大リーグ投手成績2026最新ランキング!防御率・奪三振・セーブと日本人投手を徹底解説
2026年の大リーグでは、投手の能力を示す数字に大きな注目が集まっています。防御率1.80でMLB全体のトップに立ったジェイコブ・ミジオロウスキー、18勝を挙げたソニー・グレイとクリストファー・サンチェス、セーブ数41で並んだクローザー陣など、レギュラーシーズンの個人成績からは今季の投手陣の勢力図が見えてきます。
日本人投手では、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が防御率2.53、投球回185.0回を記録。一方、投手として復帰した大谷翔平も防御率1.79をマークしました。ただし、投球回数が異なる2人の数字を単純に比較することはできません。2026年10月23日時点で確認できるレギュラーシーズンの集計を基に、主要ランキング、WHIP・FIPの見方、日本人メジャーリーガーの成績を詳しく整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 防御率ランキング:規定投球回に達した投手では、ミジオロウスキーが1.80でMLBトップ。山本由伸も2.53で上位に入った。
- 勝利数・奪三振・セーブ:18勝のグレイとサンチェス、252奪三振のミジオロウスキー、41セーブのブライアン・ベイカーとケイド・スミスが各部門をリードした。
- 日本人投手の比較:山本は185回を投げて防御率2.53、大谷は85回2/3で防御率1.79。WHIPや投球回数も合わせて評価することが大切だ。
【2026年最新】大リーグ投手成績ランキングを部門別にチェック
2026年のMLB投手成績を比較する際は、防御率、勝利数、奪三振、セーブを分けて見る必要があります。それぞれが示す能力は異なり、先発投手と救援投手では評価の基準も変わるためです。
以下はMLB公式の2026年レギュラーシーズン成績発表と、Baseball-Referenceの投手ランキングを基にした主要部門の上位選手です。防御率は規定投球回に達した投手を対象とし、ポストシーズンの数字は含めていません。
大リーグ防御率ランキング
防御率は、投手が9イニング当たり何点の自責点を許したかを示す指標です。数字が小さいほど失点を抑える力が高いと評価されます。
- 1位:ジェイコブ・ミジオロウスキー(ブルワーズ)1.80
- 2位:キャム・シュリットラー(ヤンキース)1.95
- 3位:クリス・セール(ブレーブス)2.16
- 4位:ディラン・シース(ブルージェイズ)2.40
- 5位:山本由伸(ドジャース)2.53
MLB公式のシーズン総括では、ミジオロウスキーが防御率と奪三振の両部門でメジャー全体のトップに立ったことが紹介されています。防御率1.80という数字に加え、奪三振でも首位に立った点は、打者を抑える能力の高さを示す材料です。
なお、大谷翔平の防御率は1.79で、数字だけならミジオロウスキーを下回ります。しかし、大谷のレギュラーシーズンの投球回は85回2/3。規定投球回の基準となる162回に届いていないため、規定投球回到達者を対象にした防御率タイトルのランキングとは区別して考える必要があります。
MLB勝利数ランキング
勝利数では、ア・リーグのソニー・グレイ(レッドソックス)とナ・リーグのクリストファー・サンチェス(フィリーズ)が、それぞれ18勝でリーグ最多を記録しました。
- 18勝:ソニー・グレイ、クリストファー・サンチェス
- 16勝:ドリュー・ラスムッセン、ジェイコブ・ミジオロウスキー、エドゥアルド・ロドリゲス
- 14勝:山本由伸、キャム・シュリットラー、ギャビン・ウィリアムズ、ヘスス・ルザルドら
山本も14勝を挙げ、勝利数の上位グループに入りました。ただし、勝利投手の記録には味方打線の援護や救援陣の働きも関係します。勝利数だけで投手個人の実力を決めず、防御率や投球回、WHIPと組み合わせて判断することが重要です。
メジャーリーグ奪三振ランキング
奪三振数は、打者を三振に仕留めた総数です。2026年はミジオロウスキーが252奪三振でMLB全体のトップに立ちました。
- 1位:ジェイコブ・ミジオロウスキー(ブルワーズ)252
- 2位:ギャビン・ウィリアムズ(ガーディアンズ)248
- 3位タイ:ディラン・シース(ブルージェイズ)239
- 3位タイ:キャム・シュリットラー(ヤンキース)239
- 5位:クリストファー・サンチェス(フィリーズ)231
奪三振数は登板回数や投球回数が多いほど積み上がりやすいため、投球回当たりの奪三振数も参考になります。ミジオロウスキーは奪三振総数だけでなく、9イニング当たりの奪三振数でも高い水準を示しており、空振りを奪う能力がシーズンを通して際立ちました。
MLBセーブ数ランキング
セーブは、リードを守って試合を終えるなど、所定の条件を満たした救援投手に記録される数字です。2026年はア・リーグでケイド・スミス(ガーディアンズ)とブライアン・ベイカー(レイズ)が、ともに41セーブを挙げました。
- 41セーブ:ケイド・スミス、ブライアン・ベイカー
- 38セーブ:メイソン・ミラー(パドレス)、ライリー・オブライエン(カージナルス)
- 35セーブ:デビッド・ベドナー(ヤンキース)、アロルディス・チャップマン(レッドソックス)、ジェフ・ホフマンではなく、ジェフ・ホフマンの成績とは区別して、公式集計上の上位者を確認する必要がある。
セーブ数が多い投手は、終盤のリードを守る役割を数多く任されたことを示します。一方で、失敗の少なさや防御率、WHIP、奪三振数も確認しなければ、クローザーとしての安定感までは判断できません。

【WHIP・FIPも重要】大リーグ投手成績の見方をわかりやすく解説
防御率や勝利数は分かりやすい指標ですが、それだけでは投手の実力を十分に比較できません。そこで役立つのが、WHIP、FIP、投球回、K/9などの指標です。
WHIP:走者をどれだけ出さなかったか
WHIPは、投球回当たりの被安打と与四球の合計を表します。基本的な計算式は「(被安打+与四球)÷投球回」です。数字が低いほど、安打や四球によって走者を出す頻度が低いことを示します。
2026年のWHIPランキングでは、規定投球回に達した投手の中でミジオロウスキーが0.80前後という優れた数字を残しました。山本由伸も0.87で、走者を出しにくい投球を実現しています。
ただし、WHIPには死球が含まれず、安打の種類や打球の強さも直接反映されません。被本塁打や三振、四球などの別指標と併せて見ると、投球内容をより立体的に把握できます。
FIP:投手自身が制御しやすい結果を評価
FIPは、被本塁打、与四球、与死球、奪三振を中心に計算し、守備の影響をある程度切り離して投手を評価する指標です。一般的には防御率と同様、低いほど良いとされます。
Baseball-Referenceの2026年集計では、FIPの上位にミジオロウスキーの2.17、セールの2.29、シースとシュリットラーの2.56が並びました。防御率だけでなくFIPも優秀な投手は、三振を奪い、四球や本塁打を抑える能力でも高い評価を受けていると考えられます。
ただし、FIPは投手の全能力を表す万能指標ではありません。ゴロを打たせる技術や守備位置、打球の処理などは十分に表現できないため、実際の防御率との差も含めて読むことが大切です。
投球回とK/9:量と奪三振能力を分けて考える
投球回は、投手が実際にアウトを何個取ったかを示す数字です。MLBの成績表では「185.0」は185回、「185.1」は185回1/3、「185.2」は185回2/3を意味します。小数点以下を通常の小数と同じように扱わないよう注意しましょう。
K/9は9イニング当たりの奪三振数です。総奪三振数が多くても投球回数が非常に多い投手と、短いイニングで高い頻度の三振を奪う投手では、能力の特徴が異なります。
投球回が多いことは、先発投手が長いイニングを任され、チームの救援陣の負担を減らしたことも意味します。防御率が似ている投手を比較する場合、投球回の差は見逃せないポイントです。
【比較表】山本由伸・大谷翔平ら日本人メジャーリーガーの2026年投手成績
日本人メジャーリーガーの投手成績を比べると、2026年は山本のイニング消化能力と安定感、大谷の少ない投球回での高い防御率が対照的です。今永昇太や佐々木朗希も含め、主要な数字をまとめました。
| 投手 | 勝敗 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 | WHIP |
|---|---|---|---|---|---|
| 山本由伸 | 14勝9敗 | 2.53 | 185.0 | 182 | 0.87 |
| 大谷翔平 | 8勝2敗 | 1.79 | 85.2 | 95 | 0.95 |
| 今永昇太 | 11勝10敗 | 3.77 | 174.1 | 174 | 1.10 |
| 佐々木朗希 | 5勝5敗 | 4.49 | 122.1 | 123 | 1.32 |
出典:MLB公式選手成績、Baseball Savantの2026年レギュラーシーズン集計。投球回はMLB公式の表記方式に準拠。ポストシーズンの成績は含まない。
山本由伸:防御率2.53、185イニングの安定感
山本由伸は2026年のレギュラーシーズンを14勝9敗、防御率2.53で終えました。投球回は185.0回、奪三振182、WHIP0.87。防御率ランキングの上位に入りながら、シーズンを通じて多くのイニングを投げた点が強みです。
防御率が優秀なだけでなく、WHIPも低いことは、安打や四球による走者を抑えながら投球できたことを示します。投球回の多さも踏まえると、短期間の好調にとどまらない安定感が2026年の成績に表れています。
大谷翔平:防御率1.79をどう評価するか
大谷翔平は2026年のレギュラーシーズンで14試合に登板し、8勝2敗、防御率1.79、85回2/3、95奪三振、WHIP0.95を記録しました。防御率だけならリーグを代表する投手に匹敵する数字です。
一方、投球回は山本の半分未満です。防御率は登板したイニングで許した自責点を示すため、投球回が少ない場合は数試合の結果によって数値が変動しやすくなります。大谷の成績を評価する際は、防御率の高さを認めたうえで、山本とは登板量や役割が異なる点を考慮する必要があります。
つまり、1.79と2.53という数字だけで大谷が山本より優れていると断定するのは早計です。防御率は「投げたイニングでの失点抑制」、投球回は「どれだけ長くチームを支えたか」を示す別の評価軸です。
今永昇太・佐々木朗希:成績から見える課題
今永昇太は11勝10敗、防御率3.77、174回1/3を記録しました。奪三振174、WHIP1.10という数字からは、一定の投球回を確保しながらシーズンを戦ったことが分かります。勝敗だけでは見えない投球内容を、防御率やWHIPと合わせて判断したい投手です。
佐々木朗希は5勝5敗、防御率4.49、122回1/3、123奪三振、WHIP1.32でした。山本や大谷とは異なる成績となり、走者を出す頻度や失点の抑制に改善の余地が残る数字です。ただし、単年の成績だけで選手の将来性を決めることはできません。翌季の登板数、投球回、制球面の変化を継続して見る必要があります。

【先発投手と救援投手】勝利数・セーブ数だけでは分からない役割の違い
MLB先発投手成績とMLB救援投手成績を同じ尺度だけで比較すると、役割の違いを見落とします。先発投手は長いイニングを投げて試合を組み立てるのに対し、救援投手は短いイニングや得点差の小さい場面で結果を求められます。
先発投手は投球回と安定性を重視
2026年の投球回ランキングでは、サンディ・アルカンタラが214.0回でトップ、サンチェスが207.0回、マイケル・ワカが200回2/3で続きました。シュリットラーは193回2/3、山本は185.0回を記録しています。
投球回の多さは、それだけで防御率の低さを意味しません。しかし、長いイニングを投げて試合を作る能力は、チーム全体の投手運用に影響します。先発投手の成績を比較する場合は、防御率、WHIP、投球回、登板間隔を合わせて確認するのが有効です。
救援投手はセーブ数と失敗の少なさを確認
クローザーを評価する場合、セーブ数は分かりやすい出発点です。2026年はベイカーとスミスが41セーブを記録しました。一方、ナ・リーグではミラーとオブライエンが38セーブを挙げています。
ただし、セーブ数はチームがリードした状態で終盤を迎える回数にも左右されます。防御率、WHIP、奪三振数、セーブ機会の成否なども合わせると、単純なセーブ数の比較よりも投手の安定感を把握しやすくなります。
また、救援投手は先発投手より投球回が少ない傾向にあるため、1試合の失点がシーズン防御率に与える影響も大きくなります。短い登板期間の好不調と、長期間にわたる実力を区別することが重要です。
【MLB歴代投手成績ランキング】通算記録と2026年の数字を比較
シーズンランキングとは別に、長いキャリアを通じて積み上げられたMLB歴代投手成績ランキングも、投手の評価を考えるうえで参考になります。歴代記録は現代の投手と過去の名投手を比べる手掛かりになりますが、登板間隔や投手の分業体制、ルール、時代ごとの得点環境が異なる点には注意が必要です。
- 通算勝利数:サイ・ヤングが511勝で歴代最多。
- 通算奪三振数:ノーラン・ライアンが5,714奪三振で歴代最多。
- 通算セーブ数:マリアノ・リベラが652セーブで歴代最多。
これらの通算記録はBaseball-Referenceの歴代記録集計で確認できます。勝利数は長期間にわたる先発登板やチーム状況、奪三振数は登板数と投球回、セーブ数は救援投手としての役割と起用機会に大きく左右されます。
そのため、歴代ランキングと2026年のシーズンランキングは、同じ数字でも意味が異なります。たとえば、1シーズンの252奪三振は圧倒的な結果ですが、通算記録では長年にわたる健康維持と登板の継続が不可欠です。シーズンの支配力とキャリアの持続性は、分けて評価する必要があります。

【プロの結論】2026年の投手力を見極める3つの判断基準
2026年の成績から投手の実力を読み解くなら、数字を単独で順位づけするのではなく、複数の指標を組み合わせて見ることが重要です。特に意識したいのは、次の3点です。
1. 防御率と投球回をセットで見る
防御率が低ければ失点を抑えたことが分かりますが、投球回が少なければシーズン全体の貢献度は比較しにくくなります。山本の185回と大谷の85回2/3は、どちらも優れた防御率を記録していても、投げた量が大きく異なります。防御率の順位だけでなく、どれだけのイニングでその成績を残したかを確認しましょう。
2. WHIPとFIPで投球内容を補う
WHIPは走者を出す頻度、FIPは三振・四球・死球・被本塁打などを中心とした投球内容の評価に役立ちます。防御率が良いのにFIPが高い場合や、その逆の場合には、守備や打球結果などが数字に影響している可能性があります。ひとつの数字だけで結論を出さず、指標間の違いに注目してください。
3. 先発と救援、規定投球回の条件を区別する
先発投手は長いイニングを投げる力、救援投手は限られた場面で失点を防ぐ力が問われます。また、防御率やWHIPのランキングには規定投球回の条件が関わります。大谷の防御率1.79をリーグ全体の公式タイトル対象者と同列に扱わず、登板量の違いを踏まえて比較することが、成績を正確に読むための判断基準です。
こうした見方は、MLBの個人成績を追うファンだけでなく、先発投手の安定感を知りたい人、クローザーの実力を比較したい人、日本人選手の活躍を客観的に評価したい人にも役立ちます。一方、勝利数や防御率の単独ランキングだけで選手の価値を決めたい場合には、これらの指標が示す情報の違いを見落としやすくなります。
【大リーグ投手成績】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のMLB防御率ランキング1位は誰ですか?
A1:規定投球回に達した投手では、ミルウォーキー・ブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキーが防御率1.80でトップです。大谷翔平も防御率1.79を記録していますが、レギュラーシーズンの投球回は85回2/3で、規定投球回には届いていません。
Q2:山本由伸の2026年の投手成績は?
A2:レギュラーシーズンは14勝9敗、防御率2.53、投球回185.0回、182奪三振、WHIP0.87でした。防御率ランキングで上位に入り、投球回も十分に確保した点が特徴です。
Q3:MLB投手成績を見るとき、WHIPとFIPはどちらが重要ですか?
A3:どちらか一方が常に重要というわけではありません。WHIPは被安打と与四球による走者の出やすさ、FIPは三振や四球、死球、被本塁打を中心に投球内容を評価します。防御率と投球回も併せて見ることで、投手の特徴をより正確に把握できます。
まとめ:2026年の大リーグ投手成績は複数の指標で見極める
2026年のレギュラーシーズンでは、ミジオロウスキーが防御率1.80と252奪三振で存在感を示し、グレイとサンチェスが18勝、ベイカーとスミスが41セーブを記録しました。山本由伸は14勝、防御率2.53、185イニングで安定した成績を残し、大谷翔平は防御率1.79という優れた数字をマークしています。
ただし、投手成績のランキングは、何を評価するかによって見え方が変わります。防御率は失点の抑制、勝利数は試合結果への貢献、奪三振は打者をアウトにする能力、セーブは終盤のリードを守る役割を示します。WHIPやFIP、投球回を組み合わせれば、表面的な順位だけでは分からない特徴も読み取れます。
今後のポストシーズンや次季の投手評価でも、レギュラーシーズンと短期決戦の成績を混同せず、投球量や役割の違いを考慮することが欠かせません。大リーグ投手成績を比較するときは、ひとつの数字だけで優劣を決めず、複数の指標から投手の実力とチームへの貢献を判断することが、最も確かな見方です。 (出典: 大 リーグ 投手 成績(Yahoo!ニュース))