那須川天心と志朗はどっちが勝った?2019年・2021年の試合結果と2026年最新情報を徹底解説
「那須川天心しろう」と検索すると、キックボクシング界を代表する那須川天心と、実力派ファイターの志朗(しろう)の関係が気になる人が多いはずです。2人は2019年と2021年に対戦し、いずれも那須川天心が判定勝ちを収めました。しかし、勝敗だけでは両者の実力や試合の見どころを十分に理解できません。特に2021年の再戦は、パンチや蹴りの威力だけでなく、相手の狙いを読み合う高度な心理戦として格闘技専門メディアでも取り上げられました。
2026年現在、志朗はRISEで世界王座を争うトップファイターとして活動し、那須川天心はプロボクシングの世界王座に挑戦しています。ここでは、志朗のプロフィールや戦績、2試合の詳しい結果、ライバルと呼ばれる理由、そして両者の現在までを時系列で整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 対戦成績:2019年9月と2021年2月の2試合は、いずれも那須川天心が3対0の判定で勝利。
- 志朗の人物像:1993年6月23日生まれ。Be WELLキックボクシングジム所属で、ディフェンス技術と緻密な試合運びに定評がある選手。
- 2026年の最新動向:志朗は3月のRISE世界バンタム級タイトルマッチで敗れ、那須川天心は9月のWBC世界バンタム級タイトルマッチで井上拓真に判定負け。
【志朗のプロフィール】年齢・所属ジム・キックボクシング戦績を整理
志朗は、埼玉県さいたま市出身のキックボクサーです。本名は松本志朗。1993年6月23日生まれで、2026年10月25日時点では33歳です。3歳からキックボクシングを始め、2010年1月17日にプロデビューしました。
所属はBe WELLキックボクシングジム。RISEの公式プロフィールでは、身長165cm、体重55kg、オーソドックススタイル、得意技はローキックと紹介されています。タイ語を特技とすることも、志朗のプロフィール上の特徴です。
志朗は、単純な打ち合いで相手を圧倒するというより、相手の攻撃を見極め、距離を管理しながら反撃の機会を探るタイプの選手です。ディフェンスの堅さや、相手に簡単に自分の狙いを読ませない戦い方が、那須川天心との対戦でも注目されました。
主な実績には、2016年のISKA世界ムエタイ・バンタム級王座獲得、2020年のRISE DEAD OR ALIVE -55kgトーナメント優勝、2023年のRISE世界バンタム級王座獲得があります。2020年のトーナメントは、那須川天心への挑戦権を懸けた大会でもありました。
戦績については、RISE公式プロフィールに国内戦績47戦35勝7敗4分1ノーコンテスト、14KOと掲載されています。この掲載値に2026年3月28日の大﨑孔稀戦の敗戦を加えると、国内戦績は48戦35勝8敗4分1ノーコンテストとなります。集計範囲が異なる海外戦績などとは区別して見る必要があります。

【2019年の初対戦】那須川天心が判定勝ちした試合の結果と内容
最初の対戦は、2019年9月16日に千葉・幕張メッセ イベントホールで開催された「RISE WORLD SERIES 2019 Final Round」でした。両者は、-58kgトーナメントの決勝戦という大舞台で顔を合わせています。
当時の那須川天心は、キックボクシング界で無敗記録を伸ばしていた21歳のスター選手。一方、志朗は26歳で、ISKA世界ムエタイ・バンタム級王者として実績を積んでいました。異なる持ち味を持つ2人の対戦は、単なる勝敗以上に、技術と戦略を競う試合として注目されました。
試合結果は、那須川天心の3対0の判定勝ち。RISE公式大会結果に掲載された採点は、30対29、30対28、30対28でした。那須川は勝利によって-58kgトーナメントを制し、優勝を果たしています。
試合では、那須川が積極的に攻撃を仕掛ける一方、志朗は堅いガードと距離感を生かして応戦しました。志朗は相手の強打を警戒しながら戦い、那須川も不用意に攻め込めば反撃を受けかねない緊張感のある展開となりました。
格闘技専門メディアのイーファイトは、那須川が手数を出し続け、3人のジャッジが支持した試合展開を報じています。KO決着ではなかったものの、相手の防御を崩しながらポイントを積み重ねる能力が問われた一戦でした。
この初対戦を理解するうえで重要なのは、那須川が勝ったからといって志朗が一方的に力負けしたわけではないことです。志朗の防御技術が那須川の攻撃を難しくし、最後まで緊張感のある攻防が続いたことが、再戦への関心につながりました。
【2021年の再戦】なぜ那須川天心は再び志朗に勝てたのか
2度目の対戦は、2021年2月28日に神奈川・横浜アリーナで開催された「RISE ELDORADO 2021」。前回から約1年5か月を経て、両者はバンタム級の-55kg契約で再び対戦しました。
試合結果は、今回も那須川天心の3対0の判定勝ち。RISE公式大会結果による採点は、30対28が3者全員で一致しました。2019年の-58kg契約から-55kg契約へと条件が変わり、那須川にとっても志朗にとっても、新たな駆け引きが必要な試合でした。
2021年の再戦で目立ったのは、那須川の攻撃の組み立て方です。左ミドルキックなどの蹴りを軸に攻めながら、パンチのタイミングにも変化をつけ、志朗が攻撃を予測しにくい状況をつくりました。
試合後、那須川は格闘技専門メディアのイーファイトの取材で、志朗がパンチを警戒していることを踏まえて蹴りを多く使ったことや、パンチの速度をあえて変える工夫について説明しています。また、志朗の距離感やパンチの打ち方、蹴りの威力、スピードが前回より向上していたとも評価しました。
この発言から読み取れるのは、那須川が自分の得意技を単純に押しつけたのではなく、相手の対策を逆手に取る戦略を採用したことです。志朗が那須川の速いパンチに対応しようとすれば、逆にタイミングをずらした攻撃への対応が難しくなる。こうした読み合いが、試合の大きなテーマでした。
一方の志朗も、初対戦の経験を踏まえて対策を練り、簡単には崩れない試合運びを見せました。試合は判定で決着しましたが、技術の向上や駆け引きの変化という観点では、初戦とは異なる見どころがありました。
つまり、2戦目の結果は同じでも、試合の価値まで同じだったわけではありません。両者が互いの技術や戦術を研究し、その対策をさらに上回ろうとした点に、この再戦の面白さがあります。

【対戦の経緯を時系列で比較】2019年から2026年までの重要な出来事
那須川天心と志朗の関係は、2試合の勝敗だけでなく、挑戦権を懸けたトーナメントや、その後の競技キャリアの変化と合わせて見ると理解しやすくなります。主要な出来事を時系列で整理します。
| 時期 | 出来事 | 結果・意味 |
|---|---|---|
| 2019年9月16日 | RISE WORLD SERIES 2019 -58kg決勝 | 那須川天心が3対0の判定勝ち。初対戦が実現。 |
| 2020年11月1日 | RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kgトーナメント決勝 | 志朗が鈴木真彦に判定勝ちし、那須川への挑戦権を獲得。 |
| 2021年2月28日 | RISE ELDORADO 2021 | 那須川天心が3対0の判定勝ちで再戦を制す。 |
| 2022年6月19日 | THE MATCH 2022 | 那須川天心が武尊に判定勝ち。キックボクシング時代の大きな節目となる。 |
| 2023年4月8日 | 那須川天心がプロボクシングデビュー | 与那覇勇気に判定勝ちし、ボクシングのキャリアを開始。 |
| 2023年3月26日 | 志朗がRISE世界バンタム級王座を獲得 | ディーゼルレック・ウォーワンチャイに勝利し、世界王者となる。 |
| 2026年3月28日 | RISE ELDORADO 2026 | 志朗が大﨑孔稀に判定負けし、RISE世界バンタム級王座を失う。 |
| 2026年9月27日 | WBC世界バンタム級タイトルマッチ | 那須川天心が井上拓真に判定負け。世界王座獲得はならず。 |
この年表で注目したいのは、志朗が2020年の挑戦者決定トーナメントを勝ち抜き、再戦を実現させたことです。単に過去の敗戦相手と再び戦ったのではなく、自らトーナメントを勝ち抜いて挑戦権を手にしました。
また、両者は2021年の再戦後、同じ競技で同じ道を歩み続けたわけではありません。志朗はRISEの世界王座を目指し、那須川天心はキックボクシングからプロボクシングへと主戦場を移しました。それぞれ異なる目標に向かってキャリアを築いている点も、現在の2人を理解するうえで重要です。
【なぜライバルと呼ばれるのか】2人の関係と対戦の真相
那須川天心と志朗がライバルと呼ばれる理由は、単純に2度対戦したからではありません。実力の拮抗した相手として互いを研究し、試合のたびに技術的な課題を突きつけ合ったことが、大きな理由です。
2019年の初対戦後、那須川はイーファイトの報道で、志朗をライバルと呼び、技術の高い攻防を繰り広げられたことへの思いを語っています。この評価は、勝者が敗者を一方的に見下すような関係ではなく、強敵として認め合う関係だったことを示しています。
志朗にとっても、那須川との再戦は大きな目標でした。2020年のRISE DEAD OR ALIVE -55kgトーナメントでは、決勝で鈴木真彦を破って優勝。これにより、2019年の敗戦から再び那須川に挑戦する道を切り開きました。
2人の関係を特徴づけるもう一つの要素が、戦い方の違いです。那須川はスピードのあるパンチや蹴り、攻撃のバリエーションを武器にする一方、志朗は防御や距離の管理、相手の攻撃を読み取る能力を生かします。攻撃力と防御力という単純な対比ではなく、互いに相手の長所を消そうとする戦術のぶつかり合いが生まれました。
2021年の試合後、那須川は志朗の成長を認め、駆け引きの中で勝てたことへの手応えを語っています。格闘技専門メディアのゴング格闘技も、両者が試合の中で何を考えていたのかを掘り下げた記事を掲載しました。こうした報道からも、両者の対戦が単なる勝敗以上に技術面で関心を集めていたことがわかります。
一方で、ライバルという言葉から、私生活での確執や個人的な敵対関係まで想像する必要はありません。公に確認できる対戦経緯から見えてくるのは、競技者としての対抗心と、互いの実力を認め合う関係です。

【2026年最新】志朗の現在と那須川天心のボクシング転向後
2026年現在、志朗はキックボクシングを主戦場とし、那須川天心はプロボクシングで世界王座を目指しています。かつて2度にわたって対戦した2人は、それぞれの競技で異なる課題に向き合っています。
志朗の2026年の大きな節目は、3月28日のRISE ELDORADO 2026です。志朗はRISE世界バンタム級王者として大﨑孔稀の挑戦を受けましたが、判定0対3で敗れました。採点は46対50、45対50、46対49。3ラウンドにはダウンもあり、大﨑が勝利して第2代RISE世界バンタム級王者となりました。
この結果により、志朗は世界王座から陥落しました。ただし、王座を失ったことと、選手としての価値がなくなったことは別問題です。志朗には長年の試合経験があり、那須川との対戦を含むトップレベルの攻防を経験してきました。今後の復帰戦やタイトル戦線への再浮上が、キャリアを追ううえでの注目点になります。
一方、那須川天心は2022年6月19日のTHE MATCH 2022で武尊に判定勝ちした後、プロボクシングへ転向。2023年4月8日のプロデビュー戦では与那覇勇気に判定勝ちし、ボクサーとしてのキャリアをスタートさせました。その後も勝利を重ね、2024年にはWBOアジアパシフィック・バンタム級王座を獲得しています。
2026年4月11日には、ファン・フランシスコ・エストラーダとのWBC世界バンタム級挑戦者決定戦に臨み、9ラウンド終了TKO勝ち。世界タイトルへの再挑戦権を獲得しました。
しかし、2026年9月27日のWBC世界バンタム級タイトルマッチでは、王者・井上拓真に12回判定0対3で敗れました。採点は114対113、116対111、116対111。7ラウンドには左ストレートでダウンを奪ったものの、最終的に判定を覆せず、世界王座獲得はなりませんでした。
帝拳ジムの公式プロフィールに掲載された2026年9月27日終了時点のプロボクシング戦績は、10戦8勝(3KO)2敗です。2025年11月24日の井上拓真との王座決定戦に続き、同じ相手に2連敗を喫したことになります。10月時点では次戦の日程は発表されていません。
こうして見ると、かつてキックボクシングで無敗を誇った那須川も、競技を変えた後は世界王座を懸けた厳しい勝負に直面しています。キックボクシングとボクシングでは、使える技や距離の取り方、ポイントを獲得するための判断が異なります。過去のキックでの実績だけで現在のボクシングの実力を判断するのではなく、実際の試合内容と結果を追うことが大切です。
【プロの結論】2人の勝敗から見えてくる格闘技の本質
那須川天心と志朗の対戦を評価するなら、まず押さえるべき事実は、公式戦での直接対決は2戦とも那須川天心が勝利しているという点です。2019年は30対29、30対28、30対28、2021年は30対28が3者全員。どちらも判定決着でした。
ただし、この結果だけを根拠に「那須川は常に圧倒的で、志朗には勝ち目がなかった」と評価するのは適切ではありません。初戦では志朗の堅い防御が那須川の攻撃を難しくし、再戦では那須川が相手の対策を読みながら攻撃のタイミングを変えました。両者の戦いは、相手の長所を理解し、それをどう攻略するかという高度な競技上の問題を示しています。
また、志朗は再戦に向けて挑戦者決定トーナメントを勝ち抜き、2023年にはRISE世界バンタム級王座を獲得しました。那須川もキックボクシングで築いた実績を土台に、ボクシングという別の競技で世界王座に挑戦しています。2人のキャリアは、1試合の勝敗だけでは選手の成長や競技人生を測れないことを示しています。
試合の評価を深めたい人は、判定結果だけでなく、採点、契約体重、攻撃の組み立て、ディフェンス、対戦相手の実績を確認すると理解が進みます。格闘技の勝敗は重要ですが、その勝敗に至るまでの過程を分析することによって、選手の技術や戦略の違いが見えてきます。
【那須川天心しろう】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:那須川天心と志朗はどっちが勝った?
A1:2019年9月16日と2021年2月28日の2試合は、どちらも那須川天心が3対0の判定で勝利しています。初戦は-58kg、再戦は-55kg契約でした。
Q2:志朗は何歳で、どこのジムに所属している?
A2:志朗は1993年6月23日生まれで、2026年10月25日時点では33歳です。所属ジムはBe WELLキックボクシングジムです。
Q3:志朗が那須川天心と再戦できた理由は?
A3:2020年11月1日のRISE DEAD OR ALIVE -55kgトーナメント決勝で鈴木真彦に判定勝ちし、那須川天心への挑戦権を獲得したためです。
Q4:志朗は2026年現在もRISEの世界王者?
A4:いいえ。2026年3月28日のRISE ELDORADO 2026で大﨑孔稀に判定0対3で敗れ、RISE世界バンタム級王座を失いました。
Q5:那須川天心は現在もキックボクシングをしている?
A5:主戦場はプロボクシングです。2026年9月27日には井上拓真とのWBC世界バンタム級タイトルマッチに臨みましたが、12回判定0対3で敗れました。
Q6:那須川天心と志朗が再び対戦する可能性はある?
A6:両者は異なる競技キャリアを歩んでおり、2026年10月時点で再戦の公式発表はありません。今後の対戦を判断するには、本人や所属団体による正式な発表を確認する必要があります。
まとめ:那須川天心と志朗の過去・現在・今後の注目点
「那須川天心しろう」という検索で押さえておきたいのは、2人の直接対決が2019年と2021年の2回あり、いずれも那須川天心が判定勝ちを収めたことです。初戦は-58kgのトーナメント決勝、再戦は-55kg契約のスーパーファイトで、どちらも技術と駆け引きが際立つ試合でした。
志朗は、挑戦者決定トーナメントを勝ち抜き、2023年にはRISE世界バンタム級王座を獲得した実力者です。2026年3月には大﨑孔稀に敗れて王座を失いましたが、長年にわたる競技経験と実績は変わりません。
那須川天心はボクシングへ転向し、世界王座を目指して挑戦を続けています。2026年9月には井上拓真との再戦にも敗れましたが、キックボクシング時代とは異なる競技で世界の頂点を目指す段階にあります。
両者を比較する際は、過去の直接対決の勝敗と、現在それぞれが取り組んでいる競技を分けて考えることが重要です。2019年と2021年の試合を振り返りながら、志朗の今後の復帰やタイトル戦線、那須川天心のボクシングでの次なる挑戦に注目すると、2人のキャリアをより深く理解できます。 (出典: 那須 川 天心 し ろう(Yahoo!ニュース))