ライジングサン漫画は何巻まで?R完結・最終回と自衛隊描写のリアルを徹底解説
『ライジングサン』は、元自衛官の漫画家・藤原さとしが、陸上自衛隊の新隊員訓練と若者たちの成長を描いた青春漫画です。2012年に双葉社の『漫画アクション』で連載が始まり、続編『ライジングサンR』へと物語を広げました。シリーズ累計発行部数は2025年5月時点で200万部を突破しています。
大きな節目となったのが、2025年5月29日に発売された『ライジングサンR』第18巻での完結です。2026年現在、シリーズを最後まで読むなら、全15巻の『ライジングサン』と全18巻の『ライジングサンR』を合わせて確認するのが基本になります。自衛隊経験を持つ作者だからこそ描ける訓練の細部、甲斐一気の成長、災害救助やレンジャー訓練の迫力など、作品の魅力を詳しく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 巻数:『ライジングサン』全15巻、『ライジングサンR』全18巻で、シリーズは全33巻。
- 完結情報:『ライジングサンR』は2025年5月29日発売の第18巻で完結。シリーズ累計発行部数は200万部を突破。
- リアルさの理由:藤原さとし自身の自衛隊経験と取材を土台に、新隊員訓練や災害救助を人間ドラマとして描いている。
【ライジングサン漫画のあらすじ】自衛隊の新隊員訓練から始まる青春物語
『ライジングサン』の主人公は、甲斐一気(かい・いっき)。特別な才能や明確な将来像を持たずに過ごしていた青年が、自衛隊への入隊をきっかけに、自分の生き方と向き合っていきます。
舞台となるのは、陸上自衛隊の新隊員教育。入隊前にはごく普通の若者だった候補生たちが、規律、集団生活、体力訓練、射撃訓練、行軍などを通して、自衛官として必要な能力と責任感を身につけていきます。
作品の特徴は、主人公が最初から完成されたヒーローではないことです。失敗や戸惑い、仲間との衝突、体力的な限界に直面しながら、少しずつ成長していきます。周囲の隊員たちにもそれぞれ異なる事情や入隊の動機があり、訓練を通じて生まれる連帯感が物語を動かします。
また、厳しい訓練だけでなく、仲間との日常やユーモアも織り込まれています。自衛隊という特殊な環境を描きながら、仕事に慣れるまでの苦労、集団の中での居場所探し、自分の弱さとの向き合い方といった、一般社会にも通じるテーマを扱っているのです。
『ライジングサン』の魅力は、訓練の厳しさそのものよりも、その経験によって若者たちの考え方や人間関係がどう変わるかにあります。軍事知識がなくても読みやすく、自衛隊の仕事に関心がある人だけでなく、成長を描く青春漫画が好きな人にも向いています。

【実話はどこまで?】藤原さとしの自衛隊経験と取材が生むリアリティ
『ライジングサン』がほかの職業漫画と異なる大きな理由は、作者の藤原さとしが実際に自衛隊に所属していた経験を持つことです。
2025年1月に掲載されたENCOUNTのインタビューでは、藤原が自衛隊に2年間在籍した経歴や、その経験が漫画制作に生かされていることが紹介されました。自衛隊での生活を知る作者が、訓練の厳しさだけでなく、隊員同士の関係や日々の生活まで描いている点が、本作の説得力につながっています。
藤原は漫画家として活動する以前から、自衛隊を題材にした作品を描きたいという思いを持っていました。東日本大震災後、自衛隊の活動への関心が高まっていた時期に、双葉社の『漫画アクション』編集者との出会いを経て、2012年に連載がスタートします。
2025年6月のReal Soundの完結記念インタビューでも、シリーズが約13年にわたって描かれた背景や、作者自身の経験が作品に投影されていることが取り上げられました。自衛隊を単なる戦闘の舞台として扱わず、そこで働く人々の生活と感情を中心に据えたことが、シリーズの個性になっています。
では、作品は実話なのでしょうか。
正確には、作者の実体験と取材を土台にしたフィクションとして読むのが適切です。訓練や生活の描写に実感が反映されていても、甲斐一気を中心とした人物関係や物語の展開を、そのまま実在の隊員の記録とみなすことはできません。
この区別は、自衛隊の実態を知りたい読者にとって重要です。漫画から現場の雰囲気や隊員の心理を理解することはできますが、実際の教育課程、配属制度、訓練内容の詳細を知りたい場合は、防衛省・陸上自衛隊の公式資料も併せて確認すると理解が深まります。
本作のリアリティは、すべてが事実であることではなく、経験者の視点を通して、一般には見えにくい日常や心理を具体的な物語へ落とし込んでいることにあります。
【連載期間と巻数を整理】漫画アクションからR完結までの歩み
『ライジングサン』シリーズは、単独の作品が長期間続いたというよりも、訓練時代を描く本編から、自衛官になった後の物語へと展開したシリーズです。連載の経緯を整理すると、作品ごとの役割がわかりやすくなります。
| 時期 | 出来事 | 作品の位置づけ |
|---|---|---|
| 2012年 | 『漫画アクション』5号から連載開始 | 甲斐一気たちの新隊員教育と成長を描く本編 |
| 2018年3月 | 『ライジングサン』が同誌7号までで連載終了 | 全15巻で完結 |
| 2018年9月 | 『漫画アクション』18号から『ライジングサンR』がスタート | 自衛官になった一気たちの新章。レンジャー訓練などへ展開 |
| 2025年5月 | シリーズ累計発行部数200万部突破 | 長期シリーズとしての実績を達成 |
| 2025年5月29日 | 『ライジングサンR』第18巻発売 | 続編が完結し、シリーズ全33巻がそろう |
連載期間については、漫画データベースの掲載情報と双葉社の完結告知を照らし合わせると、本編は2012年から2018年まで、続編は2018年から2025年までとなります。シリーズ全体では、約13年にわたって自衛官たちの物語を描き続けたことになります。
巻数を調べる際に注意したいのは、本編と続編が別タイトルで刊行されている点です。『ライジングサン』だけなら15巻、『ライジングサンR』だけなら18巻。両方を合わせると全33巻です。
また、2025年5月29日付の双葉社のプレスリリースは、『ライジングサンR』第18巻での完結と、シリーズ累計200万部突破を発表しました。200万部という数字はシリーズ全体の発行部数であり、電子版の販売数だけを示すものではありません。
連載誌での掲載終了と単行本の最終巻発売も、区別して理解しておきたいポイントです。雑誌連載が終わった後、物語を最後まで追う読者にとっては、最終巻の刊行日が重要な目安になります。

【ライジングサンとライジングサンRの違い】レンジャー訓練と災害救助へ
『ライジングサン』と『ライジングサンR』は、同じ主人公たちの物語でありながら、中心となるテーマが異なります。
本編の『ライジングサン』では、甲斐一気たちが新隊員として教育訓練を受け、自衛官としての基礎を身につけていく過程が描かれます。自衛隊に入るとはどういうことなのか、集団生活や厳しい規律にどう適応するのかが、物語の中心です。
一方、『ライジングサンR』では、自衛官となった一気たちが新たな任務や訓練に向き合います。レンジャーを目指す一気の思いや、災害救助の現場で直面する課題が物語を大きく動かします。
がうがうモンスター+などの作品紹介でも、『ライジングサンR』は自衛隊の災害救助を描く作品として紹介されています。レンジャーやレスキューを題材にしながら、訓練で身につけた能力を、実際に人を助ける場面でどう生かすのかが重要なテーマです。
本編が「自衛官になるまで」の成長物語だとすれば、Rは「自衛官になった後、何を担うのか」を問う物語です。訓練を受ける立場から、現場で判断し、行動する立場へと視点が移るため、同じキャラクターでも違った一面が見えてきます。
最終回のネタバレを含めて説明すると、『ライジングサンR』の最終回では、甲斐一気と新海の結婚式が描かれます。厳しい訓練や任務を通して成長してきた人物たちの人生にも区切りがつく、シリーズの締めくくりです。
自衛隊の仕事を訓練の過酷さだけで終わらせず、仲間との関係やその後の人生まで描いた点に、長期シリーズならではの意味があります。本編から順番に読むことで、最終回の場面もより理解しやすくなります。
【登場人物と評判】甲斐一気の成長が読者を引きつける理由
『ライジングサン』シリーズを読み進めるうえで中心となるのは、主人公の甲斐一気です。入隊時点では未熟な部分を持つ一気が、同期や指導する立場の人々と関わりながら、少しずつ責任を引き受けるようになります。
一気の魅力は、最初から何でもできる人物ではないところです。思いだけでは乗り越えられない訓練があり、自分の判断が仲間に影響する場面もあります。失敗や迷いを経験しながら前に進む姿が、読者にとって成長を実感しやすい構成になっています。
同期の隊員たちも、作品に欠かせない存在です。それぞれの性格や価値観、入隊の背景が異なるため、訓練への向き合い方にも違いが生まれます。集団の中で助け合うこともあれば、考え方の違いが衝突につながることもあり、そうした人間関係が物語に厚みを与えています。
さらに、『ライジングサンR』では、新海との関係もシリーズを通じた人生の変化を示す要素になります。任務や訓練だけではなく、仕事の外側にある生活や人とのつながりも描くことで、自衛官を特別な存在として遠ざけず、一人の人間として見せています。
読者の評判を確認する際は、電子書店のレビューも参考になります。コミックシーモアやRenta!などの作品レビューでは、訓練の描写の細かさ、仲間との連帯感、熱量のある成長物語といった点が評価されています。一方、派手な戦闘を中心とした作品を期待する人には、訓練や日常の描写に多くのページを割く構成がゆっくりに感じられる可能性もあります。
つまり、評価の分かれ目は、自衛隊という舞台そのものよりも、何を漫画に求めるかにあります。戦闘の連続より、厳しい環境で人がどう変わるのかを読みたい人には、特に相性のよい作品です。

【無料試し読みはどこ?】2026年に読む方法とおすすめの読者
これから『ライジングサン』を読み始めるなら、まずは本編の第1巻から試すのがおすすめです。甲斐一気の入隊動機や、初めての訓練に直面する候補生たちの姿を知ることで、シリーズの基本となるテーマがつかめます。
無料試し読みを探す場合は、双葉社の公式配信サービス「webアクション」や「がうがうモンスター+」、コミックシーモア、Renta!などの電子書店で作品名を検索すると、配信状況を確認できます。
無料公開の対象話数や期間限定キャンペーンは、サービスや時期によって変わります。過去には双葉社が完結記念として、本編の全15巻分に相当する121話と『ライジングサンR』第1巻分の6話、合計127話を無料公開するキャンペーンを告知しました。ただし、これは2025年の完結記念企画であり、2026年も同じ条件で無料公開されていることを意味しません。
購入する場合は、本編全15巻を読んでからR全18巻に進むと、人物関係と成長の流れを追いやすくなります。途中から読み始めることもできますが、最終回の人間関係や登場人物の変化を十分に味わうなら、刊行順に読む方法が適しています。
特におすすめできるのは、次のような読者です。
- 自衛隊の新隊員訓練や集団生活の実態に関心がある人
- 努力や挫折を通して成長する主人公が好きな人
- 災害救助や人命を守る仕事を題材にした漫画を読みたい人
- 派手な戦闘だけでなく、職業人の心理や仲間との関係を楽しみたい人
反対に、架空の戦争や銃撃戦を中心とするミリタリーアクションを求めている人は、作品の主眼が新隊員教育や任務、人間ドラマにあることを理解しておくと、読み始めてからのミスマッチを避けられます。
【ライジングサン漫画】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:『ライジングサン』の漫画は何巻までありますか?
A1:本編は全15巻で完結しています。続編の『ライジングサンR』は全18巻で完結しており、両作品を合わせるとシリーズ全33巻です。
Q2:『ライジングサンR』の最終回はいつで、どんな結末ですか?
A2:単行本の最終巻は2025年5月29日発売の第18巻です。最終回では甲斐一気と新海の結婚式が描かれ、約13年にわたるシリーズが完結しました。
Q3:『ライジングサン』は実話に基づいていますか?
A3:作者の藤原さとしは元自衛官で、実際の自衛隊経験と取材が作品の土台になっています。ただし、作品全体は実在の人物や出来事をそのまま記録したものではなく、フィクションとして構成された漫画です。
Q4:『ライジングサン』と『ライジングサンR』は何が違いますか?
A4:本編は甲斐一気たちの新隊員教育と成長が中心です。Rは自衛官になった後の物語で、レンジャー訓練や災害救助など、現場での活動へとテーマが広がっています。
Q5:2026年現在も連載は続いていますか?
A5:続いていません。『ライジングサンR』は2025年に連載を終了し、同年5月29日発売の第18巻で完結しました。シリーズ累計発行部数は2025年5月時点で200万部を突破しています。
まとめ:完結した今こそ読みたい、自衛隊漫画の魅力
『ライジングサン』は、藤原さとしの自衛隊経験と取材を背景に、若者が新隊員訓練を通じて成長していく姿を描いた作品です。2012年に『漫画アクション』で始まった連載は、2018年の『ライジングサンR』へと引き継がれ、2025年に全33巻のシリーズとして完結しました。
本編の全15巻では自衛官になるまでの成長が、Rの全18巻では自衛官としての任務や災害救助、仲間との関係が描かれています。シリーズ累計発行部数200万部突破という実績の背景には、自衛隊の専門的な題材を、読者が感情移入できる青春と人間ドラマへと結びつけた強みがあります。
2026年現在は、連載の続きを待つ必要がなく、最初から最後まで一気に読める状態です。自衛隊のリアルな訓練を知りたい人も、甲斐一気たちの成長物語を楽しみたい人も、まずは本編第1巻から読み始め、Rの最終回まで追いかけてみてください。訓練の厳しさだけでなく、人が人を支えることの意味まで味わえるシリーズです。 (出典: ライジング サン 漫画(Yahoo!ニュース))