女子ゴルフメジャー5大会とは?2026年最新の優勝者と歴代日本人記録を徹底解説
女子ゴルフの世界最高峰を知るうえで欠かせないのが、LPGAツアーの「メジャー5大会」です。2026年は、ネリー・コルダがシェブロン選手権と全米女子オープンを制し、リュ・ヘランがKPMG全米女子プロゴルフ選手権とアムンディ・エビアン選手権で連勝。さらに、桑木志帆がAIG女子オープンでメジャー初優勝を飾りました。5大会それぞれで異なる選手が勝ち、シーズンを通じて世界の実力者たちがタイトルを争いました。
2026年10月25日時点で、今季の女子ゴルフメジャー5大会はすべて終了しています。この記事では、女子ゴルフメジャー大会一覧とそれぞれの特徴、2021~2026年の歴代優勝者、歴代日本人優勝者、最多優勝記録を整理。大会名や開催年を混同せず、最新の結果を正しく読み解くためのポイントも解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:LPGAツアーの女子メジャーは、シェブロン選手権、全米女子オープン、KPMG全米女子プロゴルフ選手権、アムンディ・エビアン選手権、AIG女子オープンの5大会。
- 要点2:2026年はネリー・コルダが2勝、リュ・ヘランが2勝、桑木志帆が1勝を挙げた。
- 要点3:日本勢は樋口久子の1977年優勝から世界のメジャーで実績を積み重ね、2026年には桑木志帆が日本出身選手として7人目のメジャー優勝者となった。
【まず整理】女子ゴルフメジャーとは?主要5大会の仕組み
女子ゴルフメジャーとは、女子プロゴルフの主要選手権を指す言葉です。国際的な女子ゴルフで一般に「メジャー5大会」と呼ばれるのは、米国を中心に開催されるLPGAツアーの5つの選手権です。通常のツアー競技よりも歴史やタイトルの重みが大きく、世界ランキング上位の選手や各国のトッププレーヤーが集まります。
基本的な競技形式は、4日間・72ホールのストロークプレーです。各ホールの打数を積み重ね、規定ラウンド終了時点で最も少ない打数を記録した選手が優勝します。同スコアで首位が並んだ場合は、規定に従ってプレーオフで決着をつけることがあります。予選ラウンド後にカットを実施する大会も多く、最終日に進めるかどうかも重要なポイントです。
メジャーの顔ぶれは、歴史を通じて一定だったわけではありません。現在の5大会は、それぞれ異なる時期にメジャーとして認定されてきました。大会の歴史そのものと、LPGAツアーのメジャーとして扱われ始めた年を区別することが、歴代記録を正確に理解する第一歩です。
なお、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の国内メジャー大会と、LPGAツアーの国際的なメジャー5大会は別の区分です。日本国内の大会である日本女子プロゴルフ選手権や日本女子オープンなども重要なタイトルですが、海外のメジャー優勝者一覧にそのまま合算することはできません。

【2026年最新】女子ゴルフメジャー5大会の比較と優勝者一覧
LPGA公式の大会記録と各大会の公式ページによると、2026年のメジャー5大会は4月から8月にかけて開催されました。開催地、コースの特徴、優勝者をまとめると次のとおりです。
| 大会名 | 2026年の開催日・会場 | 2026年優勝者 | 大会の特徴 |
|---|---|---|---|
| シェブロン選手権 | 4月23~26日 米テキサス州ヒューストン、メモリアルパークGC | ネリー・コルダ 通算18アンダー | 1972年に始まり、1983年にメジャーへ昇格した大会。シーズン序盤の大一番。 |
| 全米女子オープン | 6月4~7日 米カリフォルニア州、リビエラCC | ネリー・コルダ 通算8アンダー | 1946年に始まった歴史ある選手権。コース攻略と安定したプレーが問われる。 |
| KPMG全米女子プロゴルフ選手権 | 6月25~28日 米ミネソタ州チャスカ、ヘイゼルティン・ナショナルGC | リュ・ヘラン 通算13アンダー | 1955年に始まった伝統大会。2026年はリュ・ヘランがメジャー初優勝を達成。 |
| アムンディ・エビアン選手権 | 7月9~12日 フランス、エビアン・レ・バン、エビアン・リゾートGC | リュ・ヘラン 通算19アンダー | 2013年にメジャーへ昇格。欧州開催の大会で、2026年はプレーオフで決着。 |
| AIG女子オープン(全英女子オープン) | 7月30日~8月2日 イングランド、ロイヤル・リザム&セント・アンズGC | 桑木志帆 通算5アンダー | 2001年にメジャーへ昇格。リンクス特有の風やバンカーへの対応が勝負を左右する。 |
2026年の最大の特徴は、ネリー・コルダとリュ・ヘランがそれぞれ2つのメジャータイトルを獲得したことです。コルダはシェブロン選手権で通算18アンダーを記録し、2位に5打差をつけて優勝。続く全米女子オープンでも通算8アンダーで制し、2大会連続でメジャーの頂点に立ちました。
一方、リュ・ヘランはKPMG全米女子プロゴルフ選手権で通算13アンダーを記録し、メジャー初制覇。その後のアムンディ・エビアン選手権でも通算19アンダーで並んだブルック・ヘンダーソンとのプレーオフを制し、メジャー2連勝を達成しました。
最後のAIG女子オープンでは、日本の桑木志帆が通算5アンダーでエスター・ヘンセライトとのプレーオフを制しました。LPGA公式記録によれば、桑木は自身初のLPGAツアー優勝とメジャー優勝を同時に達成。2026年の5大会は、複数メジャーを制した2人の活躍と、日本勢の新たな歴史が並ぶシーズンとなりました。
【歴代優勝者一覧】2021~2026年の女子ゴルフメジャーを大会別に整理
歴代優勝者を調べる際は、まず大会ごとに記録を整理すると分かりやすくなります。LPGA公式の「Major Championship Records」および各大会の歴代優勝者記録に基づき、直近6年の優勝者をまとめました。
シェブロン選手権の歴代優勝者
- 2026年:ネリー・コルダ
- 2025年:西郷真央
- 2024年:ネリー・コルダ
- 2023年:リリア・ヴ
- 2022年:ジェニファー・カプチョ
- 2021年:パティ・タバタナキット
全米女子オープンの歴代優勝者
- 2026年:ネリー・コルダ
- 2025年:マヤ・スターク
- 2024年:笹生優花
- 2023年:アリセン・コーパス
- 2022年:ミンジー・リー
- 2021年:笹生優花
KPMG全米女子プロゴルフ選手権の歴代優勝者
- 2026年:リュ・ヘラン
- 2025年:ミンジー・リー
- 2024年:エイミー・ヤン
- 2023年:イン・ルオニン
- 2022年:チョン・インジ
- 2021年:ネリー・コルダ
アムンディ・エビアン選手権の歴代優勝者
- 2026年:リュ・ヘラン
- 2025年:グレース・キム
- 2024年:古江彩佳
- 2023年:セリーヌ・ブティエ
- 2022年:ブルック・ヘンダーソン
- 2021年:ミンジー・リー
AIG女子オープンの歴代優勝者
- 2026年:桑木志帆
- 2025年:山下美夢有
- 2024年:リディア・コ
- 2023年:リリア・ヴ
- 2022年:アシュリー・ブハイ
- 2021年:アンナ・ノルドクビスト
この一覧から分かるのは、同じ選手が複数の大会で優勝する一方、同一大会でも年ごとに優勝者が大きく入れ替わることです。たとえば笹生優花は2021年と2024年に全米女子オープンを制し、ネリー・コルダは2024年と2026年のシェブロン選手権、2026年の全米女子オープンで優勝しました。
また、優勝者の名前だけでなく、開催年、通算スコア、プレーオフの有無も確認すると、記録をより正確に理解できます。大会名の変更やメジャー昇格の時期も、長期間の記録を比較するときには欠かせない情報です。
【歴代日本人優勝者】女子ゴルフメジャーで世界を制した7人
日本勢のメジャー制覇は、1977年の樋口久子から始まりました。長い空白期間を経て2019年に渋野日向子が優勝すると、2020年代には笹生優花、古江彩佳、西郷真央、山下美夢有、桑木志帆へと優勝者が広がっています。
2026年の桑木志帆の優勝により、LPGAメジャーを制した日本出身選手は7人となりました。歴代日本人優勝者と主な実績は次のとおりです。
- 樋口久子(1977年):全米女子プロゴルフ選手権で優勝。日本女子プロゴルフ協会の公式略歴にも記録されている、日本勢のメジャー制覇を切り開いた存在です。当時の大会名はLPGA Championshipで、現在のKPMG全米女子プロゴルフ選手権につながります。
- 渋野日向子(2019年):AIG女子オープンで優勝。日本勢として樋口久子以来となるメジャー制覇を果たし、海外ツアーでの実績を大きく印象づけました。
- 笹生優花(2021年・2024年):全米女子オープンで2度優勝。2021年に初制覇し、2024年にも同大会を制して複数回のメジャー優勝を達成しました。
- 古江彩佳(2024年):アムンディ・エビアン選手権で優勝。欧州開催のメジャーを制し、日本勢のタイトル獲得をさらに広げました。
- 西郷真央(2025年):シェブロン選手権で優勝。プレーオフを制して自身初のメジャータイトルを獲得しました。
- 山下美夢有(2025年):AIG女子オープンで優勝。海外メジャー初挑戦の時期から世界の舞台で結果を残しました。
- 桑木志帆(2026年):AIG女子オープンで優勝。プレーオフを制し、日本勢7人目のLPGAメジャー優勝者となりました。
日本勢の実績を振り返ると、米国開催の大会だけでなく、英国のリンクスコースやフランスのエビアン・リゾートGCでも優勝者が生まれています。異なるコース環境で結果を残している点は、日本の女子ゴルフが国際舞台で存在感を高めてきたことを示す材料です。
ただし、ここで挙げたのはLPGAツアーのメジャー優勝者です。JLPGAの国内メジャーを含めた日本人選手の優勝歴とは集計対象が異なるため、両者を比較するときは大会の区分をそろえる必要があります。
【最多優勝記録】LPGA女子メジャーの歴代最多優勝者は誰?
LPGAの歴代メジャー優勝記録で最多となるのは、米国のパティ・バーグです。LPGA公式プロフィールでは、現役時代にメジャー15勝を記録した選手として紹介されています。2位はミッキー・ライトの13勝、ルイーズ・サグスが11勝で続きます。
ただし、この数字を現在のメジャー5大会だけの勝利数と受け取るのは正確ではありません。女子ゴルフでは時代によってメジャー大会の構成が変わり、タイトルホルダーズ選手権やウェスタン女子オープンなど、過去にメジャーとして扱われた大会もあります。バーグの15勝には、こうした旧大会のタイトルも含まれています。
そのため、「歴代最多メジャー優勝者」と「現在の5大会で何勝したか」は別々に見ることが大切です。現行の5大会での実績を比較したい場合は、大会ごとの優勝記録を確認し、歴史的な通算記録と混同しないようにしましょう。
2026年シーズンの活躍という観点では、ネリー・コルダがシェブロン選手権と全米女子オープンを制し、リュ・ヘランがKPMG全米女子プロゴルフ選手権とアムンディ・エビアン選手権を連続制覇しました。コルダは2026年の「ロレックス・アニカ・メジャー・アワード」も獲得しています。LPGA公式発表によると、5大会の成績をポイント化した同賞で140ポイントを獲得し、同賞を2度受賞した2人目の選手となりました。

【プロの結論】2026年の女子ゴルフメジャーを追うなら何を見る?
女子ゴルフメジャーを継続的に追うなら、優勝者だけを見るのではなく、5大会それぞれの特徴と結果をセットで把握するのがおすすめです。メジャーは大会ごとに開催地もコース環境も異なるため、単純に優勝回数だけで選手の実力を評価することはできません。
情報を調べる際の判断基準は、次の4点です。
- 大会名を確認する:「全米女子オープン」と「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」は別の大会です。略称だけでなく正式名称も確認しましょう。
- 開催年をそろえる:前年の優勝者と当年の優勝者を混同しないよう、LPGA公式の大会別記録で年を確認します。
- 勝ち方も見る:通算スコア、優勝差、プレーオフの有無を確認すると、優勝の内容まで理解できます。
- 記録の対象を統一する:LPGAの国際メジャーとJLPGAの国内メジャー、現在の5大会と過去のメジャー認定大会を分けて比較します。
2026年は、ネリー・コルダが序盤の2大会を連続制覇し、リュ・ヘランが後半の2大会を連続制覇。最後は桑木志帆がAIG女子オープンを制しました。こうした結果を大会ごとに追うと、単年の勢力図だけでなく、日本勢の歴史や世界のトップ選手の成長も見えてきます。
最新情報を確認するときは、LPGA公式の大会記録、各大会の公式リーダーボード、選手プロフィールを照合するのが確実です。優勝者一覧は過去の記録を振り返る入口であり、スコアや開催年、メジャーとしての位置づけまで確認することで、女子ゴルフの歴史をより立体的に理解できます。
【ゴルフ女子メジャー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:女子ゴルフのメジャー大会は全部で何大会ありますか? A1:LPGAツアーでは、シェブロン選手権、全米女子オープン、KPMG全米女子プロゴルフ選手権、アムンディ・エビアン選手権、AIG女子オープンの5大会です。
Q2:2026年の女子ゴルフメジャー優勝者は誰ですか? A2:シェブロン選手権と全米女子オープンはネリー・コルダ、KPMG全米女子プロゴルフ選手権とアムンディ・エビアン選手権はリュ・ヘラン、AIG女子オープンは桑木志帆が優勝しました。
Q3:女子ゴルフメジャーで優勝した日本人選手は誰ですか? A3:樋口久子、渋野日向子、笹生優花、古江彩佳、西郷真央、山下美夢有、桑木志帆の7人です。笹生は全米女子オープンで2度優勝しています。
Q4:LPGA女子メジャーの歴代最多優勝者は誰ですか? A4:LPGA公式プロフィールで歴代最多とされるのはパティ・バーグの15勝です。ただし、過去にメジャーとして扱われた大会も含む歴史的な記録であり、現在の5大会だけの勝利数とは集計対象が異なります。
Q5:女子ゴルフの世界メジャーと日本国内メジャーは同じですか? A5:同じではありません。ここで紹介した5大会はLPGAツアーの国際的なメジャーです。日本女子プロゴルフ協会が開催する国内メジャーは別の大会区分になります。
まとめ:女子ゴルフメジャーの歴代記録と今後の注目点
女子ゴルフメジャーは、世界のトップ選手が年間5つの主要タイトルを争う舞台です。2026年はネリー・コルダとリュ・ヘランがそれぞれ2勝を挙げ、桑木志帆もAIG女子オープンを制して日本勢の歴史に新たな1ページを加えました。
歴代優勝者を調べるときは、シェブロン選手権、全米女子オープン、KPMG全米女子プロゴルフ選手権、アムンディ・エビアン選手権、AIG女子オープンを大会別に整理するのが基本です。さらに、過去のメジャー認定大会を含む記録と現在の5大会の記録を区別すれば、最多優勝者や日本人選手の実績も正確に比較できます。
今後も各大会の公式記録を確認しながら、優勝者、スコア、開催地、プレーオフの結果を追うことが、女子ゴルフの勢力図を読み解く近道です。2026年の記録を起点に歴代優勝者を振り返れば、世界の女子ゴルフが積み重ねてきた歴史と、日本勢の現在地をより深く理解できるでしょう。 (出典: ゴルフ 女子 メジャー(Yahoo!ニュース))