ワールドシリーズ最長試合は何回・何時間?2018年と2025年の18回決戦を徹底比較
ワールドシリーズ最長試合は何回まで続き、何時間かかったのでしょうか。2026年10月時点で、試合時間の歴代最長記録を持つのは、2018年10月に行われたロサンゼルス・ドジャース対ボストン・レッドソックスの第3戦です。試合は延長18回までもつれ込み、決着までに7時間20分を要しました。
さらに2025年には、ドジャース対トロント・ブルージェイズのワールドシリーズ第3戦でも延長18回の激闘が発生。フレディ・フリーマンのサヨナラホームランでドジャースが6対5で勝利しました。2018年のマックス・マンシーによる劇的な一発と、2025年のフリーマンの一発は、ワールドシリーズの歴史に残る名場面です。両試合はイニング数こそ同じですが、試合時間には41分の差があります。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 時間最長記録:2018年ワールドシリーズ第3戦の7時間20分。ドジャースがレッドソックスに3対2で勝利。
- 最多イニング記録:2018年と2025年の第3戦が、ともに延長18回で歴代最多タイ。
- 2025年の名場面:フレディ・フリーマンのサヨナラホームランでドジャースがブルージェイズに6対5で勝利。試合時間は6時間39分。
【結論】ワールドシリーズ最長試合は18回、7時間20分
ワールドシリーズ最長試合を調べる際、まず押さえたいのが「試合時間」と「イニング数」は別々の記録だという点です。時間の長さで歴代1位となっているのは2018年の第3戦であり、最多イニングについては2018年と2025年の試合が18回で並んでいます。
MLB公式サイトやギネス世界記録の記録情報によると、2018年のドジャース対レッドソックス戦は、延長18回、7時間20分という記録を残しました。通常の9イニングで決着する試合のほぼ倍に相当する回数を戦い、日付が変わる時間帯まで試合が続いた歴史的な一戦です。
2025年10月27日(現地時間)には、ドジャースとブルージェイズが同じく18回まで戦いました。ただし、こちらは6時間39分で終了しています。つまり、2025年の試合は最多イニング記録に並んだものの、時間では2018年の記録を41分下回りました。
なお、延長18回とは、通常の9回を終えた後に、さらに9イニングを戦ったという意味です。「18回延長した」という意味ではありません。この違いを理解しておくと、記録の比較がより正確になります。
【2018年】ドジャース対レッドソックス第3戦はなぜ7時間20分もかかったのか
2018年ワールドシリーズ第3戦は、現地時間10月26日にドジャースタジアムで行われました。対戦カードはロサンゼルス・ドジャース対ボストン・レッドソックス。シリーズ開幕から2連敗していたドジャースにとって、巻き返しのために落とせない一戦でした。
MLB公式サイトの試合記録によると、ドジャースは3回にジョク・ピーダーソンのソロホームランで先制。先発のウォーカー・ビューラーがレッドソックス打線を抑え、序盤はドジャースが主導権を握りました。しかし、8回にジャッキー・ブラッドリーJr.が同点ホームランを放ち、試合は1対1に。9回でも決着はつきませんでした。
延長戦では両チームが何度も得点の機会を迎えながら、あと一歩で試合を終わらせられない展開が続きます。13回にはレッドソックスが勝ち越したものの、その裏にドジャースが追いつき、スコアは2対2。試合はさらに長引きました。
そして18回裏、マックス・マンシーがレッドソックスのネイサン・イオバルディからサヨナラホームランを放ちます。打球がスタンドへ飛び込んだ瞬間、ドジャースが3対2で勝利。7時間20分に及んだ激闘に、ようやく終止符が打たれました。
MLB公式の試合記録では、この試合で両軍が起用した投手は合計18人。投球数は合計561球に達しました。長時間の試合になった背景には、単純なイニング数の多さだけでなく、投手交代を重ねながら得点を許さない攻防と、勝負を決めきれない展開がありました。
ただし、ドジャースがこの試合に勝ったからといって、シリーズ全体を制したわけではありません。レッドソックスはその後の第4戦、第5戦にも勝利し、ワールドシリーズを4勝1敗で制しています。第3戦の勝利は、シリーズの流れを変える可能性を示した一方、最終的な優勝とは別の結果に終わりました。
【2025年】ドジャース対ブルージェイズも延長18回、フリーマンが決着
2018年から7年後の2025年、ワールドシリーズで再び延長18回の試合が生まれました。現地時間10月27日の第3戦、ロサンゼルス・ドジャースとトロント・ブルージェイズの対戦です。ドジャースはこの試合を6対5で制し、シリーズの対戦成績を2勝1敗としました。
この試合では、ドジャースの大谷翔平が2本塁打、2二塁打を記録し、合計9回出塁するという異例の活躍を見せました。MLB公式サイトによると、両軍合わせて19人の投手が登板し、投球数は609球。長い試合の中で、打線と投手陣の双方に大きな負担がかかったことが数字からも分かります。
スコアは5対5のまま延長戦に入り、18回裏まで決着が持ち越されました。最後に試合を動かしたのはフレディ・フリーマンです。ブルージェイズのブレンドン・リトルからサヨナラホームランを放ち、ドジャースに6対5の勝利をもたらしました。
フリーマンは2024年のワールドシリーズ第1戦でもサヨナラ満塁ホームランを放っており、2025年の一発はワールドシリーズで自身2本目となるサヨナラ本塁打でした。MLB公式サイトは、ワールドシリーズでサヨナラホームランを複数回記録した初の選手として紹介しています。
試合時間は6時間39分。2018年の7時間20分には届かなかったものの、ワールドシリーズの最多イニング記録に並びました。同じドジャースの本拠地で行われた第3戦が、7年の時を隔てて再び18回までもつれ込んだことも、この記録を印象深いものにしています。
2試合を比較すると、共通点は18回まで続いたことと、ドジャースがサヨナラホームランで勝利したことです。一方、2018年は3対2、2025年は6対5で、試合時間にも41分の差がありました。イニング数が同じでも、攻撃の内容や投手交代、各イニングの進行によって試合時間は変わります。
【歴代ランキング】ワールドシリーズ最長試合を時間と回数で比較
ワールドシリーズ歴代最長試合ランキングを試合時間で並べると、2018年の第3戦が2位以下を大きく引き離しています。2025年の第3戦が2位に入り、3位以下には2005年、2017年、2015年などの延長戦が続きます。
以下は、MLB公式記録や野球記録資料で確認できる主な長時間試合を、試合時間の長い順にまとめたものです。試合時間は分単位の差が分かるよう、時・分で表記しています。
| 順位 | ワールドシリーズの試合 | イニング | 試合時間 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 2018年第3戦 レッドソックス対ドジャース | 18回 | 7時間20分 | ドジャース 3対2 |
| 2位 | 2025年第3戦 ブルージェイズ対ドジャース | 18回 | 6時間39分 | ドジャース 6対5 |
| 3位 | 2005年第3戦 ホワイトソックス対アストロズ | 14回 | 5時間41分 | ホワイトソックス 7対5 |
| 4位 | 2017年第5戦 ドジャース対アストロズ | 10回 | 5時間17分 | アストロズ 13対12 |
| 5位 | 2015年第1戦 ロイヤルズ対メッツ | 14回 | 5時間9分 | ロイヤルズ 5対4 |
| 6位 | 2000年第1戦 ヤンキース対メッツ | 12回 | 4時間51分 | ヤンキース 4対3 |
このランキングで注目したいのは、試合時間の順位とイニング数の順位が必ずしも一致しないことです。例えば、2017年の第5戦は延長10回で決着しましたが、試合時間は5時間17分に達しました。一方、2015年の第1戦は14回まで戦ったものの、時間は5時間9分でした。
また、2005年のホワイトソックス対アストロズの第3戦は延長14回、5時間41分。2018年の試合が記録を更新するまでは、ワールドシリーズの長時間試合を語る際の代表的な一戦でした。2018年の7時間20分は、単に延長回数が多かっただけではなく、試合全体の進行に非常に長い時間がかかった記録でもあります。
なお、これは試合時間を基準にした主な歴代ランキングです。記録資料の集計条件や対象試合によって掲載範囲が異なる場合があるため、順位を比較する際は「時間」なのか「イニング数」なのかを確認する必要があります。
【ルール解説】ワールドシリーズ延長戦は何回まで続く?
ワールドシリーズの延長戦には、原則として最大イニング数の上限がありません。9回終了時に同点であれば延長10回に進み、その後も勝敗が決まるまで試合を続けます。18回で必ず終了するというルールはなく、過去の記録を超える長さの試合が発生する可能性もあります。
試合が終了する基本的な条件は、延長イニングの終了時に一方のチームがリードしていることです。後攻のチームが延長回の裏に勝ち越し点を挙げた場合は、その時点で試合が終了することがあります。2018年のマンシー、2025年のフリーマンによるサヨナラホームランは、まさにこの仕組みによる決着でした。
もう一つ知っておきたいのが、自動走者のルールです。MLBではレギュラーシーズンの延長戦で、10回以降の各イニングを二塁走者を置いた状態から開始するルールが採用されています。しかし、ポストシーズンではこの自動走者ルールは適用されません。
ワールドシリーズでは通常のイニングと同様に走者なしから攻撃を始めるため、得点するには安打や四球、盗塁、犠打などを組み合わせて走者を進める必要があります。得点が入りにくい展開になれば、延長戦が長く続く可能性も高まります。
つまり、ワールドシリーズの延長18回は、特別な延長ルールによって決められた回数ではありません。通常の延長戦が繰り返された結果、18回まで決着がつかなかったということです。2026年のポストシーズンでも、延長戦では自動走者を置かない従来の方式が適用されます。
【2026年最新】歴代記録を読むときの注意点と注目ポイント
2026年10月23日(現地時間)に開幕したワールドシリーズ第1戦では、ミルウォーキー・ブルワーズがタンパベイ・レイズを3対2で下しました。この試合は9回で決着しており、2018年の最長試合記録に変動はありません。2026年のシリーズは開催中のため、今後の試合結果によって歴代記録に新たな動きが生じる可能性はあります。
記録を正しく理解するためには、次の3点を区別することが大切です。
- 最長試合時間:2018年のドジャース対レッドソックス戦の7時間20分。
- 最多イニング:2018年と2025年の第3戦が18回で並ぶ。
- シリーズ全体の勝敗:1試合の勝利と、ワールドシリーズ優勝は別の記録。
特に注意したいのは、延長回数が多い試合ほど、必ずしも試合時間も長くなるわけではない点です。試合時間には、投手交代、打席の長さ、守備の時間、得点機会の多さなど、複数の要因が影響します。イニング数だけを見て「史上最長」と判断すると、時間の記録を取り違えることになります。
また、2018年の第3戦でドジャースが勝利したことと、レッドソックスがシリーズ優勝したことは両立します。歴代最長試合の勝敗を調べる際には、個別試合の結果とシリーズ全体の結果を混同しないことも重要です。
このように、ワールドシリーズの歴代記録は、単純な長さの比較だけでなく、試合の経緯や最終的なシリーズ結果と合わせて見ることで、より正確に理解できます。
【ワールドシリーズ最長試合】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ワールドシリーズ最長試合は何時間ですか?
A1:2026年10月時点で、時間最長記録は2018年のドジャース対レッドソックス第3戦の7時間20分です。ドジャースが延長18回にマックス・マンシーのサヨナラホームランで3対2と勝利しました。
Q2:ワールドシリーズ最長試合は何回まで続きましたか?
A2:最多イニングは18回です。2018年のドジャース対レッドソックス第3戦と、2025年のドジャース対ブルージェイズ第3戦が、ともに18回で決着しました。
Q3:2025年のワールドシリーズ第3戦は何時間でしたか?
A3:6時間39分です。延長18回、ドジャースがブルージェイズに6対5で勝利しました。フレディ・フリーマンが18回裏にサヨナラホームランを放っています。
Q4:ワールドシリーズの延長戦は18回で終了しますか?
A4:いいえ。延長戦に固定の最大イニング数はありません。同点のままであれば、勝敗が決まるまで試合を続けます。そのため、将来18回を超える試合が生まれる可能性もあります。
Q5:最長試合時間と最多イニングは同じ記録ですか?
A5:違います。最長試合時間は2018年の7時間20分、最多イニングは2018年と2025年の18回です。イニング数が同じでも、試合時間には差が生じます。
まとめ:【プロの結論】今後も試合時間と最多イニングは分けて見る
ワールドシリーズ最長試合の答えは、時間なら2018年の7時間20分、イニング数なら2018年と2025年の18回です。2018年はマックス・マンシー、2025年はフレディ・フリーマンがサヨナラホームランを放ち、いずれもドジャースが劇的な勝利を収めました。
両試合の比較から分かるのは、記録を評価する際には、試合時間、イニング数、勝敗、シリーズ全体の結果をそれぞれ分けて考える必要があるということです。延長18回という同じ数字でも、試合時間には41分の差があり、試合の展開や投手起用も異なりました。
2026年のワールドシリーズも開催中であり、今後の試合が新たな歴史を刻む可能性は残されています。歴代記録を確認するときは、最新の公式記録に加え、試合時間とイニング数のどちらを比較しているのかを確認することが、誤解を避けるための最も確実な方法です。 (出典: ワールド シリーズ 最長 試合(Yahoo!ニュース))