マイルズ・マイコラス成績を徹底解説!巨人時代からMLB通算、2026年最新まで
マイルズ・マイコラスの成績を振り返ると、日本の読売ジャイアンツで防御率2.18を記録した3年間と、MLBで2度のオールスター選出を果たしたキャリアが浮かび上がります。2015~2017年のNPB通算成績は31勝13敗、防御率2.18、378奪三振。MLBでも2018年に18勝を挙げ、ナショナル・リーグの最多勝争いを制しました。
一方、2023年以降は防御率が悪化し、2026年にはワシントン・ナショナルズで3勝9敗、防御率5.82を記録。8月には球団からリリースされました。MLB公式記録とNPB.jpの個人年度別成績をもとに、年度別の数字、日米通算成績、所属球団の変遷、そして2026年現在の評価まで整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- MLB通算成績:2012~2025年は72勝75敗、防御率4.24、895奪三振。2026年シーズン終了時点では75勝84敗、953奪三振。
- 巨人時代の成績:2015~2017年に31勝13敗、防御率2.18、378奪三振を記録。
- 2026年の最新状況:ナショナルズで3勝9敗、防御率5.82。8月にリリースされ、今後の所属先が注目される。
【2026年最新】マイコラスの現在の成績と所属状況
2026年10月24日時点で押さえておきたいのは、マイコラスがナショナルズで苦しいシーズンを送り、8月にチームを離れたことです。MLB公式の年度別投手成績によると、2026年のレギュラーシーズン成績は25試合、3勝9敗、防御率5.82、116イニング、58奪三振でした。
ナショナルズは2026年2月11日にマイコラスと1年契約を結びました。しかし、8月12日にDFA(選手を40人枠から外す措置)となり、球団の取引履歴では8月14日付でリリースされています。10月24日時点で新たな所属先は確認できず、今後も現役を続けるのか、どの球団でプレーするのかが焦点です。
2026年の数字を見る際には、勝敗と防御率だけでなく、起用法の変化にも注意が必要です。MLB公式の退団報道によると、ナショナルズでは先発投手の前にオープナーを置く試合で登板するなど、従来の先発一辺倒とは異なる使われ方もしていました。25試合に登板した一方、先発は11試合にとどまっています。
この数字は、単純に「先発投手として何勝したか」だけでは評価しきれないシーズンだったことを示します。ただし、防御率5.82という結果や、116イニングで58奪三振という数字は、投球内容そのものにも課題があったことを示しています。

【年度別成績一覧】MLBと巨人時代の数字を比較
マイコラスのキャリアを正確に把握するには、MLB在籍年と日本でプレーした2015~2017年を分けて見る必要があります。2015~2017年は巨人でプレーし、2018年にセントルイス・カージナルスでMLB復帰を果たしました。2020年は右前腕の屈筋腱手術からの回復などで、MLB公式戦への登板がありませんでした。
以下は、MLB公式プロフィールとNPB.jpの個人年度別成績に基づくレギュラーシーズンの一覧です。投球回の「.1」は3分の1回、「.2」は3分の2回を意味します。MLBとNPBでは対戦環境が異なるため、防御率を単純に横並びにするだけでなく、リーグと年度を考慮して評価することが大切です。
| 年度 | 所属球団・リーグ | 勝敗 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012 | パドレス(MLB) | 2勝1敗 | 3.62 | 32.1 | 23 |
| 2013 | パドレス(MLB) | 0勝0敗 | 0.00 | 1.2 | 1 |
| 2014 | レンジャーズ(MLB) | 2勝5敗 | 6.44 | 57.1 | 38 |
| 2015 | 巨人(NPB) | 13勝3敗 | 1.92 | 145.0 | 107 |
| 2016 | 巨人(NPB) | 4勝2敗 | 2.45 | 91.2 | 84 |
| 2017 | 巨人(NPB) | 14勝8敗 | 2.25 | 188.0 | 187 |
| 2018 | カージナルス(MLB) | 18勝4敗 | 2.83 | 200.2 | 146 |
| 2019 | カージナルス(MLB) | 9勝14敗 | 4.16 | 184.0 | 144 |
| 2020 | カージナルス(MLB) | 登板なし | — | — | — |
| 2021 | カージナルス(MLB) | 2勝3敗 | 4.23 | 44.2 | 31 |
| 2022 | カージナルス(MLB) | 12勝13敗 | 3.29 | 202.1 | 153 |
| 2023 | カージナルス(MLB) | 9勝13敗 | 4.78 | 201.1 | 137 |
| 2024 | カージナルス(MLB) | 10勝11敗 | 5.35 | 171.2 | 122 |
| 2025 | カージナルス(MLB) | 8勝11敗 | 4.84 | 156.1 | 100 |
| 2026 | ナショナルズ(MLB) | 3勝9敗 | 5.82 | 116.0 | 58 |
この表から読み取れる大きな転換点は、2015年の巨人移籍、2018年のMLB復帰、そして2022年以降の防御率の悪化です。2018年には18勝を挙げた一方、2023年以降は4点台後半から5点台の防御率が続きました。
なお、2013年の防御率0.00は1.2イニングしか投げていない少数サンプルの記録です。シーズンを通じた投球能力を示す数字として、2015年や2018年の成績と同じ重みで評価するのは適切ではありません。
【巨人時代のNPB成績】31勝・防御率2.18を記録した3年間
日本のプロ野球でプレーした2015~2017年は、マイコラスの評価を大きく変えた時期です。NPB.jpの公式記録によると、巨人での通算成績は62試合、31勝13敗、防御率2.18、378奪三振。投球回は424回2/3で、完投は5回、完封勝利は2回でした。
来日1年目の2015年は21試合に登板して13勝3敗、防御率1.92を記録。勝率.813で、先発投手として安定した成績を残しました。さらに、規定投球回に到達した投手の中でもWHIP(1イニング当たりに許した走者数)が0.90と優秀で、セ・リーグの勝率でも上位の成績を残しています。
2016年は右肩の張りによってシーズン序盤の出遅れがあり、14試合、4勝2敗、防御率2.45にとどまりました。登板数が減っても防御率は前年に続いて2点台です。2017年には27試合で14勝8敗、防御率2.25、187奪三振を記録し、3年間の中で最多の勝利数と奪三振数をマークしました。
巨人時代の成績で注目したいのは、単に勝利数が多いことではありません。2015年から2017年まで防御率が1.92、2.45、2.25と安定しており、2017年には188イニングを投げています。登板機会を確保しながら失点を抑え、奪三振も積み上げたことが、NPBでの高い評価につながりました。
ただし、日本での防御率2.18をそのままMLBで再現できると考えるのは早計です。打者の傾向、球場、ボール、対戦相手のレベル、リーグ全体の得点環境が異なるからです。マイコラスの場合も、MLB復帰後に日本時代とは異なる数字を残しており、リーグごとの適応を分けて見る必要があります。

【MLB通算成績】2018年の18勝と72勝・895奪三振の実績
MLBでのマイコラスは、サンディエゴ・パドレスで2012年にメジャーデビューし、2014年にはテキサス・レンジャーズでプレーしました。その後、日本で3シーズンを過ごしてからカージナルスと契約し、2018年にMLBへ復帰。2026年にはナショナルズへ移籍しました。
2025年シーズン終了時点のMLB通算成績は、72勝75敗、防御率4.24、895奪三振です。登板241試合のうち213試合が先発でした。MLB公式の2026年2月の契約発表でも、2025年までの通算成績として72勝75敗、防御率4.24が紹介されています。
2026年シーズンを加えたMLBレギュラーシーズンの通算成績は、75勝84敗、防御率4.37、953奪三振、1368回1/3です。2026年の3勝と58奪三振を加えた数字であり、2012~2025年の集計と混同しないことが大切です。
キャリアのハイライトは、やはり2018年です。カージナルス加入1年目に18勝4敗、防御率2.83、200回2/3、146奪三振を記録。ナ・リーグの最多勝で首位に並び、防御率もリーグ4位に入りました。同年にはオールスターにも選出されています。
2022年も12勝13敗、防御率3.29、202回1/3、153奪三振を記録し、2度目のオールスター選出を果たしました。勝ち星は負け越しでも、200イニングを超えて先発ローテーションを支えた点は評価できます。勝敗は打線の援護や救援陣の働きにも左右されるため、投手個人の成績を判断する際には、防御率や投球回、奪三振なども併せて見るべきです。
【防御率の推移と投手評価】マイコラスは何が強みで、何が課題なのか
マイコラスの投手成績を評価するうえで、まず注目したいのは制球力とイニング消化能力です。2018年には200回2/3を投げながら与四球を29個に抑え、与四球率は9イニング当たり1.30でした。2024年も与四球率1.31を記録しており、少ない四球で打者と勝負する能力は長年の持ち味です。
一方、奪三振率だけで圧倒するタイプではありません。2025年までのMLB通算895奪三振と投球回1252回1/3から計算すると、奪三振率は9イニング当たり約6.43です。2018年のように制球と打たせて取る投球が機能すれば、長いイニングを投げて試合を組み立てられます。
課題が数字にはっきり表れたのは2023年以降です。2023年は201回1/3を投げたものの、防御率4.78で226安打を許しました。2024年は防御率5.35、26被本塁打、2025年も防御率4.84、29被本塁打を記録しています。登板数や投球回を確保しても、被安打や長打による失点が増えると、防御率は悪化します。
2026年は防御率5.82、116イニングで58奪三振となりました。奪三振率は9イニング当たり4.50で、2025年までの通算値を下回っています。登板方法の変化もあるため単純比較には注意が必要ですが、打者を三振に取る能力と失点を防ぐ能力の双方に課題が残ったシーズンです。
評価の基準を整理すると、マイコラスは「毎年高い奪三振率で打者を圧倒する投手」というより、「制球を生かして長いイニングを投げ、打者を打ち取る投手」として見るのが適切です。その強みが十分に機能したのが巨人時代と2018年、2022年でした。反対に、被安打や本塁打が増え、奪三振も減少した近年は、過去の実績だけで現在の投球を評価することはできません。
【所属球団の変遷】パドレス、レンジャーズ、巨人、カージナルス、ナショナルズ
マイコラスのキャリアは、MLBでの挑戦、日本での成功、そしてMLB復帰という流れで整理できます。2009年にパドレスからドラフト指名を受け、2012年にメジャーデビュー。2013年はMLBでの登板が少なく、2014年にはレンジャーズで先発を経験しましたが、防御率6.44と苦戦しました。
2015年に巨人へ移籍すると、3年間で31勝を挙げ、防御率2.18という優れた数字を残しました。この日本での実績を経て、2018年にカージナルスでMLB復帰を果たします。復帰初年度の18勝、防御率2.83は、米国でも先発投手として十分に通用することを示した代表的なシーズンでした。
カージナルスでは2025年までプレーし、2026年2月にナショナルズと1年契約を締結しました。しかし、同年8月にリリースされ、現在は次の所属先が定まっていません。パドレス、レンジャーズ、巨人、カージナルス、ナショナルズという球団の変遷は、単なる移籍歴ではなく、MLBでの苦戦、日本での再構築、米国復帰後の成功、そしてキャリア後半の役割変化を反映しています。
日米の通算成績を比較する際には、集計期間も明確にしておきましょう。2025年終了時点のMLB通算72勝75敗に、NPBの31勝13敗を加えると、日米通算では103勝88敗です。奪三振はMLBの895個とNPBの378個を合わせて1273個になります。
2026年シーズンまで含めると、MLB通算75勝84敗、953奪三振にNPBの成績が加わり、日米通算106勝97敗、1331奪三振となります。ただし、これは日米の公式戦の勝敗と奪三振を単純合算した数字です。防御率はリーグごとに分けて扱う必要があり、日米の防御率を単純平均して「通算防御率」とするのは適切ではありません。
【マイルズマイコラス成績】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:マイコラスのMLB通算成績は何勝ですか?
A1:2025年シーズン終了時点では72勝75敗、防御率4.24、895奪三振です。2026年シーズン終了時点では75勝84敗、防御率4.37、953奪三振となっています。
Q2:巨人時代のマイコラスの成績はどれくらい優秀でしたか?
A2:2015~2017年のNPB通算で31勝13敗、防御率2.18、378奪三振を記録しました。2015年は13勝3敗、防御率1.92、2017年は14勝8敗、187奪三振と、先発投手として安定した実績を残しています。
Q3:マイコラスのMLBで最も優れたシーズンはいつですか?
A3:代表的なシーズンは2018年です。カージナルスで18勝4敗、防御率2.83、200回2/3、146奪三振を記録し、ナ・リーグの最多勝に並びました。オールスターにも選出されています。
Q4:マイコラスは2026年現在、どの球団に所属していますか?
A4:2026年2月にナショナルズと契約しましたが、8月にリリースされました。2026年10月24日時点では新たな所属先は確認できず、今後の契約や現役続行の動向が注目されます。
Q5:日米通算では何勝、何奪三振ですか?
A5:2025年終了時点では、MLBの72勝75敗・895奪三振とNPBの31勝13敗・378奪三振を合わせ、日米通算103勝88敗・1273奪三振です。2026年のMLB成績を加えると、日米通算106勝97敗・1331奪三振になります。
まとめ:【プロの結論】マイコラスの成績は全盛期と直近の数字を分けて評価する
マイルズ・マイコラスのキャリアを数字で振り返ると、日本での成功がMLB復帰後の飛躍につながり、2018年には18勝、防御率2.83というキャリアを代表する成績を残したことが分かります。巨人時代の31勝、防御率2.18、378奪三振も、投手としての能力を示す重要な実績です。
ただし、2023~2026年は防御率4.78、5.35、4.84、5.82と苦しいシーズンが続きました。過去の実績と現在の投球内容を切り分けて評価することが、マイコラスのキャリアを理解するうえで欠かせません。
2026年終了時点のMLB通算は75勝84敗、防御率4.37、953奪三振。NPB時代を含めると日米通算106勝97敗、1331奪三振です。今後の動向を見る際は、新たな所属球団の発表だけでなく、先発・救援のどちらで起用されるのか、奪三振率や被本塁打が改善するのか、長いイニングを投げられる状態にあるのかにも注目したいところです。 (出典: マイルズ マイコラス 成績(Yahoo!ニュース))