野球プレミア12は2026年に開催?2027年の日程・16チーム拡大を徹底解説
野球の国際大会「WBSCプレミア12」は、2026年に開催されるのでしょうか。2026年10月23日時点で、次回の本大会は2027年11月に開催される予定です。さらに、2027年大会では出場チーム数が従来の12から16へ拡大し、決勝は11月21日に東京ドームで行われることが発表されています。
2024年大会では、日本代表「侍ジャパン」が決勝でチャイニーズ・タイペイ(台湾)に敗れ、準優勝に終わりました。次回大会は単なる世界一決定戦ではなく、2028年ロサンゼルス五輪の野球競技に向けた重要な予選の一つでもあります。2026年の最新状況、出場国と世界ランキング、大会方式の変更、歴代優勝国まで、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)や侍ジャパンの公式発表をもとに整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年の開催状況:プレミア12の本大会は2027年開催。2026年は本大会への出場権を争う予選が行われています。
- 2027年大会の変更点:出場チームが12から16へ拡大。決勝は2027年11月21日に東京ドームで開催予定です。
- 侍ジャパンと五輪:日本は2027年大会の出場権を確保。アジア最上位になれば、ロサンゼルス五輪の出場権を獲得できます。
【2026年最新】プレミア12は2026年に開催される?本大会が2027年の理由
結論からいうと、2026年にプレミア12の本大会は開催されません。次回の第4回大会は2027年11月に予定されており、2026年はその出場国を決める予選の年にあたります。
ここで注意したいのは、「2026年に開催されない」という状況が、大会の中止や突然の延期を意味するわけではないことです。WBSCは2026年に2027年大会の予選を実施し、同年8月17日には大会方式や主要開催地、決勝日程などを公表しました。
プレミア12は、世界ランキング上位の代表チームが競うWBSC主催の国際大会です。2015年に第1回大会が行われ、2019年に第2回大会を開催。第3回大会は当初予定されていた2023年から2024年に変更され、次回は2027年となっています。毎年開催される大会ではありません。
2026年は、2027年大会への出場権を争う予選が注目される年です。10月にはスペインで欧州予選が行われ、スペインとイタリアが本大会への出場を決めました。残る予選は11月26日から28日まで中国の中山市で開催される予定です。
つまり、2026年のプレミア12関連情報を追うなら、本大会の日程だけでなく、出場国が確定していく予選の動きにも注目する必要があります。

【2027年の日程】東京ドーム決勝は11月21日、出場16チーム制へ
2027年大会の大きな変更点は、出場チーム数の拡大と大会方式の刷新です。WBSCが2026年8月17日に発表した内容によると、出場チームは従来の12から16へ増え、4段階の競技方式が採用されます。
大会のクライマックスとなるスーパーラウンドとメダルゲームは東京ドームで開催され、決勝は2027年11月21日(日)に予定されています。
2027年大会の主な日程
- 11月8日〜12日:オープニングラウンドのうち、台湾開催グループを実施。
- 11月13日〜15日:セカンドラウンド。
- 11月18日〜20日:東京ドームでスーパーラウンド。
- 11月21日:メダルゲームを開催。決勝は東京ドームで実施予定。
なお、2026年10月23日時点では、オープニングラウンドの残る開催地や一部グループの日程は、すべてが確定しているわけではありません。台湾・台北市ではオープニングラウンドの1グループとセカンドラウンドの1グループが開催される予定ですが、ほかの開催地については追加発表を待つ必要があります。
大会方式は、次の4段階です。
- オープニングラウンド:16チームを4チームずつ4グループに分け、各グループで対戦。上位2チームが次のラウンドに進出します。
- セカンドラウンド:勝ち上がった8チームを4チームずつ2グループに分けて対戦します。
- スーパーラウンド:セカンドラウンド各グループの上位2チーム、計4チームが東京に集結します。
- メダルゲーム:スーパーラウンドの成績を踏まえて3位決定戦と決勝を行い、最終順位を決定します。
従来の12チーム制から16チーム制への拡大は、単純に試合数を増やすだけではありません。これまで本大会に進めなかった国や地域にも出場機会が広がり、国際野球の競技力を比較できる範囲が広がります。一方、優勝を目指す強豪国には、決勝まで勝ち続けるための選手層と投手運用が、これまで以上に求められます。
【出場国一覧】世界ランキング上位12枠とスペイン・イタリアの予選突破
2027年大会の出場枠は、WBSCの男子野球世界ランキングと予選結果によって決まります。ランキングによる自動出場枠は12チームで、残る4枠は2つの予選大会から各2チームが獲得する方式です。
自動出場の基準となったのは、2025年12月31日時点のWBSC世界ランキングです。WBSCが2026年に公表した出場対象の12チームは、次のとおりです。
- 1位:日本
- 2位:チャイニーズ・タイペイ(台湾)
- 3位:アメリカ
- 4位:韓国
- 5位:ベネズエラ
- 6位:メキシコ
- 7位:プエルトリコ
- 8位:パナマ
- 9位:オランダ
- 10位:キューバ
- 11位:オーストラリア
- 12位:ドミニカ共和国
ここで示した順位は、2027年大会の自動出場枠を決定するために用いられた2025年末のランキングです。2026年10月時点の最新ランキング順位と同一とは限らないため、出場資格を確認する際は、ランキングの集計日を区別する必要があります。
2026年10月23日時点で、予選を通じて出場を決めたのはスペインとイタリアです。10月9日から11日までスペインのバルセロナで行われた予選で、開催国スペインが首位となり、イタリアも本大会への切符を獲得しました。スペインにとってはプレミア12初出場、イタリアにとっては2015年以来の出場となります。
残る2枠は、11月26日から28日に中国・中山市で行われる予選で決まる予定です。参加するのは中国、チェコ、ニカラグア、イギリスの4チーム。上位2チームが2027年大会に進出します。
したがって、現時点で出場が確定しているのは、ランキングによる12チームと、予選を突破したスペイン、イタリアの計14チームです。残る2チームは11月の予選結果を待つ段階にあります。
侍ジャパンについては、世界ランキングによる出場枠を確保済みです。ただし、出場権の確保と代表メンバーの決定は別の話です。具体的な選手選考や最終ロースターは、大会に向けた今後の発表を確認する必要があります。

【2015〜2027】プレミア12歴代優勝国と2024年大会の結果を比較
プレミア12の過去3大会では、韓国、日本、チャイニーズ・タイペイがそれぞれ優勝しています。2024年大会では日本が決勝まで進みましたが、最後に台湾に敗れました。歴代大会の優勝国と、2026年から2027年にかけての経緯を整理します。
| 年 | 大会結果・経緯 | 押さえておきたいポイント |
|---|---|---|
| 2015年 | 韓国がアメリカを8対0で破り、初代王者に | プレミア12の第1回大会 |
| 2019年 | 日本が韓国を5対3で破り、優勝 | 侍ジャパンが初優勝 |
| 2024年 | チャイニーズ・タイペイが日本を4対0で破り、初優勝 | 日本は準優勝。アメリカが3位、ベネズエラが4位 |
| 2026年 | 本大会は開催されず、2027年大会の予選を実施 | スペインとイタリアが出場権を獲得。残る2枠は11月に決定予定 |
| 2027年 | 16チーム制で開催予定 | 決勝は11月21日、東京ドームで実施予定 |
2024年大会の日本代表は、オープニングラウンドを全勝で突破し、スーパーラウンドでも3戦全勝で決勝に進みました。しかし、2024年11月24日の決勝ではチャイニーズ・タイペイに0対4で敗れ、連覇を逃しています。
この結果は、国際大会での日本の強さを考えるうえでも示唆的です。日本は2019年大会で優勝し、2024年大会でも決勝に進出しましたが、短期決戦では一度の敗戦が優勝の可能性を左右します。国内リーグでの実績だけでは測れない、国際試合特有の投手起用や打線の対応力も勝敗を分ける要素です。
2027年大会では出場国が16に増えるため、対戦相手の幅も広がります。日本が再び優勝を狙うには、従来の強豪国だけでなく、予選を突破した新たな顔ぶれも含めて対策する必要があります。
【ロサンゼルス五輪】プレミア12の結果は出場権にどうつながる?
2027年大会が特に注目される理由の一つは、2028年ロサンゼルス五輪の野球競技の出場権がかかっていることです。WBSCが公表した五輪予選方式では、プレミア12を通じて2チームが五輪出場権を獲得します。
その内訳は、プレミア12最終順位でアジア勢の最上位となったチームに1枠、欧州またはオセアニア勢の最上位となったチームに1枠です。日本がアジア勢の中で最上位になれば、侍ジャパンはロサンゼルス五輪への出場権を獲得できます。
ただし、日本の出場権がすでに決まっているわけではありません。チャイニーズ・タイペイや韓国などのアジア勢との順位争いがあり、欧州・オセアニア枠についても、イタリアやスペインを含む欧州勢、オーストラリアなどの成績が関係します。
五輪出場チーム全体の枠組みは、開催国アメリカに1枠、2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)からアメリカ大陸の未出場資格チームに2枠、2027年プレミア12から2枠、さらに2028年3月までに行われる最終予選から1枠という構成です。合計6チームがロサンゼルス五輪の野球競技に出場します。
このため、2024年プレミア12の優勝結果と、2027年大会の五輪出場権を混同しないことが大切です。2024年大会で優勝したのはチャイニーズ・タイペイですが、2028年五輪に向けたプレミア12経由の出場権は、2027年大会の最終順位によって決まります。
2027年のプレミア12は、世界一を決める大会であると同時に、侍ジャパンが五輪への道を切り開くための重要な舞台です。東京ドームでの決勝だけでなく、予選から各国の勝ち上がりと順位争いを追うことで、大会の意味がより明確になります。
【野球プレミア12】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:野球プレミア12は2026年に開催されますか?
A1:2026年に本大会は開催されません。次回大会は2027年11月の予定です。2026年は本大会への出場権を争う予選が行われ、スペインとイタリアがすでに出場を決めています。
Q2:プレミア12の2027年決勝はいつ、どこで開催されますか?
A2:2027年11月21日(日)に東京ドームで開催される予定です。東京ドームでは、11月18日から20日までスーパーラウンドも行われます。
Q3:2027年大会の出場国は16チームすべて決まっていますか?
A3:2026年10月23日時点では、ランキングによる自動出場12チームと、予選を突破したスペイン、イタリアの計14チームが確定しています。残る2枠は、11月26日から28日に中国で行われる予選で決まる予定です。
Q4:2024年のプレミア12で日本は優勝しましたか?
A4:日本は決勝に進出しましたが、チャイニーズ・タイペイに0対4で敗れ、準優勝でした。優勝したのはチャイニーズ・タイペイで、同国にとって初のプレミア12優勝となりました。
Q5:プレミア12で優勝すればロサンゼルス五輪に出場できますか?
A5:優勝が五輪出場の必須条件というわけではありません。2027年大会では、最終順位でアジア勢の最上位となったチームと、欧州・オセアニア勢の最上位となったチームが、それぞれ五輪出場権を獲得します。日本はアジア勢の最上位に入ることが条件です。
まとめ:2026年は予選、2027年は16チームで世界一と五輪出場権を争う
野球プレミア12は2026年に本大会が開催されるわけではなく、次回大会は2027年11月に予定されています。2026年10月23日時点では、ランキングによる自動出場12チームに加え、スペインとイタリアが予選を突破。残る2枠は11月の中国予選で決まります。
2027年大会では出場チーム数が12から16に拡大し、オープニングラウンド、セカンドラウンド、スーパーラウンド、メダルゲームという4段階の方式が採用されます。決勝は11月21日に東京ドームで開催予定です。
また、同大会は2028年ロサンゼルス五輪の野球競技に向けた重要な予選でもあります。侍ジャパンは出場権を確保していますが、五輪出場権を得るには、2027年大会でアジア勢の最上位になる必要があります。
最新情報を追う際は、「2026年の予選結果」「2027年大会の開催地と日程」「出場国の確定状況」「五輪出場権の条件」を分けて確認するのがポイントです。2024年大会で台湾に敗れた日本が、拡大された次回大会でどのような戦いを見せるのか。東京ドームでの決勝とともに、各国の出場権争いにも注目が集まります。 (出典: 野球 プレミア 12(Yahoo!ニュース))