菅義偉の選挙区は神奈川2区|2026年最新の後継者と歴代選挙結果を徹底解説
菅義偉氏の選挙区は、横浜市西区・南区・港南区を対象とする神奈川県第2区(神奈川2区)です。1996年の衆院選で初当選して以来、10回連続で小選挙区の議席を獲得し、第99代内閣総理大臣や内閣官房長官、総務大臣を歴任しました。
ただし、2026年の衆議院議員総選挙では菅氏が出馬せず、約20年間秘書を務めた新田章文氏が後継候補として初当選しています。2024年までの選挙結果を振り返るとともに、選挙区の変遷、支持基盤、政治資金をめぐる報道、後継者問題の現在地まで、首相官邸の資料、選挙結果、本人の公式発信、報道各社の情報をもとに整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 選挙区:神奈川2区は横浜市西区・南区・港南区の3区で構成される。
- 歴代選挙結果:菅氏は1996年から2024年まで10回連続で小選挙区当選。2024年は119,548票を獲得した。
- 2026年最新情報:菅氏は引退し、後継の新田章文氏が112,930票で初当選。現在の選挙区の代表は新田氏となっている。
【結論】菅義偉の選挙区は神奈川2区!対象地域は横浜市の3区
菅義偉氏が長年にわたり地盤としてきたのは、神奈川県第2区、通称「神奈川2区」です。対象となるのは、横浜市西区・南区・港南区の3区で、横浜市内の一部地域を選挙区とする衆議院の小選挙区です。
横浜市全域が神奈川2区に含まれるわけではありません。横浜市には複数の衆院選挙区が設けられており、区ごとに所属する選挙区が異なります。横浜市中区や磯子区などは、神奈川2区とは別の選挙区です。
菅氏の公式ウェブサイトでも、神奈川2区の対象地域は「横浜市西区・南区・港南区」と案内されています。ただし、2026年の衆院選を経て、菅氏自身は現職の衆議院議員ではありません。現在の神奈川2区選出議員は、後継者として立候補した自民党の新田章文氏です。
検索する際には、「菅義偉氏が長年活動した選挙区」と「現在の神奈川2区選出議員」を区別すると、情報を正確に把握できます。

【選挙区の変遷】神奈川2区はいつから現在の区域になった?
神奈川2区の現在の区域は、1996年の第41回衆議院議員総選挙から確認できます。小選挙区比例代表並立制の導入に伴い、衆議院選挙の区割りが変更され、西区・南区・港南区が一つの小選挙区を構成する形になりました。
それ以前の中選挙区制では、現在の3区が同じ選挙区にまとまっていたわけではありません。西区は神奈川県第1区に属し、南区と港南区は1975年(昭和50年)に設置された神奈川県第4区に属していました。
1996年以降、菅氏はこの神奈川2区から国政に進出し、2024年まで同じ小選挙区で当選を重ねています。選挙区の変遷を調べる際は、現在の「神奈川県第2区」と、それ以前の中選挙区制における「神奈川県第2区」を混同しないことが大切です。選挙制度が異なれば、同じ番号でも区域や定数が異なる場合があります。
なお、神奈川県内では2022年の区割り改定によって小選挙区の再編が行われました。現在の神奈川2区については、横浜市西区・南区・港南区という区域を基準に、選挙結果や候補者情報を確認できます。
【歴代選挙結果】1996年から2024年まで10回連続当選の記録
菅氏の選挙歴をたどると、1996年の初当選から2024年まで、10回連続で神奈川2区の小選挙区議席を獲得しています。政治情報ライブラリの歴代選挙結果や各回の選挙資料をもとに、主な数字をまとめました。
| 選挙年・回次 | 菅義偉氏の得票数 | 得票率 | 選挙結果のポイント |
|---|---|---|---|
| 1996年・第41回 | 70,459票 | 32.25% | 初当選 |
| 2000年・第42回 | 95,960票 | 42.30% | 2回目の当選 |
| 2003年・第43回 | 115,495票 | 49.80% | 3回目の当選 |
| 2005年・第44回 | 160,111票 | 58.41% | 得票数が大きく伸長 |
| 2009年・第45回 | 132,270票 | 46.52% | 民主党候補との接戦 |
| 2012年・第46回 | 138,040票 | 57.93% | 6回目の当選 |
| 2014年・第47回 | 147,084票 | 67.71% | 得票率が大幅上昇 |
| 2017年・第48回 | 123,218票 | 57.11% | 8回目の当選 |
| 2021年・第49回 | 146,166票 | 61.15% | 首相退任後も当選 |
| 2024年・第50回 | 119,548票 | 52.27% | 10回目の当選 |
出典は、政治情報ライブラリの衆議院選挙結果、各回の選挙結果資料など。得票率は各選挙の候補者得票に基づく数値です。
特に注目したいのは、2009年と2024年の結果です。2009年の第45回衆院選では、菅氏が132,270票を獲得したのに対し、民主党の三村和也氏は131,722票でした。差はわずか548票で、10回連続当選の歩みが常に圧倒的な得票差に支えられていたわけではないことがわかります。
一方、2021年は146,166票、得票率61.15%を記録しました。2024年の第50回衆議院議員総選挙では119,548票、得票率52.27%で当選しています。読売新聞や毎日新聞などの選挙特集でも、2024年の神奈川2区の開票結果と候補者情報が掲載されました。
2024年の神奈川2区では、菅氏のほか、立憲民主党の柳家東三楼氏、れいわ新選組の三好諒氏、日本共産党の並木まり子氏、参政党の平本幸次郎氏が立候補しました。菅氏は当選したものの、得票率は過去の選挙で記録した水準を下回っています。長年の地盤があることと、選挙ごとの支持の強さが同じであることは区別して考える必要があります。
【支持基盤の実態】菅義偉が神奈川2区で勝ち続けた理由
菅氏の連続当選を理解するには、首相経験者という知名度だけでなく、横浜での政治活動の積み重ねを見る必要があります。
菅氏は秋田県出身で、法政大学法学部を卒業後、衆議院議員秘書などを経て、1987年に横浜市会議員に当選しました。市議を2期務めた後、1996年の衆院選で初当選しています。国政に進む前から横浜で政治活動を続けてきたことは、地域の支持基盤を形成するうえで重要な経歴です。
長期間にわたって同じ選挙区から立候補すると、有権者にとって候補者の名前や活動実績を認識しやすくなります。地元事務所を通じた相談や要望への対応、地域の関係者との継続的な接点も、現職議員が持ちやすい強みです。菅氏の場合、横浜市議時代からの活動と、国政での役職経験が重なっていました。
さらに、2012年12月には第2次安倍内閣の内閣官房長官に就任し、2019年には新元号「令和」を発表。2020年9月には第99代内閣総理大臣となりました。全国的な知名度の向上は、地元選挙でも候補者を認知してもらう要因になったと考えられます。
ただし、これらの経歴だけで有権者一人ひとりの投票理由まで断定することはできません。選挙結果から確認できるのは得票数や得票率であり、支持理由の詳細を明らかにするには、世論調査や有権者への取材など別の資料が必要です。
また、神奈川2区での当選を「毎回、圧倒的な支持を得ていた」と単純化するのも正確ではありません。2009年には548票差の接戦があり、2024年の得票率も52.27%でした。長年の地域活動、政党の組織力、候補者の知名度、対立候補の構成など、複数の要素を合わせて見ることが妥当です。
政治資金の面では、菅氏が代表を務めた「自由民主党神奈川県第二選挙区支部」と、資金管理団体「横浜政経懇話会」を区別して確認する必要があります。デイリー新潮が掲載した過去の報道では、成光舎から両団体への1996~2007年の寄付について、合計342万5,000円と報じられました。また、2007年には菅氏が所有していたビルに関係する事務所費も報道の対象となり、同年2月22日の衆議院総務委員会の会議録には、菅氏が資金管理団体の事務所費について説明した記録が残っています。
これらは政治資金の透明性を検討する際に参照される論点です。報道された金額、本人の国会答弁、法令上の評価は、それぞれ分けて確認する必要があります。政治資金をめぐる論点と、選挙での支持の広がりも、同一の問題として扱うべきではありません。
【プロフィールと経歴】総務大臣・官房長官から第99代首相へ
菅義偉氏は1948年12月6日生まれ、秋田県出身です。高校卒業後に上京し、1973年に法政大学法学部を卒業。衆議院議員秘書、横浜市議会議員を経て、1996年に衆議院議員に初当選しました。
国政での転機は、2006年9月の総務大臣就任です。その後、自民党の要職を歴任し、2012年12月に内閣官房長官に就任。安倍晋三政権を支える政権中枢の一人として長期にわたり活動しました。
2020年9月16日には自由民主党総裁、第99代内閣総理大臣に就任しました。首相官邸の歴代内閣資料によると、在職期間は2020年9月16日から2021年10月4日までの384日です。首相退任後も2021年、2024年の衆院選で神奈川2区から当選し、2024年の第50回衆院選で10回目の小選挙区当選を果たしました。
政策面では、ふるさと納税の創設、携帯電話料金の引き下げ、不妊治療の保険適用、デジタル庁の発足などが、菅氏の公式ウェブサイトで主な実績として紹介されています。これらの政策評価と、地元選挙区での得票動向は別々に検討しつつ、国政での経歴が候補者の知名度や評価に影響した可能性を考えることができます。
【2026年最新】菅義偉の後継者問題と神奈川2区の現在
2026年の大きな変化は、菅氏が衆院選への不出馬を表明し、後進に道を譲ったことです。菅氏の公式ウェブサイトでは、神奈川2区の後継候補として、約20年間秘書を務めた新田章文氏を紹介しています。
新田氏は2006年から菅氏の事務所で秘書として勤務し、菅氏が内閣官房長官や首相を務めた時期には、それぞれ秘書官を経験しました。単に同じ政党の候補者を擁立したのではなく、長年にわたって菅氏の政治活動を支えてきた人物が後継者となった点が特徴です。
第51回衆議院議員総選挙は2026年2月8日に投開票されました。神奈川2区では新田氏が112,930票を獲得し、初当選を果たしています。神奈川県選挙管理委員会の選挙結果資料、選挙情報局、衆議院の議員プロフィールなどで確認できる主な数字は次のとおりです。
- 選挙日:2026年2月8日
- 有権者数:434,633人
- 投票率:55.23%
- 新田章文氏:112,930票(得票率47.94%)
- 片山ちえ氏:45,947票(得票率19.51%)
- 柳家東三楼氏:42,309票(得票率17.96%)
- 平本幸次郎氏:19,222票(得票率8.16%)
- 並木まり子氏:15,150票(得票率6.43%)
新田氏の得票数は、2024年に菅氏が獲得した119,548票を6,618票下回っています。得票率も、菅氏の52.27%に対して新田氏は47.94%でした。ただし、候補者も選挙情勢も異なるため、この差だけで菅氏の支持がそのまま新田氏に移らなかったと断定することはできません。
一方で、新田氏が2位の片山ちえ氏に66,983票差をつけて当選したことは、後継候補として一定の選挙基盤を築いたことを示す結果です。新田氏は比例代表の南関東ブロックにも重複立候補していましたが、神奈川2区の小選挙区で当選しています。
今後の後継者問題で焦点となるのは、菅氏の名前や地元での関係を引き継ぐだけでなく、新田氏自身の政策、地域への対応、国会での活動によって支持を積み上げられるかどうかです。秘書として長く働いた経験は強みになり得ますが、候補者としての評価は当選後の活動によっても変わります。
衆議院の議員プロフィールでは、新田氏は神奈川県第2区選出の議員として掲載されています。したがって、2026年10月時点で「菅義偉の選挙区」を調べる場合、歴代の選挙結果や地盤を語る対象は菅氏、現在の選出議員を確認する対象は新田氏、と整理するのが正確です。
【菅義偉選挙区】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:菅義偉の選挙区はどこですか?
A1:菅義偉氏が1996年から2024年まで立候補してきた選挙区は神奈川2区です。対象地域は横浜市西区・南区・港南区の3区です。
Q2:菅義偉は2024年の衆院選で何票獲得しましたか?
A2:第50回衆議院議員総選挙で119,548票を獲得し、得票率52.27%で当選しました。これが菅氏にとって10回目の連続小選挙区当選となりました。
Q3:2026年の神奈川2区では誰が当選しましたか?
A3:自民党の新田章文氏が112,930票を獲得して初当選しました。菅氏はこの選挙に出馬せず、長年秘書を務めた新田氏に後を託しています。
Q4:菅義偉が神奈川2区で勝ち続けた理由は何ですか?
A4:横浜市議時代からの地域活動、長年の知名度、政党の組織力、内閣官房長官や首相としての経歴など、複数の要因が考えられます。ただし、2009年には548票差の接戦もあり、毎回圧倒的な支持を得ていたわけではありません。
Q5:神奈川2区の選挙区は過去に変更されましたか?
A5:1996年の小選挙区制導入時に現在の西区・南区・港南区を対象とする区割りが成立しました。それ以前は、西区が神奈川県第1区、南区と港南区が神奈川県第4区に属していました。
まとめ:菅義偉の選挙区を理解する3つの判断基準
菅義偉氏の選挙区は、横浜市西区・南区・港南区からなる神奈川2区です。1996年の初当選から2024年まで10回連続で小選挙区の議席を獲得し、総務大臣、内閣官房長官、第99代内閣総理大臣へと歩みを進めました。
一方、2026年2月の第51回衆院選では菅氏が出馬せず、後継の新田章文氏が112,930票で当選しました。現在の神奈川2区を調べる際には、菅氏の過去の選挙結果と、新田氏の現在の議員活動を分けて確認することが大切です。
選挙区の情報を正確に読み解くには、次の3点を押さえておきましょう。第一に、横浜市のどの区が対象となるのか。第二に、選挙ごとの得票数・得票率と当選者は誰なのか。第三に、後継者の実績と、前任者から引き継いだ支持基盤を区別できているか、という点です。
菅氏の連続当選は、地域での長年の活動と国政での知名度が重なった政治的な歩みでした。その地盤を引き継いだ新田氏が、今後どのような政策と活動で有権者の信頼を積み上げるのか。神奈川2区の次の局面は、後継者が独自の評価を確立できるかどうかにかかっています。 (出典: 菅 義 偉 選挙 区(Yahoo!ニュース))