ブルーリボン賞主演男優賞の歴代受賞者一覧と2026年最新結果を徹底解説
2026年の第68回ブルーリボン賞で、主演男優賞に輝いたのは、映画『宝島』の妻夫木聡です。2010年度の映画『悪人』以来、15年ぶり2度目の受賞となりました。沖縄の戦後史を背景に、激動の時代を生きる青年を演じた妻夫木の演技が、改めて評価されています。
ブルーリボン賞は、東京のスポーツ紙7社の映画担当記者で構成される東京映画記者会が選考する映画賞です。1950年に始まり、三船敏郎、仲代達矢、真田広之、役所広司ら日本映画を代表する俳優たちが主演男優賞を受賞してきました。2025年度の第68回までの歴代受賞者と受賞作を整理し、妻夫木聡の受賞理由、前回の山口馬木也の受賞、選考方法、日本アカデミー賞との違いまで詳しく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年の最新結果:第68回主演男優賞は『宝島』の妻夫木聡。2010年度『悪人』以来2度目の受賞。
- 歴代受賞者:1950年度の第1回から2025年度の第68回まで、受賞者と対象作品を一覧で確認できる。
- 選考の特徴:在京スポーツ紙7社の映画担当記者による東京映画記者会が選出し、一般の人気投票とは異なる視点を持つ。
【2026年最新】第68回ブルーリボン賞主演男優賞は妻夫木聡『宝島』
第68回ブルーリボン賞は、2025年に公開された映画を対象とする2025年度の映画賞です。受賞結果は2026年1月に発表され、授賞式は同年2月17日に東京都内のイイノホールで開催されました。
主演男優賞を受賞したのは、大友啓史監督の映画『宝島』で主人公グスクを演じた妻夫木聡です。2010年度の『悪人』で同賞を初受賞しており、今回は15年ぶり、通算2度目の栄冠となりました。
映画『宝島』は、アメリカ統治下の沖縄を舞台に、米軍基地から物資を持ち出して住民に分け与える若者たち「戦果アギヤー」の姿を描いた作品です。英雄的な存在だったオンの失踪をきっかけに、グスクらがそれぞれの道を歩みながら、沖縄の歴史と向き合っていきます。
妻夫木が演じたグスクは、行方不明になったオンを探すために刑事となる人物です。仲間を思う気持ちと、社会の現実に直面する苦悩、そして沖縄の人々が抱える怒りを背負う役柄で、物語の中心を担いました。
第68回の主要受賞結果は次のとおりです。
- 作品賞:『国宝』
- 主演男優賞:妻夫木聡『宝島』
- 主演女優賞:広瀬すず『片思い世界』『遠い山なみの光』『ゆきてかへらぬ』
- 監督賞:山田洋次『TOKYOタクシー』
- 助演男優賞:佐藤二朗『爆弾』
- 助演女優賞:森田望智『ナイトフラワー』
- 新人賞:渋谷龍太『ナイトフラワー』
- 外国作品賞:『教皇選挙』
注目したいのは、作品賞の『国宝』と主演男優賞の『宝島』が異なる作品に贈られた点です。ブルーリボン賞では、作品全体への評価と、個々の俳優の演技に対する評価が別々の部門で示されます。大ヒット作品に出演したかどうかだけで、主演男優賞が決まるわけではありません。
授賞式では、妻夫木が『国宝』の主演俳優・吉沢亮にも触れ、キャストやスタッフ、沖縄の人々とともに喜びを分かち合いたいという趣旨の思いを語りました。また、『悪人』でタッグを組んだ李相日監督との再会も話題になりました。過去の受賞作と今回の受賞作が、監督との長年の仕事を振り返る機会にもなったのです。

【歴代受賞者一覧】1950年度から2025年度までの受賞者と受賞作
ブルーリボン賞主演男優賞の歴史は、戦後の日本映画が大きく変化してきた歩みと重なります。初期には三船敏郎や仲代達矢らが受賞し、1980〜1990年代には役所広司、真田広之らが活躍。2000年代以降は、妻夫木聡、阿部寛、二宮和也、神木隆之介ら幅広い世代の俳優が名を連ねています。
以下は、人物名鑑オンラインの歴代一覧や映画賞の受賞記録をもとに整理した、受賞年度・受賞者・対象作品の一覧です。複数の作品が挙げられている年度は、同じ受賞者に関連付けられた対象作品をまとめています。
| 対象年度 | 回 | 主演男優賞受賞者 | 主な対象作品 |
|---|---|---|---|
| 1950年度 | 第1回 | 山村聰 | 『宗方姉妹』ほか(当時は演技賞) |
| 1951年度 | 第2回 | 三船敏郎 | 『馬喰一代』『女ごころ誰か知る』 |
| 1952年度 | 第3回 | 該当者なし | — |
| 1953年度 | 第4回 | 該当者なし | — |
| 1954年度 | 第5回 | 該当者なし | — |
| 1955年度 | 第6回 | 森繁久彌 | 『夫婦善哉』 |
| 1956年度 | 第7回 | 佐田啓二 | 『あなた買います』『台風騒動記』 |
| 1957年度 | 第8回 | フランキー堺 | 『幕末太陽傳』『倖せは俺等のねがい』 |
| 1958年度 | 第9回 | 市川雷蔵 | 『炎上』『弁天小僧』 |
| 1959年度 | 第10回 | 長門裕之 | 『にあんちゃん』 |
| 1960年度 | 第11回 | 三國連太郎 | 『大いなる旅路』 |
| 1961年度 | 第12回 | 三船敏郎 | 『用心棒』『価値ある男』 |
| 1962年度 | 第13回 | 仲代達矢 | 『切腹』 |
| 1963年度 | 第14回 | 中村錦之助 | 『武士道残酷物語』 |
| 1964年度 | 第15回 | 小林桂樹 | 『われ一粒の麦なれど』 |
| 1965年度 | 第16回 | 三船敏郎 | 『赤ひげ』 |
| 1966年度 | 第17回 | ハナ肇 | 『なつかしい風来坊』『運が良けりゃ』 |
| 1967〜1974年度 | — | 開催休止 | 賞の中断期間 |
| 1975年度 | 第18回 | 菅原文太 | 『県警対組織暴力』『トラック野郎・御意見無用』『トラック野郎・爆走一番星』 |
| 1976年度 | 第19回 | 渡哲也 | 『やくざの墓場 くちなしの花』 |
| 1977年度 | 第20回 | 高倉健 | 『八甲田山』『幸福の黄色いハンカチ』 |
| 1978年度 | 第21回 | 緒形拳 | 『鬼畜』 |
| 1979年度 | 第22回 | 若山富三郎 | 『衝動殺人 息子よ』 |
| 1980年度 | 第23回 | 仲代達矢 | 『影武者』『二百三高地』 |
| 1981年度 | 第24回 | 永島敏行 | 『遠雷』 |
| 1982年度 | 第25回 | 渥美清 | 『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』 |
| 1983年度 | 第26回 | 緒形拳 | 『楢山節考』『陽暉楼』『魚影の群れ』『OKINAWAN BOYS オキナワの少年』 |
| 1984年度 | 第27回 | 山﨑努 | 『お葬式』『さらば箱舟』 |
| 1985年度 | 第28回 | 千秋実 | 『花いちもんめ』 |
| 1986年度 | 第29回 | 田中邦衛 | 『ウホッホ探険隊』 |
| 1987年度 | 第30回 | 陣内孝則 | 『ちょうちん』 |
| 1988年度 | 第31回 | ハナ肇 | 『会社物語 MEMORIES OF YOU』 |
| 1989年度 | 第32回 | 三國連太郎 | 『利休』 |
| 1990年度 | 第33回 | 原田芳雄 | 『浪人街』『われに撃つ用意あり』 |
| 1991年度 | 第34回 | 竹中直人 | 『無能の人』 |
| 1992年度 | 第35回 | 本木雅弘 | 『シコふんじゃった。』 |
| 1993年度 | 第36回 | 真田広之 | 『僕らはみんな生きている』 |
| 1994年度 | 第37回 | 奥田瑛二 | 『棒の哀しみ』 |
| 1995年度 | 第38回 | 真田広之 | 『写楽』『EAST MEETS WEST』『緊急呼出し エマージェンシー・コール』 |
| 1996年度 | 第39回 | 役所広司 | 『Shall we ダンス?』『眠る男』『シャブ極道』 |
| 1997年度 | 第40回 | 役所広司 | 『うなぎ』『失楽園』『CURE』 |
| 1998年度 | 第41回 | ビートたけし | 『HANA-BI』 |
| 1999年度 | 第42回 | 高倉健 | 『鉄道員』 |
| 2000年度 | 第43回 | 織田裕二 | 『ホワイトアウト』 |
| 2001年度 | 第44回 | 野村萬斎 | 『陰陽師』 |
| 2002年度 | 第45回 | 佐藤浩市 | 『KT』 |
| 2003年度 | 第46回 | 西田敏行 | 『ゲロッパ!』『釣りバカ日誌14』 |
| 2004年度 | 第47回 | 寺尾聰 | 『半落ち』 |
| 2005年度 | 第48回 | 真田広之 | 『亡国のイージス』 |
| 2006年度 | 第49回 | 渡辺謙 | 『明日の記憶』 |
| 2007年度 | 第50回 | 加瀬亮 | 『それでもボクはやっていない』 |
| 2008年度 | 第51回 | 本木雅弘 | 『おくりびと』 |
| 2009年度 | 第52回 | 笑福亭鶴瓶 | 『ディア・ドクター』 |
| 2010年度 | 第53回 | 妻夫木聡 | 『悪人』 |
| 2011年度 | 第54回 | 竹野内豊 | 『太平洋の奇跡』 |
| 2012年度 | 第55回 | 阿部寛 | 『麒麟の翼』『テルマエ・ロマエ』『カラスの親指』 |
| 2013年度 | 第56回 | 高良健吾 | 『横道世之介』 |
| 2014年度 | 第57回 | 浅野忠信 | 『私の男』 |
| 2015年度 | 第58回 | 大泉洋 | 『駆込み女と駆出し男』 |
| 2016年度 | 第59回 | 松山ケンイチ | 『聖の青春』ほか |
| 2017年度 | 第60回 | 阿部サダヲ | 『彼女がその名を知らない鳥たち』 |
| 2018年度 | 第61回 | 舘ひろし | 『終わった人』 |
| 2019年度 | 第62回 | 中井貴一 | 『記憶にございません!』 |
| 2020年度 | 第63回 | 草彅剛 | 『ミッドナイトスワン』 |
| 2021年度 | 第64回 | 岡田准一 | 『燃えよ剣』『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』 |
| 2022年度 | 第65回 | 二宮和也 | 『TANG タング』『ラーゲリより愛を込めて』 |
| 2023年度 | 第66回 | 神木隆之介 | 『大名倒産』『ゴジラ-1.0』 |
| 2024年度 | 第67回 | 山口馬木也 | 『侍タイムスリッパー』 |
| 2025年度 | 第68回 | 妻夫木聡 | 『宝島』 |
この一覧で注意したいのは、ブルーリボン賞が毎年必ず主演男優賞を選んできたわけではないことです。第3回から第5回までは該当者がなく、1967年度から1974年度までは賞そのものが中断しています。また、第1回は男女や主演・助演を区別しない演技賞だったため、現在の主演男優賞とは制度上の違いがあります。
歴代受賞者を見ると、三船敏郎、真田広之、役所広司など、複数回にわたって評価された俳優がいます。妻夫木も『悪人』と『宝島』という異なる時代の作品で2度受賞しました。同じ俳優が再び選ばれることは、過去の実績だけでなく、新たな役柄で演技を更新してきたことを考える手掛かりになります。
【受賞理由を読み解く】妻夫木聡は『宝島』で何を評価されたのか
妻夫木聡の受賞を考えるうえで重要なのは、グスクという人物が物語の中で背負うものの大きさです。『宝島』は、単純な友情物語でも、ひとりの英雄を描く伝記映画でもありません。アメリカ統治下の沖縄を背景に、失踪した仲間を追う若者たちと、社会の不条理に直面する人々を描いています。
映画の公式プロダクションノートでは、妻夫木が演じるグスクについて、刑事としての苦悩や葛藤、そして怒りの感情が強く表れる場面が紹介されています。特に、コザ暴動を描く場面では、抑えてきた感情が一気に噴き出す演技と、その合間に見せる繊細な表情が印象的なポイントとして取り上げられています。
グスクは、行方不明になったオンを探すために刑事となります。しかし、正義を追求する立場になったからといって、彼の葛藤が消えるわけではありません。仲間への思いと、刑事として向き合わなければならない現実がぶつかり合います。妻夫木は、怒りを外にぶつける場面だけでなく、感情を押し殺す時間も含めて人物像を形作っています。
さらに、作品そのものの制作規模も見逃せません。映画公式サイトのプロダクションノートによると、撮影期間は106日、ロケ地は43か所。上映時間は191分に及びます。長い年月をまたぐ物語の中で、主人公の変化を表現し続けることは、主演俳優にとって大きな負担となる仕事です。
ただし、個別の審査員がどの場面を決め手としたか、審査の点数がどのように配分されたかまでは公表されていません。受賞作の内容や公式資料から読み解けるのは、妻夫木が歴史的背景を持つ大作の中心に立ち、怒り、苦悩、友情、決意といった複雑な感情を担ったという点です。
2010年度の『悪人』と今回の『宝島』を比べると、両作は物語の舞台も人物の置かれた状況も異なります。それでも、社会の中で追い詰められる人物の内面を表現するという点では、妻夫木の演技を考えるうえで興味深い共通項があります。
『悪人』では、李相日監督のもとで複雑な感情を抱える人物を演じ、2010年度のブルーリボン賞主演男優賞を受賞しました。『宝島』では、大友啓史監督の作品で、沖縄の戦後史と向き合うグスクを演じています。15年を隔てた2度の受賞は、俳優としてのキャリアの変化を見渡す機会にもなっています。

【第67回からの流れ】山口馬木也『侍タイムスリッパー』と近年の受賞傾向
妻夫木聡の前に主演男優賞を受賞したのは、映画『侍タイムスリッパー』の山口馬木也です。第67回ブルーリボン賞は2024年度の映画を対象とし、受賞結果は2025年に発表されました。
『侍タイムスリッパー』は、時代劇の世界観と現代の感覚を組み合わせた作品です。山口は、作品の中心となる侍を演じ、映画そのものも作品賞を受賞しました。主演男優賞と作品賞を同じ作品が獲得したことからも、俳優の存在感と作品全体への評価が重なった例として注目されました。
第67回の受賞者である山口馬木也と河合優実は、翌年の第68回授賞式で司会を担当しました。主演男優賞・主演女優賞の前年受賞者が次回の授賞式を進行する慣例は、ブルーリボン賞ならではの特徴のひとつです。
第66回から第68回までの主演男優賞を振り返ると、受賞作のジャンルは一様ではありません。
- 第66回・2023年度:神木隆之介が『大名倒産』『ゴジラ-1.0』で受賞。
- 第67回・2024年度:山口馬木也が『侍タイムスリッパー』で受賞。
- 第68回・2025年度:妻夫木聡が『宝島』で受賞。
この3年だけを見ても、時代劇を題材にした作品、怪獣映画を含む大規模な作品、戦後沖縄の歴史を背景にしたドラマと、異なるジャンルの映画が並びます。ブルーリボン賞主演男優賞は、特定のジャンルだけを評価する賞ではありません。
もうひとつの傾向は、ひとりの俳優が複数の作品で評価される年度があることです。神木隆之介の『大名倒産』『ゴジラ-1.0』や、二宮和也の『TANG タング』『ラーゲリより愛を込めて』がその例です。複数の作品を通じた演技が対象として挙げられることも、受賞記録を読む際に押さえておきたいポイントです。
もっとも、近年の3例だけから、今後も同じジャンルや世代の俳優が有利になると断定することはできません。歴代記録を長い期間で見ると、映画界で活躍する俳優の世代交代と、作品の題材の多様化が同時に表れていることが分かります。
【選考の仕組み】東京映画記者会は何を基準に受賞者を選ぶのか
ブルーリボン賞の主催者は、東京映画記者会です。日刊スポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、東京スポーツ、東京中日スポーツなど、在京スポーツ紙7社の映画担当記者によって構成されています。
この賞の特徴は、映画を日常的に取材する記者が選考を担う点にあります。映画の公開情報や作品そのものだけでなく、監督や俳優への取材を通して映画界の動きを見ている記者が、年間の映画を振り返って各賞を選びます。
ブルーリボン賞では、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、新人賞、外国作品賞などが設けられています。年によっては、これらに加えて特別賞などが設けられることもあります。
対象作品は前年に公開された映画が基本で、授賞式は翌年に行われます。そのため、2026年に発表された第68回は、2026年公開作品を評価したものではなく、2025年度の映画を対象とした賞です。年度と発表年を混同しないことが、最新結果を調べる際の重要なポイントです。
選考の詳しい採点配分や、すべての審査員の個別評価が一般に公開されているわけではありません。したがって、受賞者を知ることはできても、どの審査員がどの場面を決め手としたかまで断定することはできません。
また、ブルーリボン賞は一般の映画ファンによる人気投票ではありません。俳優の知名度や興行収入だけで受賞が決まる仕組みでもなく、映画記者会による選考結果として発表されます。
映画賞を調べる際には、次の3点を区別すると理解しやすくなります。
- 受賞結果:主催者や信頼できる報道機関が発表した受賞者と対象作品。
- 選考方法:どのような立場の人々が選考を担うのか。
- 評価の解釈:作品の演技や演出について、観客や評論家がどのように読み解くか。
この3つを分けて考えることで、受賞という事実と、受賞理由についての個人的な解釈を混同せずに済みます。

【比較と評判】ブルーリボン賞と日本アカデミー賞はどう違う?
日本映画の賞を調べるとき、ブルーリボン賞と並んでよく比較されるのが日本アカデミー賞です。どちらも俳優や作品を評価する映画賞ですが、選考に関わる人々と投票の仕組みに違いがあります。
ブルーリボン賞は、東京映画記者会が選考する映画賞です。日々の取材を通じて映画界を見ているスポーツ紙の映画担当記者が選考に関わることが、大きな特徴です。授賞式では前年の主演男優賞・主演女優賞の受賞者が司会を務める慣例もあり、映画記者と受賞者の関係が表れています。
一方、日本アカデミー賞は、日本アカデミー賞協会の会員による投票を中心に選考されます。公式サイトでは、協会員が各部門の優秀賞を選ぶ投票と、最優秀賞を決める投票の仕組みが説明されています。ブルーリボン賞とは、選考に参加する人々の範囲や手続きが異なります。
そのため、両賞で同じ俳優や作品が必ず選ばれるわけではありません。ある映画賞で高い評価を受けた作品が、別の映画賞では異なる部門や結果になることもあります。これは、映画の評価が単一の尺度だけで決まるものではないことを示しています。
ブルーリボン賞主演男優賞の評判を考える際も、「どの賞が最も優れているか」という順位付けだけでは十分ではありません。映画記者による選考という特徴に注目する人もいれば、映画ファンとして自分が支持する俳優や作品が受賞するかどうかを楽しみにする人もいます。
賞の価値を判断するときは、受賞者の知名度だけでなく、選考主体、対象年度、対象作品、他の映画賞との違いを確認することが大切です。ひとつの賞の結果だけで俳優の実力や映画の優劣をすべて決めるのではなく、複数の視点を照らし合わせることで、作品の魅力をより深く理解できます。
【ブルーリボン賞主演男優賞】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のブルーリボン賞主演男優賞は誰が受賞しましたか?
A1:第68回ブルーリボン賞の主演男優賞は、映画『宝島』の妻夫木聡です。2025年度の映画を対象とする賞で、2026年2月17日に授賞式が行われました。
Q2:妻夫木聡はブルーリボン賞主演男優賞を何回受賞していますか?
A2:2026年の第68回受賞を含めて2回です。最初は2010年度の映画『悪人』で、今回は『宝島』で15年ぶりに受賞しました。
Q3:第67回ブルーリボン賞の主演男優賞は誰ですか?
A3:第67回の主演男優賞は、映画『侍タイムスリッパー』の山口馬木也です。2024年度の映画を対象とする賞で、受賞結果は2025年に発表されました。
Q4:ブルーリボン賞主演男優賞の選考基準は何ですか?
A4:東京映画記者会が、前年に公開された映画を対象に選考します。詳細な採点配分が一般公開されているわけではありませんが、在京スポーツ紙7社の映画担当記者が選ぶ点が大きな特徴です。
Q5:ブルーリボン賞と日本アカデミー賞は同じ賞ですか?
A5:別の映画賞です。ブルーリボン賞は東京映画記者会が選考し、日本アカデミー賞は協会員による投票を中心に受賞者や作品を選びます。そのため、同じ年度でも受賞結果が異なる場合があります。
Q6:ブルーリボン賞の主演男優賞は毎年必ず選ばれますか?
A6:必ずしもそうではありません。歴代記録では1952〜1954年度に該当者がなく、1967〜1974年度には賞そのものが中断しています。また、第1回は現在の主演男優賞とは異なる演技賞でした。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
2026年の第68回ブルーリボン賞主演男優賞は、『宝島』の妻夫木聡が受賞しました。2010年度の『悪人』以来2度目の受賞であり、長いキャリアの中で異なる作品に取り組んできた俳優としての歩みを振り返る節目となりました。
歴代受賞者には、三船敏郎、仲代達矢、緒形拳、真田広之、役所広司ら、日本映画の歴史を彩ってきた俳優が並びます。近年も神木隆之介、山口馬木也、妻夫木聡と、異なる世代やジャンルの作品が評価されています。
ブルーリボン賞を理解するうえで押さえておきたいのは、東京映画記者会が選考するという独自性と、作品賞・主演男優賞などがそれぞれ異なる視点から選ばれるという点です。受賞者の名前だけを見るのではなく、対象年度、受賞作、選考主体、ほかの映画賞との違いまで確認すると、結果をより正確に読み解けます。
今後の受賞結果を追う際にも、まず公式発表で回次と対象年度を確かめ、受賞作の内容や演技の特徴を見ていくことが、映画賞を楽しむための確かな方法です。 (出典: ブルー リボン 賞 主演 男優 賞(Yahoo!ニュース))