さん | 劇場版第28作『激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』で映画デビュー。 |
| 2026年現在 | 神谷浩史さん | 2016年に始まった2代目体制が続いている。 |
この年表で注目したいのは、塩沢さんの担当期間と、神谷さんが登場するまでの空白期間です。塩沢さんが最後に担当した時期から神谷さんの復活までは、およそ16年に及びます。
また、2016年の復活は単発のサプライズ出演ではありませんでした。5月13日と20日の2週連続で「ぶりぶりざえもんの冒険」が放送され、キャラクターの再始動が明確に打ち出されました。初回にあたる第894話Bパートは、現在の声優を調べるうえでも重要なエピソードです。
【声優交代の理由】塩沢兼人さんの逝去から16年、なぜ復活できたのか
ぶりぶりざえもんの声優交代の直接的な背景には、初代声優の塩沢兼人さんが2000年に逝去したことがあります。塩沢さんは独特の声質と演技で多くの役を演じてきた声優であり、ぶりぶりざえもんも代表的な担当キャラクターの一つでした。
塩沢さんが亡くなった後、作品ではキャラクターそのものを退場させるのではなく、セリフを与えずに登場させる方法が取られました。つまり、ぶりぶりざえもんの存在は維持しながら、声の部分については長期間、新たな担当者を立てない状態が続いたのです。
テレビ朝日の2016年の発表では、塩沢さんの逝去後、ぶりぶりざえもんはアニメに登場することがあってもセリフのない出演となっていたことが説明されています。そして、シリーズ25周年を機に神谷さんへの交代と復活が発表されました。
神谷さん自身も、2016年の公式インタビューで、先代への敬意から16年間セリフがなかったという経緯を知っていたと説明しています。過去の担当者への敬意を無視できないという思いがあり、塩沢さんが所属していた事務所の後輩として、その精神をどこかに受け継ぎたいと考えていたこともうかがえます。
ただし、交代の理由を単に「塩沢さんの代役が必要になったから」と捉えると、経緯の重要な部分を見落としてしまいます。長い間、セリフのない出演が続いたこと、シリーズの節目に復活企画が実現したこと、そして神谷さんがオーディションを経て選ばれたこと。この3点が、2016年の再始動を理解するうえで欠かせません。
神谷さんは2016年の公式コメントで、役が決まった際の喜びと責任の重さを語っています。歴史のある作品であり、先代が事務所の先輩だったからこそ、引き継ぐことは大きな意味を持っていたのです。

【塩沢兼人と神谷浩史を比較】声や演技の違いはどこにある?
初代の塩沢兼人さんと2代目の神谷浩史さんは、同じキャラクターを演じながら、それぞれ異なる時代のぶりぶりざえもんを作り上げています。比較する際は、声の高さや響きだけでなく、キャラクターの性格をどのように表現しているかにも注目したいところです。
塩沢兼人さんのぶりぶりざえもんは、初代ならではの存在感が特徴です。気取った口調や芝居がかったセリフ回しが、本人の自信過剰な態度と結びつき、どこか気品を漂わせながらも、実際には非常に打算的というギャップを生み出していました。塩沢さんの声を知るファンにとっては、この独特の響きそのものがキャラクターの印象と深く結びついています。
神谷浩史さんのぶりぶりざえもんは、先代への敬意を踏まえながら、新しい世代の視聴者にも伝わる演技として再構築されています。神谷さんはテレビ朝日の公式インタビューで、クールでずる賢く、お金にがめつい一方、人間くささも持つキャラクターへの共感を語りました。
さらに、2020年の劇場版に関するシネマトゥデイのインタビューでは、京極尚彦監督から「昭和のスター」のような演技を求められたことを明かしています。神谷さんは石原裕次郎さんをイメージしながら役づくりをしたと説明しており、単純に初代の声を再現するのではなく、キャラクターの自信や大げさな格好よさを表現しようとしたことが分かります。
両者の違いを整理すると、次のようになります。
- 塩沢兼人さん:初代としての独特な声の響きと、気取った芝居がキャラクターの印象を形作った。
- 神谷浩史さん:先代への敬意を持ちながら、作品の現在の演出に合ったテンポと表現で役を引き継いだ。
- 共通する魅力:自信満々なのに頼りにならず、ずる賢いのに憎めないという、ぶりぶりざえもんの矛盾した個性。
どちらが優れているかという単純な比較ではなく、初代の演技がキャラクターの原点を作り、2代目がその魅力を新しい作品へとつないでいる点が重要です。声優が変わっても、ぶりぶりざえもんらしさの核となる性格や笑いの構造は受け継がれています。
【映画版の声優】神谷浩史の劇場版デビューは第28作
ぶりぶりざえもんは、テレビアニメだけでなく劇場版『クレヨンしんちゃん』でも印象的な活躍をしてきました。初代の塩沢兼人さんは劇場版第4作・第6作・第7作に出演し、2代目の神谷浩史さんは第28作から劇場版での担当を務めています。
神谷さんが映画でぶりぶりざえもんを演じた最初の作品は、2020年公開の『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』です。劇場版シリーズ第28作にあたる本作では、しんのすけが描いたラクガキから生まれたぶりぶりざえもんが、ブリーフやニセななこらとともに冒険に参加します。
2020年9月9日公開のシネマトゥデイのインタビューで、神谷さんは役が決まった当時、プレッシャーで震えが止まらなかったと振り返っています。『クレヨンしんちゃん』は自身が声優になる前から続いていた国民的アニメであり、尊敬する先輩の名前に代わって自分の名前がクレジットされることに、大きな責任を感じていたそうです。
同じインタビューでは、映画で演じることについて「特別な思い」があるとも語っています。テレビシリーズで役を引き継いだ後、劇場版という大きな舞台でも演じることになったのは、神谷さんにとって節目となる出来事でした。
映画版の声優を調べる際に覚えておきたいのは、塩沢さんが担当した初期の劇場版と、神谷さんが担当する第28作以降では、制作された時代も演技の背景も異なるという点です。初代の出演作を探す場合は第4作・第6作・第7作、神谷さんの映画デビュー作を探す場合は『激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』を目印にすると整理しやすくなります。

【ぶりぶりざえもんの魅力】声優交代後もキャラクターが愛される理由
ぶりぶりざえもんの魅力は、声優の個性だけで成立しているわけではありません。キャラクターそのものが、ヒーローらしさと情けなさを同時に持っていることが、長く愛される理由の一つです。
しんのすけが危機に陥ると呼び出されるものの、登場したぶりぶりざえもんも別の問題に巻き込まれがちです。事件を解決した後は高額な救い料を要求し、相手に断られてしまうという展開も定番です。「救いのヒーロー」という大げさな肩書きと、実際の振る舞いの落差が、作品独特のナンセンスな笑いを生み出しています。
また、「私は常に強い者の味方だ」という考え方に象徴されるように、状況に応じて立場を変える打算的な性格も特徴です。普通のヒーローなら仲間を守るために信念を貫く場面で、ぶりぶりざえもんは自分の利益を優先してしまいます。しかし、その徹底した身勝手さが、かえってキャラクターの個性として成立しています。
このような役は、声優が交代すると印象が大きく変わる可能性があります。だからこそ、神谷さんが先代の演技を尊重しながら、キャラクターの性格をどのように表現するかが注目されました。
2016年の復活は、過去の名演をそのまま再現する試みというよりも、キャラクターの魅力を現在の作品へ引き継ぐ節目だったと考えられます。神谷さんは2016年の公式インタビューで、これからぶりぶりざえもんに触れる子どもたちにも楽しんでもらえる演技を目指すと語っています。
初代の声を知る大人のファンと、神谷さんの声でキャラクターに親しむ新しい世代。両方の視聴者が同じキャラクターを楽しめることは、長寿アニメの世代交代を考えるうえでも興味深い事例です。
【ぶりぶりざえもん声優】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ぶりぶりざえもんの現在の声優は誰ですか?
A1:現在の声優は神谷浩史さんです。2016年5月13日に放送された「ぶりぶりざえもんの冒険 覚醒編」で復活し、2代目として担当しています。
Q2:塩沢兼人さんから神谷浩史さんに交代したのはなぜですか?
A2:初代声優の塩沢兼人さんが2000年に逝去したためです。その後、ぶりぶりざえもんはセリフのない形で登場していましたが、2016年にシリーズ25周年を機に復活が実現し、オーディションを経て神谷さんが選ばれました。
Q3:神谷浩史さんが初めて出演したぶりぶりざえもんの映画は何ですか?
A3:2020年公開の『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』です。劇場版シリーズ第28作で、神谷さんにとってぶりぶりざえもん役での映画デビュー作となりました。
まとめ:【プロの結論】ぶりぶりざえもんの声優交代から分かること
ぶりぶりざえもんの初代声優は塩沢兼人さん、現在の声優は神谷浩史さんです。塩沢さんは1994年から2000年まで担当し、2000年の逝去後は長期間にわたってセリフのない出演が続きました。そして2016年5月、シリーズ25周年を機に神谷さんが役を引き継ぎ、約16年ぶりの復活を果たしました。
神谷さんにとって、この役は単なる新しい仕事ではありませんでした。塩沢さんへの敬意、長く続く作品の歴史、そして新しい世代の視聴者にキャラクターを届ける責任が重なっていたからです。2020年には劇場版第28作で映画デビューを果たし、テレビアニメで始まった新しいぶりぶりざえもん像が映画にも広がりました。
初代と2代目を比較するときは、声の違いだけでなく、演技の背景と時代の違いにも注目するのがおすすめです。塩沢さんの演技を知りたいなら初期のテレビシリーズや劇場版第4作・第6作・第7作、神谷さんの演技から入りたいなら2016年の復活エピソードや2020年の劇場版が手がかりになります。
声優が交代しても、ぶりぶりざえもんの魅力である自信過剰な態度、ずる賢さ、そしてどこか憎めない人間くささは受け継がれています。塩沢兼人さんが築いたキャラクターの歴史を知ることで、神谷浩史さんが演じる現在のぶりぶりざえもんも、より深く楽しめるはずです。 (出典: ぶりぶり ざえもん 声優(Yahoo!ニュース))