六代目山口組の組織図を2026年最新情報で徹底解説|組長・若頭と勢力の実態
2026年10月現在、六代目山口組の組織構造を理解するうえで重要なのは、組長・若頭を中心とする幹部人事の変化と、2015年の分裂以降に続いてきた対立関係の最新状況です。2025年4月には若頭が交代し、2026年9月には池田組および絆會との特定抗争指定が解除されました。一方、神戸山口組との指定は継続しています。
警察庁の「令和7年における組織犯罪の情勢」や各公安委員会の公表情報、報道各社の取材記事を照合すると、組織の役職と実際の人事、構成員数の推移、分裂後の関係には、それぞれ異なる動きが見えてきます。2025年末の勢力統計と2026年の最新動向を分けて整理することで、六代目山口組の現在地を把握できます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 組長・若頭:組長は司忍(本名・篠田建市)、若頭は2025年4月18日に就任した竹内照明。髙山清司は若頭から相談役に移っています。
- 2025年末の勢力:六代目山口組の構成員は約3,100人、準構成員等は約3,200人で、合計約6,300人です。
- 分裂後の関係:2026年9月に池田組・絆會との特定抗争指定が解除された一方、神戸山口組との指定は10月にも延長されました。
【2026年最新】六代目山口組の組長・若頭と組織図
六代目山口組のトップは司忍組長です。2025年4月18日には、長年にわたり若頭を務めた髙山清司が相談役に就き、後任の若頭に竹内照明が就任したと神戸新聞が報じました。2025年12月の事始め式を伝えたFNN系の報道でも、司忍組長、竹内照明若頭、髙山清司相談役の役職が確認されています。
この人事は、六代目山口組の組織図を調べる際に注意したい変更点です。過去の資料には髙山清司を若頭と記載したものが残っていますが、2025年4月以降の報道では相談役とされています。古い役職情報をそのまま2026年の現況として扱うと、組織の序列を誤って理解する原因になります。
現在の主要人物について、報道で確認できる範囲を整理すると次のとおりです。
- 組長:司忍(篠田建市) — 六代目山口組の最高位にある人物。
- 若頭:竹内照明 — 2025年4月に就任したナンバー2。四代目弘道会の総裁としても報じられています。
- 相談役:髙山清司 — 長年若頭を務め、2025年4月に相談役へ移りました。
- 若頭補佐:安東美樹 — 二代目竹中組組長。2025年12月の事始め式に関する報道で、若頭補佐として名前が挙がっています。
- 若頭補佐:中田浩司 — 五代目山健組組長。六代目山口組の若頭補佐として報じられています。
- 弘道会会長:野内正博 — 2025年9月に弘道会の新会長に就任したと報じられた人物です。
これらは報道で役職を確認できる主な人物であり、2026年10月時点の全幹部を網羅した公式名簿ではありません。警察庁の公表資料は、暴力団情勢や主要団体の動向、構成員数などを扱っていますが、六代目山口組の全役職を網羅した公式組織図を公開しているわけではありません。
出典:神戸新聞NEXT「山口組ナンバー2に弘道会系・若頭補佐が就任」、FNNプライムオンライン「恒例の事始め」、2025年9月の弘道会人事に関する報道。

【役職と組織構造】組長・若頭・若頭補佐は何が違う?
六代目山口組の組織構造を理解するには、役職の序列と、直系組織・傘下組織という階層を分けて考える必要があります。暴力団組織では、トップの役職だけでなく、各組織の代表者がどの階層に属しているかも組織関係を理解する手がかりになります。
一般的な組織構造を概念的に表すと、次のようになります。これは役職の関係を理解するための簡略図であり、2026年時点の全幹部の配置を示す公式資料ではありません。
- 組長:組織の最高位。六代目山口組では司忍が該当します。
- 若頭:組長を補佐し、組織運営の中心的な役割を担うナンバー2。現在の若頭は竹内照明です。
- 相談役:経験や立場を踏まえて組織に助言する役職。髙山清司がこの役職に移りました。
- 若頭補佐:若頭を補佐する幹部。安東美樹や中田浩司などが報道で確認されています。
- 本部長などの幹部:組織運営上の役割を担う役職。実際の担当や序列は人事によって変わります。
- 直参:組長と直接の関係を持つ直系組織の代表者を指す呼称です。
- 傘下組織・構成員:直系組織の下に位置する組織や、その構成員です。
ここで押さえたいのは、役職名と組織の規模は同じ意味ではないという点です。若頭や若頭補佐といった役職は組織内の地位を示しますが、その肩書だけから所属組織の構成員数や資金力を正確に判断することはできません。
また、組織のトップと、実際の運営を担う幹部の役割も区別する必要があります。2025年の若頭交代は、長期にわたりナンバー2を務めた人物が相談役に移り、後任が就任したという人事上の事実です。後継体制をめぐる観測報道はありますが、観測と正式な組長交代は別の事柄です。
【2025年末の勢力統計】六代目山口組は何人いるのか
六代目山口組の勢力を数字で把握する際には、「構成員」と「準構成員等」を区別することが欠かせません。警察庁の統計でいう準構成員等には、暴力団の構成員ではないものの、その威力を背景に不法行為を行うおそれがある者や、組織の維持・運営に協力する者などが含まれます。
全国暴力追放運動推進センターが紹介する警察関係の統計によると、2025年末の全国の暴力団構成員等は約1万7,600人で、内訳は構成員約9,400人、準構成員等約8,200人でした。六代目山口組は構成員約3,100人、準構成員等約3,200人とされています。
2025年末の主要団体の数値を比較すると、六代目山口組の規模と、分裂後の各団体との人数差が分かります。
| 団体 | 構成員 | 準構成員等 | 合計の目安 |
|---|---|---|---|
| 六代目山口組 | 約3,100人 | 約3,200人 | 約6,300人 |
| 神戸山口組 | 約110人 | 約170人 | 約280人 |
| 絆會 | 約50人 | 約70人 | 約120人 |
| 池田組 | 約30人 | 約40人 | 約70人 |
| 全国合計 | 約9,400人 | 約8,200人 | 約17,600人 |
出典:全国暴力追放運動推進センターの「暴力団情勢と対策」、警察庁の組織犯罪情勢に基づく2025年末の統計。数値はいずれも概数です。
この数字から読み取れるのは、六代目山口組が分裂後も、構成員数で国内の主要暴力団の中で最大規模を維持しているということです。ただし、人数が多いことと、組織の活動が自由であることは同義ではありません。警察の取締り、暴力団排除の取組、事務所の使用制限など、活動に影響を及ぼす要因は複数あります。
また、2025年末の数字は2025年12月末時点の統計です。2026年10月現在の人数を直接示す数字ではありません。人事の変更や組織間の移動があっても、その影響が年末統計に反映されるまでには時間差があります。

【歴代組長と分裂の経緯】なぜ現在の組織構造になったのか
山口組の歴代組長をたどると、初代の山口春吉、二代目の山口登、三代目の田岡一雄、四代目の竹中正久、五代目の渡辺芳則、六代目の司忍という系譜になります。六代目山口組は2005年に司忍が六代目を継承して以降の体制を指します。
この歴史で大きな転機となったのが、2015年8月末の分裂です。警察庁の資料によると、六代目山口組の直系組長13人が離脱し、神戸山口組を結成しました。その後、神戸山口組の傘下組織の一部が別団体を形成し、さらに池田組も独立を表明するなど、組織関係は複雑に変化していきました。
分裂後の主な経緯を時系列で整理すると、次のようになります。
- 2015年8月:六代目山口組が分裂し、神戸山口組が結成される。
- 2016年4月:兵庫県公安委員会が神戸山口組を指定暴力団に指定する。
- 2017年4月:神戸山口組傘下の一部が任侠山口組の結成を表明する。
- 2018年3月:任侠山口組が指定暴力団に指定される。
- 2020年2月:任侠山口組が絆會に名称を変更する。
- 2020年7月:池田組が神戸山口組からの離脱を表明する。
- 2021年11月:池田組が岡山県公安委員会から指定暴力団に指定される。
- 2022年12月:六代目山口組と池田組が特定抗争指定暴力団等に指定される。
- 2024年6月:六代目山口組と絆會が特定抗争指定暴力団等に指定される。
- 2025年4月:若頭交代が報じられ、六代目山口組は神戸山口組との抗争を終結させる意向を示す。
警察庁は、分裂後に対立抗争事件が続発したことを公表資料で説明しています。2015年の分裂は単なる名称や役職の変更ではなく、直系組織の離脱と新団体の結成を伴う組織再編でした。その後の再分裂によって、現在の複数団体が形成されました。
歴代組長の系譜と、分裂後の団体の系譜は、同じものではありません。初代から六代目までの歴代組長は山口組本体の継承を示す一方、神戸山口組、絆會、池田組は分裂後に成立した別個の団体です。この区別が、組織図を正確に理解するための出発点になります。
【2026年10月の最新情勢】神戸山口組・絆會・池田組との関係
2026年の最新動向で特に重要なのは、六代目山口組と分裂後の各団体に対する特定抗争指定の状況が変わったことです。2025年4月に六代目山口組が抗争終結の宣誓書を提出した後、池田組および絆會との間では、指定の解除に向けた動きが進みました。
神戸新聞などの2026年9月の報道によると、六代目山口組と池田組との特定抗争指定は9月8日に解除され、六代目山口組と絆會との指定も9月21日に解除されました。いずれも対立抗争に起因するとみられる事件が一定期間発生していないことなどを踏まえた判断です。
一方、神戸山口組との特定抗争指定は継続しています。2026年10月5日には、兵庫県公安委員会が六代目山口組と神戸山口組への指定期限を延長し、期限を2027年1月6日までとしました。分裂をめぐる三つの関係がすべて同じ状態にあるわけではありません。
各団体との関係を整理すると、次のようになります。
- 神戸山口組:2015年の分裂で結成された団体。六代目山口組との特定抗争指定は2026年10月も継続しており、指定期限は2027年1月6日まで延長されました。
- 絆會:神戸山口組傘下の一部が結成した任侠山口組を前身とする団体。六代目山口組との特定抗争指定は2026年9月21日に解除されました。
- 池田組:神戸山口組からの離脱を表明して独立した団体。六代目山口組との特定抗争指定は2026年9月8日に解除されました。
ここで注意したいのは、特定抗争指定の解除が、必ずしも和解や組織の統合を意味するわけではないことです。指定の継続・解除は、抗争事件の発生状況や公安委員会による判断に基づく法的な措置です。指定が解除されたという事実だけから、各団体の関係が全面的に改善したと判断することはできません。

【暴力団対策法と現在の実態】組織図だけでは見えないこと
六代目山口組は、暴力団対策法に基づく指定暴力団です。さらに、対立抗争が続く場合には、関係する公安委員会が特定抗争指定暴力団等に指定する仕組みがあります。特定抗争指定を受けると、警戒区域内での事務所の新設や使用、対立する組員へのつきまとい、多数での集合など、法律で定められた行為が制限されます。
2026年10月時点では、池田組と絆會との特定抗争指定が解除された一方、神戸山口組との指定が続いています。そのため、六代目山口組を取り巻く法的な制約は、分裂後のすべての団体について一律に適用されているわけではありません。
警察庁の2025年の組織犯罪情勢では、六代目山口組について、若頭、本部長、若頭補佐などの昇格人事を行い、組織の活性化を図ったことが記されています。同時に、分裂後の対立抗争に対する指定の期限が延長されたことを受け、警戒区域外で執行部会やブロック会議を開催したことも公表されています。人事面の再編と、法的な活動制限への対応が並行していたことが分かります。
また、警察庁の資料では、2025年に対立抗争に起因するとみられる事件が1件発生したとされています。前年までの事件数が減少していることと、対立が完全に解消したと認められることは別の問題です。2026年に神戸山口組との指定が延長されたことも、事件数だけでなく、各団体の動向などを総合的に判断した結果と報じられています。
組織図を調べる読者が陥りやすい誤解の一つは、インターネット上の幹部一覧を、そのまま最新の公式情報とみなしてしまうことです。人事変更が反映されていない一覧では、すでに役職が変わった人物が現職として掲載されている場合があります。役職の変更日、報道日、警察庁の公表時点を区別して確認することが、情報の読み違いを防ぐ手がかりになります。
もう一つの誤解は、構成員数がそのまま組織の実力や社会への影響を示すと考えることです。構成員数は公表された時点の規模を示す指標ですが、活動の制限、取締り、組織間の関係、資金獲得活動の困難化などを単独で説明するものではありません。勢力の実態を把握するには、人数と人事、事件統計、法的な指定状況を併せて読む必要があります。
【六代目山口組組織図】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、六代目山口組の組長は誰ですか? A1:組長は司忍(本名・篠田建市)です。2026年10月時点で、組長交代を示す確定した公表情報は確認できません。
Q2:六代目山口組の若頭は誰ですか? A2:2025年4月18日に竹内照明が若頭に就任したと報じられています。前若頭の髙山清司は相談役に移っています。
Q3:2025年末の六代目山口組の構成員数は何人ですか? A3:警察関係の公表統計では、構成員約3,100人、準構成員等約3,200人で、合計は約6,300人です。2025年末時点の概数であり、2026年10月現在の人数を直接示すものではありません。
Q4:六代目山口組と神戸山口組の抗争は終わりましたか? A4:2026年10月時点では、両団体に対する特定抗争指定が継続しています。2026年10月5日に指定期限が延長され、2027年1月6日までとされました。
Q5:池田組と絆會との関係はどうなっていますか? A5:六代目山口組との特定抗争指定は、池田組との間では2026年9月8日、絆會との間では同月21日に解除されました。ただし、指定解除は、和解や組織統合が成立したことを意味するものではありません。
まとめ:2026年の組織図を読み解くための判断基準
六代目山口組の2026年最新情勢を理解するうえで、まず押さえるべきなのは、司忍が組長、竹内照明が若頭、髙山清司が相談役という人事上の変化です。従来の一覧に記載された役職が、現在もそのまま維持されているとは限りません。
勢力面では、2025年末の統計で構成員約3,100人、準構成員等約3,200人という規模が確認されています。一方、分裂後の関係では、池田組および絆會との特定抗争指定が2026年9月に解除されたものの、神戸山口組との指定は同年10月にも延長されました。
組織図を調べる際は、①役職と就任時期、②統計の基準日、③各団体との法的な指定状況、という三つの軸を分けて確認することが重要です。警察庁の公表資料は勢力や事件の全体像を把握する基礎となり、報道各社の記事は個別の人事や指定解除の時期を補います。両者を照らし合わせることで、古い組織図や推測を含む幹部一覧に左右されず、六代目山口組の現在の立ち位置をより正確に理解できます。 (出典: 六 代目 山口組 組織 図(Yahoo!ニュース))