ヤクルト陸上部2026最新メンバー14名を徹底解説|新加入・駅伝19位・退部選手の全貌
ヤクルト陸上部は、2026年に新たな選手3名を迎え、ニューイヤー駅伝での上位進出を目指す実業団チームです。ヤクルト本社の陸上競技部公式サイトによると、2026年度の選手数は14名。駒澤大学出身の帰山侑大、立教大学出身の馬場賢人、ケニア出身のケビン・キプロプが新加入し、チームの顔ぶれが変わりました。
一方、2026年1月1日に開催された第70回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)では、ヤクルトは総合19位、4時間51分45秒でフィニッシュ。さらに3月31日には、髙久龍、小椋裕介、奈良凌介の3選手が陸上競技部を退部することが発表されました。2026年秋の最新大会結果や5000m・10000mの記録ランキングも踏まえ、現メンバー、選手の出身大学、新加入と退部の経緯、チームの課題と今後の展望を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現メンバー:2026年度は選手14名体制。帰山侑大、馬場賢人、ケビン・キプロプの3名が新加入しました。
- 駅伝成績:2026年1月のニューイヤー駅伝は19位、4時間51分45秒。太田直希が1区4位と好走し、複数区間でチーム記録が生まれました。
- 今後の注目点:髙久龍ら3名の退部を経て、新戦力の定着と既存選手の記録向上をどう両立し、全日本実業団駅伝8位入賞に近づくかが焦点です。
【2026年最新】ヤクルト陸上部の現メンバー14名と出身大学一覧
ヤクルト陸上部の2026年度の選手一覧は、公式サイトのメンバープロフィールで確認できます。所属選手は14名で、国内大学出身の中長距離選手に加え、ケニア出身の選手も在籍しています。
2026年4月1日の新加入発表では、帰山侑大、馬場賢人、ケビン・キプロプ・ビウォットの3名が紹介されました。以下は公式プロフィールと加入発表に基づく現メンバーの一覧です。
- 安藤風羽:日本大学出身。2025年入社。
- 帰山侑大:駒澤大学出身。2026年新加入。
- 馬場賢人:立教大学出身。2026年新加入。
- ケビン・キプロプ:ケニア・シノムニ高校出身。2026年新加入。
- スタンネリー・ワイザカ:ケニア出身。ライチリ高校出身。
- 中村大聖:駒澤大学出身。
- 𠮷川洋次:東洋大学出身。
- 小島海斗:駒澤大学出身。
- 鎌田航生:法政大学出身。
- 太田直希:早稲田大学出身。
- 宮坂大器:青山学院大学出身。
- 伊地知賢造:國學院大學出身。
- 志貴勇斗:青山学院大学出身。
- 石井一希:順天堂大学出身。
チームを率いるのは本田竹春監督です。公式サイトのスタッフ紹介では、石毛豊志、ダニエル・ジェンガがコーチを務め、山﨑翔太がコーチ兼マネージャーとして名を連ねています。選手だけでなく、指導・運営スタッフを含めた体制で競技力の向上を目指しています。
出身大学に注目すると、駒澤大学、青山学院大学、東洋大学、早稲田大学、順天堂大学、國學院大學など、大学駅伝で実績を積んだ選手が集まっていることがわかります。大学時代の競技経験を実業団駅伝につなげられるかは、チーム編成を読み解くうえで重要なポイントです。

【新加入3選手】帰山侑大・馬場賢人・ケビン・キプロプの実力と注目点
2026年度の補強で注目されるのは、大学駅伝を経験した帰山侑大と馬場賢人、そしてケニア出身のケビン・キプロプです。3人はそれぞれ経歴や得意とする距離が異なり、チームに加わることで選手層の幅が広がりました。
| 選手 | 出身・主な記録 | 2026年の注目ポイント |
|---|---|---|
| 帰山侑大 | 駒澤大学出身。5000mの歴代記録ランキング掲載記録は13分37秒54。ハーフマラソンは1時間00分32秒。 | 10000m27分台の達成とニューイヤー駅伝区間賞を目標に掲げる。 |
| 馬場賢人 | 立教大学出身。ハーフマラソン1時間00分26秒。2026年9月27日の5000mで13分48秒21を記録。 | 9月の5000mで自己ベストを更新。トラックでの成長を駅伝に結びつけられるかが焦点。 |
| ケビン・キプロプ | ケニア・シノムニ高校出身。5000m13分19秒08、10000m27分43秒16。 | トラックでの高いスピードを生かし、スタンネリー・ワイザカとともに駅伝の上位進出を支えられるか。 |
※記録はヤクルト陸上競技部公式サイトのプロフィール・歴代記録ランキングに掲載された数値を基に整理しています。帰山の5000m記録は2023年12月の日本体育大学記録会、馬場のハーフマラソン記録は2025年2月の丸亀ハーフマラソンでの記録です。
帰山侑大は、駅伝での安定感を目指す新戦力です。ヤクルトの加入発表では、10000m27分台の達成とニューイヤー駅伝の区間賞を目標に掲げました。駒澤大学で培った競技経験を実業団の舞台でどこまで発揮できるかが注目されます。
馬場賢人は、トラックの自己ベスト更新が明確な進歩を示しています。公式発表によれば、2026年9月27日の日本体育大学長距離競技会では5000m13分48秒21を記録し、自己ベストを更新しました。加入初年度から記録を伸ばしている点は、今後の駅伝出走を考えるうえでも注目材料です。
ケビン・キプロプは、トラックの記録水準が大きな強みです。公式プロフィールに掲載された5000m13分19秒08、10000m27分43秒16は、チーム内でも高い水準にあります。2026年7月のホクレン・ディスタンスチャレンジ網走大会では、5000m13分19秒08がヤクルトの歴代記録ランキング3位として掲載されました。2026年9月の日本体育大学長距離競技会でも13分37秒87で走っています。
新加入3選手に共通するテーマは、個人のトラック記録を駅伝のチーム成績へ変換することです。5000mや10000mで速く走れることは大きな武器ですが、駅伝では区間距離への適応、集団の中での位置取り、ペース変化への対応、年間を通じたコンディション管理も求められます。新戦力の評価は、記録だけでなく駅伝での走りと合わせて見る必要があります。
【ニューイヤー駅伝2026】ヤクルトは19位・4時間51分45秒でフィニッシュ
2026年1月1日に群馬県で行われた第70回全日本実業団対抗駅伝競走大会は、ヤクルトにとって2026年シーズンの重要な出発点となりました。ヤクルト陸上競技部の公式大会結果によると、総合順位は19位、記録は4時間51分45秒です。
大会は7区間、全長100km。ヤクルトは1区の太田直希が区間4位と好スタートを切り、複数区間でチーム記録を更新しました。一方、2区と3区では区間順位が伸びず、終盤の追い上げだけでは上位との差を埋めきれませんでした。
公式発表に掲載された各区間の結果は次のとおりです。
- 1区・太田直希:12.3km、34分26秒、区間4位。ヤクルト記録。
- 2区・鎌田航生:21.9km、1時間04分17秒、区間26位。
- 3区・中村大聖:15.3km、44分24秒、区間24位。ヤクルト記録。
- 4区・スタンネリー・ワイザカ:7.6km、21分16秒、区間19位。
- 5区・伊地知賢造:15.9km、46分58秒、区間10位。ヤクルト記録。
- 6区・小島海斗:11.4km、33分45秒、区間14位。ヤクルト記録。
- 7区・髙久龍:15.6km、46分39秒、区間13位。ヤクルト記録。
この結果から読み取れるのは、チームに好走区間があった一方、区間ごとの順位にはばらつきがあったことです。太田の1区4位は先頭集団に近い位置でレースを進めるうえで価値のある結果でした。5区の伊地知も区間10位と健闘し、終盤の小島、髙久もチーム記録を残しています。
総合順位だけで評価すると19位ですが、区間記録を分解すると、選手個人の力が発揮された場面と、チームとして改善すべき場面を区別できます。特に長距離区間での順位の底上げは、目標とする8位入賞に向けた課題の一つです。
実際、総合8位のHondaは4時間48分38秒で、ヤクルトとの差は3分07秒でした。19位という結果だけを見て大きな隔たりがあると考えるよりも、どの区間で何秒を縮められるかを分析するほうが、次の大会に向けた具体的な評価につながります。
なお、2026年大会の7区を走った髙久龍は、同年3月31日付で陸上競技部を退部しています。したがって、2026年1月の出走メンバーと、2026年度の現メンバー14名は同じではありません。この違いは選手一覧を確認する際に押さえておきたい点です。
【退部選手3名】髙久龍・小椋裕介・奈良凌介が残した実績
ヤクルト陸上競技部は2026年3月31日、2025年度をもって退部する選手として、髙久龍、小椋裕介、奈良凌介の3名を発表しました。いずれもチームで長年競技に取り組んできた選手で、退部後は社業に専念することが公式発表で示されています。
髙久龍は、マラソンと駅伝の両面で実績を残した選手です。2015年度入社で、東洋大学出身。公式プロフィールに掲載されたマラソン自己ベストは2時間06分45秒で、東京マラソンでは8位、日本人2位の成績を残しました。2026年ニューイヤー駅伝では7区を担当し、46分39秒のヤクルト記録を記録しています。
髙久は退部発表のコメントで、ヤクルトのユニフォームを着て11年間走り続けられたことへの感謝を述べ、4月からは社業に専念する意向を示しました。陸上競技部での活動を終えた後も、競技生活で培った経験を仕事に生かすという区切りです。
小椋裕介は、ハーフマラソンとマラソンで強い実績を残しました。青山学院大学出身で、2016年度入社。公式発表では、2019年度の丸亀ハーフマラソンで1時間00分00秒、2位という成績が紹介されています。長年にわたり駅伝やマラソンを中心に活動し、退部後は社業に専念することを明らかにしました。
奈良凌介は、2020年度入社の選手です。大東文化大学出身で、公式発表では大阪マラソン2時間11分48秒が主な戦績として挙げられています。退部にあたっては、6年間の活動を振り返り、応援への感謝とともに、4月から新たなステージで経験を生かす意向を示しました。
この3名の退部は、単に選手が入れ替わったというだけではありません。長距離の主力として駅伝やマラソンを支えてきた経験がチームから失われる一方、その役割を次世代の選手が引き継ぐ契機にもなります。特に髙久が担っていた長距離区間の経験を、誰がどのように補うかは、今後の駅伝編成を考えるうえで注目されます。
また、2025年3月には武田凜太郎と髙橋翔也の退部が発表されていました。こうした年度ごとの入れ替わりを追うと、ヤクルト陸上部は選手の加入と退部を通じて陣容を更新しながら、企業スポーツとして競技と仕事の両立を続けていることがわかります。
【5000m・10000mの自己ベスト】ヤクルト陸上部の記録ランキングを読む
ヤクルト陸上部の実力を把握するには、駅伝の順位だけでなく、5000m・10000mの個人記録も確認する必要があります。公式サイトの「記録ランキング」は2026年10月2日現在の歴代記録を掲載しており、現役選手だけでなく、過去に所属した選手の記録も含まれています。
5000mの歴代上位には、スタンネリー・ワイザカの13分05秒21、ケビン・キプロプの13分19秒08、太田直希の13分28秒75、中村大聖の13分35秒78などが並びます。帰山侑大の13分37秒54も同ランキングに掲載されています。
10000mでは、スタンネリー・ワイザカが26分56秒36、ケビン・キプロプが27分43秒16、太田直希が27分52秒10、中村大聖が27分59秒96を記録しています。こうした記録は、チームが持つスピードの水準を知る手掛かりです。
ただし、歴代記録ランキングと現役選手のプロフィールは区別して読む必要があります。ランキングには退部選手や過去の所属選手も含まれるため、歴代上位に名前があるからといって、2026年度の現メンバーであるとは限りません。また、プロフィールの自己ベストは過去の達成記録であり、直近の大会で同じ水準の走りができることを保証するものでもありません。
2026年9月27日の日本体育大学長距離競技会では、5000mでケビンが13分37秒87、太田が13分38秒72、中村が13分53秒07を記録しました。馬場は13分48秒21で自己ベストを更新しています。帰山は14分00秒91、安藤は14分02秒95でした。
この大会結果は、自己ベストと当日の記録を分けて評価する重要性を示しています。ケビンの自己ベストは13分19秒08ですが、9月のレースでは13分37秒87でした。一方、馬場は13分48秒21で自己ベストを更新しました。単純に記録の数字だけを比較するのではなく、更新の有無や直近の状態も合わせて見ることで、選手の現在地をより正確に把握できます。
今後の記録面で注目したいのは、帰山が掲げる10000m27分台の目標、馬場の5000mでの自己ベスト更新、そしてケビンやスタンネリーのスピードが駅伝の区間記録にどこまで反映されるかという点です。トラックでの記録向上とロードでの安定した走りがそろえば、チーム全体の競争力を高める材料になります。
【本田竹春監督と練習環境】戸田グラウンドから目指す上位進出
ヤクルト陸上競技部は1972年に創部されました。公式サイトでは、競技活動の目的として、中長距離、マラソン、駅伝を中心に日本国内だけでなく世界の陸上競技会での活躍を目指す方針を掲げています。現在のチーム目標は、全日本実業団駅伝での8位入賞です。
監督は本田竹春。主な練習場所は、埼玉県戸田市のヤクルト戸田グラウンドと彩湖道満グリーンパークです。選手が日々のトレーニングを積み重ね、トラック競技から駅伝・マラソンまで幅広い種目に対応するための拠点となっています。
本田監督の指導体制のもと、チームにはダニエル・ジェンガらのコーチ陣がいます。ジェンガは現役時代にシカゴマラソンや東京マラソンなどで実績を残し、現在は指導者としてチームを支えています。長距離走の経験と実績を持つスタッフがいることは、選手の成長やレースへの準備を考えるうえで見逃せない要素です。
ヤクルトの課題は、個々の選手が持つ高い記録を、駅伝の総合順位へどうつなげるかにあります。2026年のニューイヤー駅伝では複数区間でチーム記録が生まれた一方、区間順位には差がありました。エース級の選手が好走するだけでなく、7区間を通じて大きな順位変動を抑えることが、8位入賞への現実的な道筋になります。
その意味で、2026年の新加入選手は重要な存在です。帰山と馬場が大学時代の経験を実業団の長距離レースに適応させ、ケビンがトラックでのスピードを駅伝に生かせれば、既存選手との組み合わせによって選手起用の幅が広がります。一方、経験豊富な髙久、小椋、奈良の退部後は、チーム全体で経験値を補いながら、各区間に適した選手を育てる必要があります。
2026年秋の最新情報として、公式サイトは9月27日の日本体育大学長距離競技会の結果を9月28日に掲載しています。シーズンの進捗を見る際は、ニューイヤー駅伝の総合順位だけでなく、こうしたトラック競技の結果や自己ベスト更新も確認すると、次の駅伝に向けた準備状況を把握しやすくなります。
【ヤクルト陸上部】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ヤクルト陸上部の2026年の現メンバーは何人ですか?
A1:ヤクルト陸上競技部の公式サイトによると、2026年度の選手数は14名です。帰山侑大、馬場賢人、ケビン・キプロプの3名が新加入し、安藤風羽、太田直希、鎌田航生、スタンネリー・ワイザカらとともに活動しています。
Q2:ヤクルト陸上部のニューイヤー駅伝2026の結果は何位ですか?
A2:2026年1月1日に開催された第70回全日本実業団対抗駅伝競走大会で、ヤクルトは19位、4時間51分45秒でした。太田直希が1区4位と好走し、複数区間でヤクルト記録を更新しました。
Q3:髙久龍選手はヤクルト陸上部を退部したのですか?
A3:はい。髙久龍選手は2025年度をもって退部し、2026年3月31日付の公式発表で退部が告知されました。本人のコメントでは、4月から社業に専念する意向が示されています。同じ発表では、小椋裕介選手と奈良凌介選手の退部も公表されました。
まとめ:2026年のヤクルト陸上部は新戦力の成長と駅伝での総合力が鍵
2026年のヤクルト陸上部は、選手14名体制で新たなシーズンに臨んでいます。帰山侑大、馬場賢人、ケビン・キプロプという3名の新加入は、チームの競技力を高める可能性を持つ一方、髙久龍、小椋裕介、奈良凌介の退部によって、経験豊富な選手が担ってきた役割を引き継ぐことも課題となりました。
ニューイヤー駅伝2026の19位という結果は、太田直希の1区4位や複数区間でのチーム記録更新といった成果と、区間ごとの順位のばらつきを同時に示しています。全日本実業団駅伝8位入賞という目標に近づくためには、主力の好走に加えて、全区間で安定した走りをそろえる必要があります。
【プロの結論】ヤクルト陸上部の今後を評価する際は、次の3点を継続して確認するのがおすすめです。第一に、新加入選手が5000m・10000mでどこまで自己ベストを伸ばすか。第二に、トラックの記録がニューイヤー駅伝の区間順位へ反映されるか。第三に、退部選手が担っていた役割を既存メンバーと若手がどのように補うかです。
選手一覧だけでは見えないチームの変化も、公式の大会結果、記録ランキング、加入・退部発表を時系列で追うことで理解しやすくなります。2026年秋の記録更新を次の駅伝へどうつなげるか。新戦力と既存メンバーがかみ合い、チーム目標の8位入賞に近づけるかが、今後のヤクルト陸上部を追う最大の注目点です。 (出典: ヤクルト 陸上 部(Yahoo!ニュース))