望海風斗『エリザベート』2025年公演・料金と3人のトート、2026年最新情報を徹底解説
望海風斗が初めてミュージカル『エリザベート』のタイトルロールに挑んだ2025年公演は、東京・北海道・大阪・福岡を巡り、2026年1月31日の福岡公演まで続いた大規模な舞台作品です。エリザベート役は望海風斗と明日海りおのダブルキャスト、黄泉の帝王トート役は井上芳雄、山崎育三郎、古川雄大の3人が担当。それぞれ異なる個性を持つトートと、望海が演じる皇后シシィとの関係が大きな見どころになりました。
2026年10月24日時点では、2025年公演の全日程は終了しています。一方、2026年4月のCREAのインタビューでは、望海本人が3人のトートとの共演を振り返り、2025年の舞台経験や作品への思いを語っています。この記事では、出演の経緯、役柄の魅力、各地の公演日程とチケット料金、3人のトートの違い、そして2026年以降の舞台出演情報まで整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 出演の経緯:望海風斗にとって、宝塚退団後にエリザベート役へ初挑戦した大きな転機となる公演だった。
- 3人のトート:望海本人は井上芳雄を「帝王感」、山崎育三郎を「情熱的」、古川雄大を「変幻自在」と表現している。
- 公演・料金・最新情報:2025年10月から2026年1月までの4都市の公演日程と当時の料金を整理。2026年10月以降は公式スケジュールで新作・再演情報を確認したい。
【なぜ望海風斗がシシィに?】『エリザベート』出演の経緯と役柄の魅力
ミュージカル『エリザベート』は、実在したオーストリア皇后エリザベートの生涯を軸に、自由を求める女性と、彼女に引き寄せられる黄泉の帝王トートとの関係を描く作品です。脚本・歌詞はミヒャエル・クンツェ、音楽・編曲はシルヴェスター・リーヴァイ、演出・訳詞は小池修一郎が担当しています。
日本では1996年に宝塚歌劇団版、2000年に東宝版が初演されました。2025年公演は東宝版の上演25周年にあたる節目の舞台です。東宝の公演資料では、エリザベート役に望海風斗と明日海りお、トート役に古川雄大、東京公演限定で井上芳雄、北海道・大阪・福岡公演で山崎育三郎が起用されました。
望海風斗が演じたのは、自由への渇望と孤独を抱える皇后エリザベート、通称シシィです。望海は宝塚歌劇団の雪組トップスターとして男役を極めた俳優で、2021年の退団後は女性役を中心に舞台で活躍してきました。『エリザベート』では、従来の男役としての存在感を生かしながら、ひとりの女性が人生を通じて変化していく姿を表現することが求められました。
2025年9月の「バレエチャンネル」のインタビューで、望海は出演のオファーを受けた際、エリザベート役を演じるとは思っていなかったと振り返っています。過去には宝塚歌劇団の花組公演で暗殺者ルイジ・ルキーニを、スペシャル・ガラ・コンサートではトートを演じた経験がありました。それだけに、今度は物語の中心人物であるシシィを演じるという配役は、キャリアの新たな挑戦だったのです。
同インタビューでは、望海がエリザベートの魅力として挙げたのが、死の影に付きまとわれながらも命を輝かせようとする強さでした。トートを演じた経験があるからこそ、死を象徴する存在がなぜエリザベートに惹かれるのか、その対比を理解しやすかったと考えられます。
また、望海は作品の音楽にも強い思い入れを示し、「愛と死の輪舞(ロンド)」を好きな楽曲として挙げています。ロマンティックな旋律とロックの要素が交差する音楽は、皇室の華やかさと登場人物の内面に潜む不安を同時に描き出します。シシィ役への挑戦は、望海の歌唱力だけでなく、人物の感情を歌に乗せる表現力を改めて味わえる機会になりました。
【2025年の公演日程・会場・料金】東京から北海道・大阪・福岡まで
『エリザベート』2025年公演は、東京公演から始まり、北海道、大阪、福岡へと続きました。東宝公式の公演案内と望海風斗公式サイトのチケット情報によると、東京公演は2025年10月10日から11月29日まで、地方公演は同年12月から2026年1月にかけて開催されています。
以下は、望海風斗公式サイトで案内されたチケット料金の一覧です。すべて当時の税込料金であり、2026年10月現在の販売価格や今後の再演料金を示すものではありません。
| 公演地・会場 | 公演日程 | 当時のチケット料金(税込) |
|---|---|---|
| 東京・東急シアターオーブ | 2025年10月10日〜11月29日 | 平日:SS席20,000円、S席18,000円、A席12,000円、B席7,000円。土日祝・千穐楽:SS席21,000円、S席19,000円、A席13,000円、B席8,000円。3階立見引換券は平日6,000円、土日祝・千穐楽7,000円。U-25立見引換券は平日4,000円、土日祝・千穐楽5,000円。 |
| 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru | 2025年12月9日〜12月18日 | S席17,500円、A席14,000円、B席8,000円。 |
| 大阪・梅田芸術劇場メインホール | 2025年12月29日〜2026年1月10日 | 平日:S席19,000円、A席14,000円、B席7,000円。土日祝:S席19,500円、A席14,500円、B席7,500円。 |
| 福岡・博多座 | 2026年1月19日〜1月31日 | 平日:A席19,000円、B席14,000円、C席8,500円。土日祝・千穐楽:A席19,500円、B席14,500円、C席9,000円。 |
※上記は望海風斗公式サイトの先行抽選予約案内に記載された料金です。福岡公演は公式案内上の最上位席がA席となっており、東京や大阪の席種表記とは異なります。
東京公演のチケット先行予約では、東宝ナビザーブの第1回先行抽選が2025年8月26日〜29日、第2回先行抽選が9月6日〜7日に実施されました。MY Bunkamuraの先行抽選は8月27日〜9月2日、一般前売りは9月13日午前11時からでした。
地方公演については、望海風斗公式ファンクラブ「nozomist」の先行抽選予約が2025年9月10日正午から17日午後11時59分まで受け付けられました。北海道公演は9月25日から28日、大阪公演は10月9日から13日、福岡公演は10月4日から8日が当選確認・入金期間として案内されていました。
これらの受付期間はすべて終了しています。2026年10月時点で2025年公演の新規チケットを購入することはできません。過去の先行予約情報を見つけた場合は、現在も申し込める販売ページと誤解しないよう、掲載日と公演年月を確認することが大切です。
なお、東京公演と地方公演では、トート役の配役にも違いがありました。料金だけでなく、どの俳優が出演する公演だったのかを確認すると、当時の公演情報をより正確に理解できます。
【3人のトートを比較】井上芳雄・山崎育三郎・古川雄大は何が違った?
2025年公演の大きな特徴は、トート役を3人の俳優が演じたことです。2026年4月24日に公開されたCREAの望海風斗インタビューでは、本人がそれぞれのトートについて具体的な印象を語っています。3人の違いを知るうえで、非常に参考になる証言です。
井上芳雄のトートは「帝王感」。望海は、圧倒的なパワーがあり、少しでも隙を見せれば命を狙われそうな怖さを感じたと説明しています。一方で、大作に挑む自分を見守ってくれているような印象もあったといいます。支配者としての威圧感と、相手を受け止める余裕が同居したトート像です。
井上芳雄は東京公演のみの出演でした。そのため、東京で観劇する場合は、同じエリザベート役でも井上の出演回と古川の出演回で、シシィとトートの関係性がどのように変わるのかを比較する楽しみがありました。
山崎育三郎のトートは「情熱的」。望海によると、シシィをひと目見た瞬間に恋に落ちたことが伝わってくるような、愛ゆえの怖さを持つ存在でした。愛情が強く表れるからこそ、相手が心を許した瞬間に死へ引き寄せられるのではないかという危うさが生まれます。冷徹な支配者というより、愛と執着の境界を揺さぶるトートとして捉えられます。
山崎は北海道・大阪・福岡公演に出演しました。東京公演の井上とは出演地域が異なるため、3人全員を同じ会場で見比べられる公演構成ではありませんでした。観劇を検討する際には、俳優名だけでなく会場と公演日を組み合わせて確認する必要がありました。
古川雄大のトートは「変幻自在」。望海は、古川が稽古場から東京、福岡公演まで長い期間をかけてさまざまな表現を試し、歌や芝居に変化を見せていたと評価しています。同じ役を長期間演じながらも、新しい引き出しを探り続ける姿勢に刺激を受けたと語りました。
古川は全公演地に出演したため、望海のエリザベートと組むトートの変化を追ううえでも重要な存在でした。公演を重ねるにつれて表情や芝居の細部が変化することは、長期公演ならではの面白さです。
3人の違いをまとめると、井上は帝王としての威圧感、山崎は愛情と情熱の強さ、古川は演技の変化と表現の幅が際立つというのが、望海本人の語った印象です。これは優劣を順位づける評価ではなく、同じ役柄から異なる魅力を引き出した俳優たちの個性を表しています。
【評判と見どころ】望海風斗の歌声、シシィの人生、ダブルキャストの化学反応
望海風斗の『エリザベート』を語るうえで欠かせないのが、音楽を通じた人物描写です。2025年9月のバレエチャンネルのインタビューで、望海はロマンティックな歌詞とロックミュージックが融合する作品の魅力を説明し、東宝版独自の楽曲「ゾフィーの死」にも注目していました。
この楽曲では、厳格な皇太后ゾフィーの表面だけでなく、子どもを思う母としての感情や、彼女自身が背負ってきた苦労が浮かび上がります。望海が語ったこの視点は、物語を単純な善悪の対立として見るのではなく、登場人物それぞれの事情を理解するための手がかりになります。
2026年に掲載されたステージナタリーの特集インタビューでは、望海がエリザベートの人物像を深く理解するうえで重要だった場面として、「パパみたいに(リプライズ)」と「夜のボート」を挙げています。前者は自分の人生と向き合うシシィの痛み、後者は夫フランツとの間に残る、他人には簡単に理解できない愛情を描く場面です。
これらの楽曲が示すのは、エリザベートが皇后という地位や美貌だけで定義される人物ではないということです。自由を求めながらも家族や国家、時代の制約を背負い、年齢と経験を重ねるなかで変化していく女性。その人生の濃淡を歌で伝えることが、シシィ役の大きな見どころとなります。
もうひとつ注目されたのが、明日海りおとのダブルキャストです。2人は宝塚音楽学校の同期で、当時は寮の部屋も同室だったことが、2025年10月の初日前取材会で明かされました。日刊スポーツやオリコンの報道によると、望海は音楽学校時代の気持ちを思い出し、明日海の演技を見て涙ぐむことがあったと語っています。
長年の舞台経験を持つ2人が、同じ役にそれぞれの解釈で向き合うことは、単なる配役の交代以上の意味を持ちます。同じ楽曲や場面でも、声の質、表情、感情の運び方によってシシィの印象は変わります。ダブルキャストだからこそ、ひとつの人物像に複数の入り口が生まれたのです。
公演の評価を考える際には、報道されたインタビューと、受賞歴を分けて見ることも大切です。望海は2025年に『エリザベート』だけでなく『マスタークラス』にも出演し、2026年には第33回読売演劇大賞の大賞・最優秀女優賞、令和7年度の第76回文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞しています。これらは舞台俳優としての実績を示すものですが、賞の受賞だけで個々の公演に対する観客全員の評価が決まるわけではありません。
実際に作品を評価するなら、歌唱表現、人物の変化、トートとの関係性、ダブルキャストによる解釈の違いという4つの観点から見ると、感想を整理しやすくなります。単に「歌がうまい」「美しい」といった印象にとどまらず、シシィが何を求め、何を失い、どのように生きたのかを追うことで、作品の奥行きが見えてきます。
【2026年最新情報】望海風斗の現在の舞台出演と公式情報の確認方法
2026年10月24日時点で、望海風斗の公式プロフィールとスケジュールには、ミュージカル『ファニー・ガール』や2027年上演予定の『イザボー』再演などが掲載されています。『エリザベート』の2025年公演はすでに終了しており、現在の出演予定を調べる際には、過去の公演ページと最新のスケジュールを区別する必要があります。
2026年の主な舞台情報として、ミュージカル『ファニー・ガール』は9月に東京・日生劇場で上演され、10月9日から18日までは大阪・梅田芸術劇場メインホール、10月24日から11月1日までは福岡・博多座、11月10日から15日までは愛知・御園座で公演が予定されています。2026年10月24日現在は福岡公演の期間に入っています。
さらに、公式プロフィールには『イザボー』の再演が2027年1月に東京、2月に大阪で予定されていることも掲載されています。2025年の『エリザベート』だけでなく、ストレートプレイや異なるタイプのミュージカルに挑戦する姿を追うことで、望海の俳優としての幅を継続的に見ることができます。
最新情報を調べる場合は、望海風斗公式サイトの「SCHEDULE」「TICKET」「PROFILE」を確認するのが基本です。公演日程は変更される場合があり、出演者の変更や先行予約の受付期間も作品ごとに異なります。チケット情報を確認するときは、公演名、会場、対象公演日、受付期間の4点を照合すると、古い販売案内との混同を避けられます。
2025年版『エリザベート』を今から振り返りたい場合は、東宝の公式公演ページで映像商品に関する案内を確認する方法もあります。公演の記録映像では、収録されたエリザベート役とトート役の組み合わせが重要です。望海版を探す際は、出演者の組み合わせまで確認して選ぶと、目的に合った映像を見つけやすくなります。
なお、2026年10月時点で、望海風斗公式の最新スケジュールに『エリザベート』再演の新たな公演日程は掲載されていません。過去の人気公演であることと、次回公演が決定していることは別です。再演を待っている人は、過去の公演情報やファン向け先行予約の記録だけで判断せず、東宝と望海風斗の公式発表を確認するのが確実です。

【望海風斗エリザベート】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:望海風斗は『エリザベート』でどの役を演じましたか? A1:2025年公演でタイトルロールのエリザベートを演じました。明日海りおとのダブルキャストで、望海にとって同役への初挑戦となりました。
Q2:井上芳雄・山崎育三郎・古川雄大の3人は、どの公演にも出演しましたか? A2:いいえ。井上芳雄は東京公演のみ、山崎育三郎は北海道・大阪・福岡公演のみ、古川雄大は全公演地に出演しました。3人の出演日程は会場によって異なっていました。
Q3:『エリザベート』2025年公演のチケットは、2026年も購入できますか? A3:2025年10月から2026年1月までの公演はすべて終了しており、当時の先行予約も受付を終えています。新たな再演日程は公式発表で確認する必要があります。
Q4:2026年現在、望海風斗が出演する舞台は何ですか? A4:公式スケジュールには、2026年のミュージカル『ファニー・ガール』や、2027年に東京・大阪で予定される『イザボー』再演などが掲載されています。最新の出演日程は公式スケジュールで確認してください。
まとめ:『エリザベート』の魅力と望海風斗の今後を見極めるポイント
望海風斗の『エリザベート』2025年公演は、宝塚歌劇団の男役として培った表現力を、皇后シシィという複雑な女性の人生へとつなげた舞台でした。東京から北海道、大阪、福岡へと続く公演日程、明日海りおとのダブルキャスト、そして3人のトートとの共演が、作品の多面的な魅力を形づくりました。
3人のトートについて望海本人が語った「帝王感」「情熱的」「変幻自在」という違いは、同じ役でも俳優によって物語の温度や人物関係が変わることを示しています。また、シシィの人生を歌で掘り下げる構成は、単なる歴史上の皇后の物語ではなく、自由と孤独、愛と死をめぐる人間ドラマとして作品を味わう手がかりになります。
2026年10月現在、2025年公演のチケット販売は終了しています。これから望海風斗の舞台を観たい人は、過去公演の料金やキャスト情報を参考にしつつ、最新の出演スケジュールとチケット受付情報を優先して確認するのがおすすめです。『エリザベート』で見せたシシィ像を起点に、2026年の『ファニー・ガール』、2027年の『イザボー』再演へと続くキャリアを追うことで、望海風斗の表現の広がりをより深く楽しめるでしょう。 (出典: 望海 風 斗 エリザベート(Yahoo!ニュース))