円山動物園のクマ2026最新!リラとヒグマ侵入73時間の真相を徹底解説
北海道札幌市の円山動物園で「クマ」といえば、ホッキョクグマのリラが泳ぐ姿や、迫力あるエゾヒグマの展示を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、2025年11月には野生のヒグマが園内に侵入し、足跡の発見から駆除まで約73時間にわたる緊迫した事態が発生しました。飼育動物を見せる場所であるはずの動物園に、野生のクマが入り込んだのはなぜだったのでしょうか。
2026年10月24日時点の札幌市円山動物園の公式案内を踏まえ、ホッキョクグマのリラとライトの繁殖への取り組み、水中トンネルの仕組み、野生ヒグマの侵入経緯、駆除までの時系列を整理します。エゾヒグマとホッキョクグマの違い、歴代の代表的な個体、飼育環境、入園料まで、観覧前に知っておきたい情報をまとめました。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年の注目情報:ホッキョクグマのリラとライトは2026年1月から繁殖を目指して同居し、3月27日の公式発表で今年度の同居終了が告知された。以降は1頭ずつ交代で展示する方針。
- 野生ヒグマ侵入の真相:2025年11月9日に園内で足跡が発見され、11月12日に体長約113センチの若いオスが箱わなで捕獲・駆除された。初めて足跡が見つかってから約73時間の出来事だった。
- 展示の見どころ:ホッキョクグマ館の水中トンネルでは、ホッキョクグマとアザラシが別々のプールで泳ぐ姿を同時に観察できる。
- 入園料:一般800円、高校生400円、中学生以下は無料。年間パスポートは2,000円で、2026年3月から電子チケットも導入されている。
【2026年最新】円山動物園のクマはどうなっている?リラとララの現在
円山動物園のクマを理解するうえで、最初に押さえたいのは、園内で飼育・展示されているクマと、2025年11月に侵入した野生のヒグマは別の存在だという点です。飼育個体の展示や繁殖の話題と、野生動物による侵入事件を混同しないことが、情報を正しく理解する出発点になります。
ホッキョクグマのリラとライト
リラは2014年12月21日に円山動物園で生まれたメスのホッキョクグマです。繁殖を目指す取り組みの中で、2025年12月にはオスのライトとのお見合いが進められ、2026年1月からは同居が始まりました。
札幌市円山動物園が2026年3月27日に更新した「ホッキョクグマ繁殖に向けた取組について」によると、リラとライトは1月から同居を続けたものの、交尾には至りませんでした。両個体の発情が落ち着いてきたと判断され、2026年度の同居は終了。今後は従来どおり、リラとライトを1頭ずつ交代で展示する方針が示されています。
ここで重要なのは、繁殖を目指した同居が終了したことと、リラの展示が終了したことは別だという点です。繁殖計画は動物の状態や相性を見ながら進められるため、同居の実施期間と通常展示の状況を分けて確認する必要があります。
ホッキョクグマのララも円山動物園の歴史を語る存在
ララは1994年11月20日に別府ラクテンチ動物園で生まれ、1996年5月9日に円山動物園へ来園したメスです。2026年10月時点では31歳で、リラの母親としても知られています。
円山動物園の公開情報によると、ララはオスのデナリとの間に、ツヨシ、ピリカ、イコロ、キロル、アイラ、ポロロ、マルル、リラという8頭の子どもをもうけました。こうした繁殖の歴史は、円山動物園がホッキョクグマの飼育・繁殖に取り組んできた歩みを示しています。
一方、ララについては2026年7月、左後ろ足の腫れと出血を受けて検査が実施されました。同月25日付の公式発表では、左後ろ足の指の間に約2センチの裂傷があり、深さ約3センチの空洞が確認されたこと、傷んだ組織の除去や洗浄、消毒、抗菌薬の塗布などを行ったことが説明されています。健康状態に応じて展示状況が変わるため、ララを目当てに訪れる場合は、来園当日の公式展示案内を確認しておきたいところです。
2026年のクマ展示で知っておきたいこと
円山動物園では、ホッキョクグマのほか、北海道に生息するエゾヒグマやヒマラヤグマも展示されています。同じクマ科でも、生息地や食性、体の特徴、展示施設の構造はそれぞれ異なります。
また、2026年10月24日更新の公式展示案内では、ホッキョクグマが屋外展示場と非公開の寝室を自由に行き来できる飼育方法が説明されています。特に暑い時期は、冷房の効いた寝室で過ごす時間が増える傾向があります。展示場に姿が見えないからといって、直ちに異常が起きているとは限りません。動物自身が休む場所を選べる環境づくりも、飼育管理の一部です。

【水中トンネルの見どころ】ホッキョクグマとエゾヒグマは何が違う?
円山動物園のクマ展示を比較すると、特に個性が際立つのがホッキョクグマ館とエゾヒグマ館です。前者は水中での動きや北極圏の生態系を観察できる施設、後者は北海道の森林や原野に暮らすヒグマの体格や行動を身近に学べる施設として設計されています。
ホッキョクグマ館の水中トンネルはなぜ人気なのか
札幌市の施設紹介によると、ホッキョクグマ館は2018年3月13日にオープンしました。ホッキョクグマとアザラシを展示し、北極圏の生態系や生息環境について学べる施設です。
最大の見どころは水中トンネルです。ホッキョクグマとアザラシのプールは分かれていますが、観覧する位置によって、両者が一緒に泳いでいるように見える構造になっています。陸上では大きく見えるホッキョクグマが、水中では四肢を使って体を操り、浮力を利用しながら泳ぐ様子を観察できます。
施設の規模も特徴的です。公式施設紹介では、ホッキョクグマのメイン放飼場はプールを含めて約1,400平方メートル、プールの最大深さは3.7メートル、水量は約500トンとされています。アザラシのプールも約500トンの水量があり、水中から観察できる場所や屋外展示場を見渡せる場所など、複数の観覧ポイントが設けられています。
この施設は、単に動物を近くから見せるためだけのものではありません。北極圏ではホッキョクグマが海氷を利用して移動や採食を行い、アザラシなどを捕食します。水中での運動や泳ぎを観察することは、野生下での行動や生態系を理解する手がかりにもなります。
エゾヒグマとホッキョクグマの違い・見分け方
エゾヒグマは北海道の森林や原野に分布するヒグマの一群で、日本に生息する陸上動物として最大級です。札幌市円山動物園の公式動物紹介では、オスの体長は約2メートル超、体重は約200キログラム前後とされ、480キログラムの個体記録も紹介されています。
一方、ホッキョクグマは北極圏を中心に生息し、海氷や海岸を利用する生活に適応しています。両者の違いは、毛色だけではありません。生息環境、採食行動、体のつくり、生活に必要な環境まで異なります。
- エゾヒグマ:北海道の森林や原野に暮らす。植物から動物まで幅広い食物を利用し、秋には冬眠に備えて食物を多く摂取する。
- ホッキョクグマ:北極圏の海氷や海岸に適応した種。アザラシ類を主な獲物とし、海氷の状態が採食や移動に大きく関係する。
- 見分けるポイント:白い毛並みと北極圏への適応が特徴的なのがホッキョクグマ。北海道の陸上環境に暮らし、褐色系の毛並みを持つのがエゾヒグマ。
見た目の違いを覚えるだけでなく、なぜそれぞれの動物に異なる展示施設が必要なのかを考えると、観覧の楽しみ方も変わります。ホッキョクグマ館では水中行動と北極圏の環境、エゾヒグマ館では北海道の自然環境とのつながりに注目するのがおすすめです。
【駆除までの73時間】野生ヒグマ侵入から捕獲までの時系列
2025年11月に発生した円山動物園のクマ騒動は、園内で足跡が見つかったことから始まりました。札幌市や報道各社の発表・取材によると、野生のヒグマは園の東側にある「動物園の森」付近から侵入したとみられ、園内の複数箇所で痕跡や目撃情報が確認されました。
北海道文化放送(UHB)が2025年12月17日に報じた検証記事では、対応を指揮した円山動物園の経営管理課長・木田竜介さんが、開園から約70年の間に園内でクマが出たという話を聞いたことがなく、足跡の報告を受けた際には驚いたと振り返っています。
侵入から駆除までの主な経緯
| 時期 | 発生した出来事 | 確認された内容・対応 |
|---|---|---|
| 2025年11月9日午前 | 園内でクマの足跡を発見 | 「動物園の森」付近で複数の足跡を確認。正午ごろに臨時閉園。 |
| 11月9日夜 | 野生復帰施設付近でクマを確認 | 窓枠の金網の破損が見つかり、施設内の餌が食べられたとみられた。 |
| 11月10日 | 園内の複数箇所で痕跡を確認 | 猛禽舎や総合水鳥舎周辺などで足跡が発見され、施設周辺への電気柵設置など警戒が強化された。 |
| 11月11日 | 侵入が続き、周辺警戒も拡大 | 園内での出没が続き、隣接する円山公園も全面閉鎖された。 |
| 11月12日午前11時35分ごろ | 箱わなでヒグマを捕獲・駆除 | 体長約113センチの若いオスを確認。毛色や大きさなどから、連日出没していた個体と推定された。 |
| 11月17日 | 動物園の営業再開 | 安全確認などを経て再開。円山公園については別途、閉鎖措置が続いた。 |
表の時刻や経緯は、札幌市の発表、北海道放送(HBC)やUHBなどの報道に基づくものです。11月9日午前10時ごろの最初の足跡発見から、11月12日午前11時35分ごろの捕獲・駆除までは約73時間半に当たります。「駆除までの73時間」と呼ばれるのは、この時間経過が背景にあります。
箱わなにかかったクマはどんな個体だったのか
2025年11月12日のHBC北海道放送の報道によると、捕獲されたのは体長約113センチのオスのヒグマでした。毛色や大きさなどの特徴から、11月9日ごろから園内に繰り返し出没していた個体と推測されています。
重要なのは、駆除された個体が園内で飼育されていたクマではなく、外部から侵入した野生のヒグマだったことです。また、報道では若く、やせた個体だったことも伝えられています。ただし、体の大きさや捕獲時の状態だけから、その個体が侵入を繰り返した理由をすべて説明することはできません。
この事案は、単に動物園でクマが見つかったという話ではありません。飼育施設の安全、職員や来園者の保護、周辺住民の安全、野生動物との境界管理を同時に考えなければならない危機対応でした。
【騒動の真相】なぜ野生ヒグマは円山動物園に侵入したのか
侵入の理由を考えるうえで、報道で確認された具体的な状況が手がかりになります。円山動物園は円山原始林に隣接しており、自然環境と都市施設が近接しています。ヒグマが園内に入り込んだとみられる場所は、園の東側にある、普段は一般公開されていない「動物園の森」付近でした。
餌のにおいに誘われた可能性
UHBやHBCなどの報道では、シマフクロウの飼育に関係する施設で金網の破損が確認され、餌として置かれていたホッケやヒヨコがなくなっていたと伝えられています。報道された内訳はホッケ2匹、ヒヨコ20羽です。ヒグマが餌を狙って施設へ侵入した可能性が指摘されました。
夜間の換気のため窓が開けられていたものの、窓には金網が設置され、施錠もされていたと、対応に当たった木田さんは取材で説明しています。しかし、金網が破られたことで、従来の防護設備だけでは侵入を防ぎきれなかったことが明らかになりました。
餌の存在が侵入の動機だった可能性はありますが、それだけが原因だったと断定することはできません。野生動物が園内に入り込めた物理的な経路、周辺の森林との位置関係、施設の構造、餌の管理方法など、複数の要因を分けて考える必要があります。
高さ2メートル以上のフェンスがあっても侵入を防げなかった
共同通信などの報道によると、動物園の外周には高さ2メートル以上のフェンスが設けられていましたが、ヒグマはそれを乗り越えて侵入したとみられています。金網を破損させて施設内へ入り、餌を得た可能性があることも、今回の事件の重大なポイントです。
クマは体格に比べて高い登攀能力を持つことがあり、フェンスの高さだけでは十分な防護にならない場合があります。施設への侵入を防ぐには、柵の高さだけでなく、接続部分や窓、開口部、餌の保管方法、夜間の監視などを組み合わせて対策することが欠かせません。
2026年は再発防止策が課題に
札幌市長は2026年4月22日の定例記者会見で、人の生活圏へのヒグマの侵入を抑える対策として、円山動物園やヒグマの出没が懸念される山際の学校などに電気柵を新たに設置する予定を説明しました。市街地のヒグマ対策では、ドローンを活用した状況把握なども検討対象として示されています。
ここから読み取れるのは、侵入した個体を捕獲・駆除するだけでは、同様の事態を防ぐ対策として十分ではないということです。周辺環境を踏まえた侵入防止設備、餌となるものの管理、痕跡を早期に発見する監視体制、緊急時の閉園判断を組み合わせる必要があります。
また、動物園と隣接する円山公園は同じ施設ではなく、それぞれの安全管理や開放範囲の判断も異なります。2025年の事件では、動物園が11月17日に営業を再開した一方、円山公園は別途閉鎖措置が続きました。ひとつのクマが捕獲されたことと、周辺一帯の安全が完全に確認されたことは同義ではありません。
【飼育環境と歴代個体】円山動物園のクマ展示の仕組みと評判
円山動物園のクマ展示を評価する際は、動物をどれだけ近くで見られるかだけでなく、動物が休息できる場所を確保しているか、自然な行動を引き出す環境があるか、健康管理のための非公開スペースが用意されているかという点も重要です。
エゾヒグマ館は北海道の自然を感じる構造
札幌市の公式施設紹介によると、エゾヒグマ館は、ヒグマが生き生きと過ごせる環境づくりを意識して設計されています。観覧場所から見て、プールや放飼場、丘などが配置され、視線の先に園外の林や山が広がる構造です。観覧者が自然の中でヒグマを見ているような臨場感を得られるよう工夫されています。
エゾヒグマは北海道の自然環境と人間社会の関係を考えるうえでも重要な動物です。札幌市内にも生息している一方、野生下でどのように暮らしているかを直接観察する機会は限られます。動物園の展示は、体格や動きだけでなく、野生動物が暮らす環境について考える入口にもなります。
ホッキョクグマ館は水中観察と動物福祉を両立
ホッキョクグマ館は、水中トンネルや複数の観覧ポイントを通じて、動物の動きをさまざまな角度から見られるように設計されています。施設の公式説明では、海外の動物園との連携を進めるため、アメリカの動物園水族館協会(AZA)やカナダのマニトバ州のホッキョクグマ施設基準に沿った獣舎であることも紹介されています。
ただし、来園者にとって見やすい展示と、動物にとって快適な飼育環境は必ずしも同じではありません。円山動物園は2026年10月24日付の展示案内で、動物が屋外展示場と屋内の寝室を自由に行き来できるようにし、動物自身が過ごしやすい場所を選べる環境を整えていると説明しています。
そのため、ホッキョクグマが見えない時間があることは、必ずしも展示の失敗ではありません。休息や暑さへの対応など、動物の健康と快適さを優先した結果である場合があります。来園者が動物の姿を見られる時間と、動物が休むために必要な時間の両方を考えることが、飼育環境を評価する際の基準になります。
歴代の代表的なホッキョクグマと円山動物園の歩み
円山動物園のホッキョクグマの歴史をたどるうえで、ララとデナリ、そしてその子どもたちは欠かせない存在です。ララはデナリとの間に8頭の子どもをもうけ、そのうちの1頭が円山動物園生まれのリラです。リラは現在の繁殖への取り組みを象徴する個体でもあります。
一方、ホッキョクグマの飼育では、個体の年齢や健康状態、相性に応じた対応が求められます。繁殖を目指す同居が必ずしも繁殖の成功につながるとは限らず、個体の状態を見ながら計画を調整する必要があります。2026年にリラとライトの同居が終了したことも、こうした飼育管理の一環として理解できます。
評判を判断するなら、見どころと制約をセットで確認
円山動物園のクマ展示を訪れる目的としては、水中トンネルでホッキョクグマの泳ぎを観察したい人、北海道の野生動物について学びたい人、ララやリラなど特定の個体に関心がある人などが考えられます。一方で、個体が寝室に入っている時間帯や、健康管理・繁殖への取り組みに伴う展示制限があることは、あらかじめ理解しておきたい点です。
展示の評判を判断する際は、写真映えや動物との距離だけで評価するのではなく、施設の構造、観覧できる時間、動物の健康状態、解説内容などを合わせて見ることが大切です。とりわけ、動物が見えないことを理由に飼育環境が悪いと即断したり、反対に迫力ある展示だけを根拠に飼育環境が優れていると決めつけたりするのは適切ではありません。
なお、検索結果では「円山動物園白クマラーメン」という商品情報が、動物そのものの情報と一緒に表示されることもあります。これはホッキョクグマの個体名ではなく、札幌円山動物園ラーメンの塩味商品を指します。商品沿革によると、2010年8月3日に販売が始まり、ノースユナイテッドが企画、藤原製麺が開発・生産、パル・コーポレーションがパッケージデザインを担当しました。2013年3月には約100万食を販売した記録もあります。動物の展示情報と関連商品の情報は、区別して読み解く必要があります。

【入園料・見学費用】円山動物園のクマを見に行く前の実用情報
円山動物園は、ホッキョクグマ館やエゾヒグマ館を含め、複数の動物展示をまとめて見学できる施設です。2026年4月1日更新の公式入園案内では、一般の入園料は800円、高校生は400円、中学生以下は無料とされています。
2026年の入園料と年間パスポート
- 一般:800円
- 高校生:400円(在学を証明する書類が必要)
- 中学生以下:無料
- 団体料金:30人以上で1人720円
- 年間パスポート:高校生以上2,000円
- 減免制度:札幌市内に居住する70歳以上の人や、対象となる障害者手帳などを持つ人は条件により無料
一般料金で年間パスポートの元を取るには、通常入園券を3回購入する場合と比較すると分かりやすくなります。800円を3回支払うと2,400円になるため、年間に3回以上訪れる予定がある人にとって、年間パスポートは費用を抑えやすい選択肢です。
支払い方法については、窓口では現金が案内されています。一方、2026年3月2日からは電子チケットの取り扱いが始まり、対象券種ではクレジットカードや電子マネーも利用できるようになりました。割引や助成制度の対象となる人は、窓口で購入する必要がある場合もあるため、購入前に公式案内を確認しましょう。
開園時間と観覧のポイント
2026年10月31日までは夏期の開園時間で、午前9時30分から午後4時30分まで、最終入園は午後4時です。11月1日から2月末までの冬期は午前9時30分から午後4時までとなり、最終入園は午後3時30分です。
休園日は原則として毎月第2・第4水曜日で、祝日に当たる場合は翌日となります。また、4月と11月には第2水曜日を含む週の平日が休園となる期間があり、12月29日から31日も休園です。実際の来園日については、公式の開園日カレンダーを確認しておくと安心です。
クマを目当てに訪れるなら、事前確認が欠かせない
リラやライトを目当てに訪れる場合は、繁殖への取り組みに伴う同居や観覧制限がないかを確認しましょう。ララについても、健康状態に応じて展示が変更される可能性があります。水中トンネルでホッキョクグマを見たい場合も、個体が屋外展示場や寝室のどちらで過ごしているかによって、観覧できる内容が変わります。
また、2025年の野生ヒグマ侵入事件は、動物園内の飼育動物を見学する通常の体験とは別の安全管理上の事案でした。来園前には最新のお知らせを確認し、臨時の展示制限や休園情報が出ていないかをチェックすることが、無駄のない見学につながります。
【円山動物園クマ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:円山動物園に侵入した野生のヒグマは、いつ駆除されましたか?
A1:2025年11月12日午前11時35分ごろ、園内に設置された箱わなで捕獲・駆除されました。最初に足跡が発見された11月9日午前から約73時間半後のことです。捕獲されたのは体長約113センチの若いオスで、連日出没していた個体と推定されました。
Q2:円山動物園のホッキョクグマ、リラは2026年現在どうしていますか?
A2:札幌市円山動物園の2026年3月27日付の公式発表では、繁殖を目指したライトとの同居を終了し、今後は1頭ずつ交代で展示する方針が示されています。展示状況は動物の状態や施設の運用によって変わるため、来園当日の案内を確認してください。
Q3:ホッキョクグマ館の水中トンネルでは何が見られますか?
A3:ホッキョクグマとアザラシの泳ぐ姿を水中から観察できます。両者のプールは別々ですが、観覧位置によって一緒に泳いでいるように見えるのが特徴です。ホッキョクグマの水中での動きや、北極圏の生態系について学べる見どころのひとつです。
Q4:円山動物園のクマの入園料はいくらですか?
A4:2026年4月1日更新の公式案内では、一般800円、高校生400円、中学生以下無料です。年間パスポートは高校生以上2,000円です。札幌市内在住の70歳以上の人など、条件によって減免制度も利用できます。
Q5:エゾヒグマとホッキョクグマは、見た目以外にどんな違いがありますか?
A5:エゾヒグマは北海道の森林や原野に暮らし、植物から動物まで幅広い食物を利用します。ホッキョクグマは北極圏の海氷や海岸に適応し、アザラシ類を主な獲物とします。生息環境や食性が違うため、円山動物園でもそれぞれの生態に合わせた展示施設が用意されています。
まとめ:【プロの結論】円山動物園のクマを正しく知るための判断基準
2026年の円山動物園のクマを理解するには、ホッキョクグマの繁殖・飼育の話題と、2025年11月に起きた野生ヒグマの侵入事件を分けて考えることが大切です。リラとライトの繁殖への取り組み、水中トンネルの見どころ、ララの健康管理、エゾヒグマの展示には、それぞれ異なる背景があります。
野生ヒグマの侵入事件では、2025年11月9日に足跡が見つかり、11月12日に若いオスが箱わなで捕獲・駆除されました。餌を狙って侵入した可能性や、フェンスを乗り越え、金網を破損させた経緯が報じられています。この事件が示したのは、野生動物と都市施設の境界は、既存の設備だけで必ずしも安全に保てるわけではないという現実です。
また、動物園の飼育環境を評価する際には、動物を見られる時間や展示の迫力だけでなく、休息場所の確保、健康管理、繁殖への配慮、侵入防止策まで目を向ける必要があります。見えない時間があることと、適切な飼育が行われていないことは同じではありません。
円山動物園を訪れるなら、ホッキョクグマ館の水中トンネルで動物の動きを観察し、エゾヒグマ館で北海道の自然とのつながりを考え、公式案内で最新の展示状況を確認する。この3点を意識するだけでも、見学の充実度は大きく変わります。
そして、2025年の侵入事件を一過性の騒動として片づけず、野生動物の生息地と人間の生活圏が接する場所で何が必要なのかを考えることも、円山動物園のクマを知る意味のひとつです。動物の魅力を楽しむことと、人と野生動物が安全に共存するための課題を理解すること。その両方が、円山動物園のクマをめぐる情報を読み解くための重要な視点です。 (出典: 円山 動物園 クマ(Yahoo!ニュース))