宮城4区はどこ?2026年最新の区割り・選挙結果と森下千里氏を徹底解説
宮城4区はどこを含む選挙区なのか。2026年10月現在の最新情報を確認すると、宮城県第4区は石巻市、塩竈市、多賀城市、東松島市、富谷市と、宮城郡・黒川郡・牡鹿郡の町村を対象とする衆議院の小選挙区です。2022年の区割り改定が適用された2024年の衆院選から、選挙区の構成が大きく変わりました。
2026年2月8日執行の第51回衆議院議員総選挙では、自民党の森下千里氏が124,250票を獲得して当選。一方、2024年に同区で勝利した安住淳氏は78,671票で小選挙区の議席を失いました。対象自治体や地図の見方、旧宮城4区との違い、歴代議員、森下氏の経歴まで、宮城県選挙管理委員会や衆議院の公表資料をもとに整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 対象自治体:石巻市・塩竈市・多賀城市・東松島市・富谷市と、7町村の計12自治体。
- 2026年の選挙結果:森下千里氏が124,250票で当選。安住淳氏は78,671票、佐野誠氏は14,494票。
- 区割り変更:宮城県の小選挙区は6区から5区へ再編。新しい宮城4区は2024年の衆院選から適用されています。
【宮城4区はどこ?】対象自治体12市町村と地図の見方
宮城4区は、宮城県北部の沿岸地域と仙台都市圏北部をまたぐ衆議院小選挙区です。石巻市や東松島市などの沿岸地域に加え、塩竈市、多賀城市、富谷市、松島町、利府町なども含まれます。
宮城県選挙管理委員会が公表する区割り資料と、2026年2月8日の開票結果に記載された開票区を照合すると、対象自治体は次の12市町村です。
- 市部(5市):石巻市、塩竈市、多賀城市、東松島市、富谷市
- 宮城郡(3町):松島町、七ヶ浜町、利府町
- 黒川郡(3町村):大和町、大郷町、大衡村
- 牡鹿郡(1町):女川町
地図で確認する場合は、石巻市周辺だけでなく、塩竈市から富谷市にかけての地域、さらに松島町・七ヶ浜町・利府町なども含めて見る必要があります。石巻市や東松島市だけを見て、宮城4区の全域だと判断するのは誤りです。
また、宮城4区は仙台市の行政区を指す名称ではありません。衆議院議員を選ぶために定められた選挙区であり、市町村の行政区分とは別の制度です。
石巻市の衆議院選挙区は宮城4区、塩竈市の衆議院選挙区も宮城4区です。両市は現在、同じ小選挙区に属しています。ただし、過去の選挙について調べる場合は、当時の区割りを確認する必要があります。

【区割り変更の核心】旧宮城4区と2024年の違い
現在の宮城4区を理解するうえで欠かせないのが、2022年に決まった衆議院小選挙区の区割り改定です。改定の背景には、2020年国勢調査の人口を踏まえ、一票の格差を是正する目的がありました。
宮城県の小選挙区は、改定によって6区から5区へ減少しました。改定内容は2022年12月28日以後に初めて公示される衆議院議員総選挙から適用され、宮城県では2024年10月27日の衆院選で新しい区割りが使われました。
宮城県が公表した改定前後の区域を比較すると、旧宮城4区は塩竈市、多賀城市、富谷市、加美郡のほか、宮城郡の七ヶ浜町・利府町、黒川郡の大和町・大衡村などを中心とする区域でした。
改定後の宮城4区には、旧宮城5区に含まれていた石巻市、東松島市、松島町、大郷町、女川町などが加わりました。一方、旧宮城4区に含まれていた加美郡は新しい宮城5区に移っています。宮城郡と黒川郡は、改定後にはそれぞれ郡内の対象自治体全体が宮城4区に含まれる構成となりました。
つまり、2024年の衆院選で起きたのは、単に選挙区番号が変わったという話ではありません。選挙区を構成する地域そのものが組み替えられ、従来とは異なる有権者集団を対象に選挙が行われるようになったのです。
そのため、旧宮城4区の選挙結果を現在の宮城4区と単純比較することには注意が必要です。過去の議員の当選歴を調べる場合も、選挙区の名称だけでなく、当時の区域と選挙年月日を確認することが大切です。
【2026年最新】宮城4区の選挙結果と森下千里氏の当選
2026年2月8日執行の第51回衆議院議員総選挙では、宮城4区で自民党の森下千里氏が当選しました。宮城県選挙管理委員会の開票確定資料によると、森下氏は124,250票を獲得し、安住淳氏の78,671票、参政党の佐野誠氏の14,494票を上回りました。
有効投票数217,415票を基準に計算すると、森下氏の得票率は約57.15%、安住氏は約36.18%、佐野氏は約6.67%です。森下氏は過半数の得票を得て、小選挙区の議席を獲得しました。
一方、2024年10月27日の第50回衆院選では、立憲民主党の安住氏が102,229票で当選し、自民党の伊藤信太郎氏は65,616票で敗れています。2024年と2026年は同じ新しい区割りで行われた選挙であり、今回の結果は、区割り変更後の有権者による2度目の選択にあたります。
| 選挙年月日 | 当選者 | 主な得票結果 | 選挙区の状況 |
|---|---|---|---|
| 2021年10月31日 | 伊藤信太郎氏 | 74,721票 | 旧宮城4区。改定前の区域で実施 |
| 2024年10月27日 | 安住淳氏 | 102,229票 | 新しい宮城4区で初の衆院選 |
| 2026年2月8日 | 森下千里氏 | 124,250票 | 新しい宮城4区で実施された2度目の衆院選 |
2021年の伊藤氏の得票数と、2024年以降の当選者の得票数は、同じ「宮城4区」という名称であっても、選挙区の範囲が異なるため単純には比較できません。これに対し、2024年と2026年は同じ区域で実施されており、選挙結果を比較する際の基準として適しています。
また、2026年の安住氏は小選挙区で敗れただけでなく、比例代表での復活当選も果たせませんでした。長年にわたり国政で活動してきたベテラン議員が議席を失ったことは、宮城4区の選挙結果を語るうえで大きな変化です。

【森下千里の経歴】タレント活動から国会議員、政務官へ
森下千里氏は1981年9月1日、愛知県名古屋市生まれです。タレントとして活動した経歴を持ち、政界入り後は宮城県を活動の拠点としてきました。衆議院の議員プロフィールでは、宮城県石巻市在住とされています。
森下氏の政治家としての歩みをたどると、2021年に自民党宮城県第5選挙区支部長に就任したことが転機の一つです。その後、2023年には自民党宮城県衆議院比例区第一支部長となり、2024年の衆院選で東北ブロックの比例代表から初当選しました。
2026年の衆院選では、比例代表ではなく宮城4区の小選挙区で勝利。選挙区から直接選ばれた議員として、2期目の国会活動に入っています。
首相官邸や衆議院、農林水産省の公表プロフィールから整理できる主な経歴は次のとおりです。
- 1981年9月1日:愛知県名古屋市に生まれる。
- 2021年:自民党宮城県第5選挙区支部長に就任。
- 2023年:自民党宮城県衆議院比例区第一支部長に就任。
- 2024年:衆議院議員総選挙で比例代表から初当選。東北福祉大学客員教授も務める。
- 2025年:環境大臣政務官に就任。
- 2026年2月:第51回衆院選で宮城4区から当選。
- 2026年9月:農林水産大臣政務官に就任。
森下氏の経歴で押さえておきたいのは、2024年の初当選と2026年の小選挙区当選を区別することです。2024年に議員になった際は比例代表であり、宮城4区の小選挙区で初めて当選したのは2026年です。
また、2021年の支部長就任時は旧宮城5区を中心に活動し、その後、比例代表を経て現在の宮城4区で選挙を戦っています。区割り変更と政治活動の経緯をあわせて見ることで、森下氏が現在の選挙区に至った流れが理解しやすくなります。
【宮城4区の歴代議員】旧区割りと新しい選挙区を分けて考える
宮城4区の歴代議員を調べる際は、2024年を境に区割りが変わったことを踏まえる必要があります。現在の区域で行われた選挙は2024年と2026年の2回であり、この2回の当選者は安住淳氏、森下千里氏の順です。
一方、旧宮城4区の時代には、伊藤宗一郎氏、伊藤信太郎氏、石山敬貴氏らが当選者として名を連ねました。2009年には民主党の石山氏が当選し、その後の2012年から2021年にかけては伊藤信太郎氏が旧区割りの宮城4区で議席を獲得しています。
2024年に当選した安住氏は、長年、旧宮城5区を地盤としてきた議員です。旧宮城5区には石巻市や東松島市などが含まれており、区割り変更によって、安住氏が活動してきた地域の一部が新しい宮城4区に組み込まれました。
この変化を踏まえると、2024年の安住氏の当選は、旧宮城4区の議席をそのまま引き継いだ結果ではありません。新しい区域で実施された選挙において、候補者と有権者の関係が再構成された結果と捉えるべきです。
同様に、2026年の森下氏の勝利も、旧宮城4区の政治的傾向だけで説明することはできません。沿岸部の石巻市や東松島市、仙台都市圏北部の自治体など、異なる地域事情を抱える有権者が一つの選挙区を構成しています。地域ごとの得票状況を検討する際は、自治体別の開票結果も確認すると、全体の結果をより立体的に理解できます。

【プロの結論】宮城4区の選挙結果を正しく読み解く3つの視点
宮城4区の情報を調べる際には、選挙区の名称、当選者の経歴、選挙結果の3点を切り分けて確認することが重要です。とりわけ2026年の最新情報を知りたい場合、過去の選挙結果だけを掲載したページでは、現在の議席状況を誤認するおそれがあります。
第一に、区割りは選挙年月日とセットで確認すること。「宮城4区」という名称が同じでも、2021年以前と2024年以降では対象自治体が異なります。旧宮城4区の候補者や得票数を、現在の選挙区の実績として扱わないことが基本です。
第二に、当選した選挙の方式を確認すること。森下氏は2024年に比例代表で初当選し、2026年に小選挙区で当選しました。議員の当選歴を調べる際は、比例代表と小選挙区の違いを確認すると、経歴を正確に整理できます。
第三に、候補者の得票数と地域別の結果を分けて見ること。宮城県選挙管理委員会の2026年確定資料では、宮城4区全体の結果だけでなく、石巻市、塩竈市、多賀城市、東松島市、富谷市、各町村の開票結果も公表されています。選挙区全体での勝敗と、個々の自治体での支持の分布は、同じ情報ではありません。
また、区割り変更の背景にある一票の格差の是正は、人口に応じた選挙区の見直しという制度上の問題です。実際の選挙結果には、候補者個人への評価、政党への支持、政策課題、地域の事情など複数の要因が関係します。区割り変更だけを根拠に、特定の候補者が勝利した理由を断定することはできません。
最新の議員情報は衆議院の公式プロフィール、区域の変更は宮城県の区割り改定資料、実際の得票数は宮城県選挙管理委員会の開票確定資料を確認するのが確実です。目的に応じて情報源を使い分けることが、選挙報道や政治情報を正しく理解する近道です。
【宮城4区】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:宮城4区はどこにありますか?
A1:宮城県の衆議院小選挙区の一つで、石巻市、塩竈市、多賀城市、東松島市、富谷市と、松島町、七ヶ浜町、利府町、大和町、大郷町、大衡村、女川町の計12自治体が対象です。
Q2:2026年の宮城4区の当選者は誰ですか?
A2:2026年2月8日の第51回衆議院議員総選挙で、自民党の森下千里氏が124,250票を獲得して当選しました。安住淳氏は78,671票、佐野誠氏は14,494票でした。
Q3:旧宮城4区と現在の宮城4区は何が違いますか?
A3:2022年の区割り改定により、宮城県の小選挙区は6区から5区に再編されました。現在の宮城4区には、旧宮城5区に含まれていた石巻市や東松島市などが加わり、旧宮城4区に含まれていた加美郡は新しい宮城5区に移っています。新しい区割りは2024年の衆院選から適用されています。
Q4:森下千里氏はいつ衆議院議員に初当選しましたか?
A4:2024年の衆院選で東北ブロックの比例代表から初当選しました。その後、2026年2月の衆院選では宮城4区の小選挙区から当選しています。
Q5:宮城4区の歴代議員を調べるときの注意点はありますか?
A5:2024年以前と以後では選挙区の範囲が異なるため、選挙年月日と当時の区割りを確認することが大切です。現在の宮城4区の選挙結果と、旧宮城4区の歴代当選者を同じ条件で比較しないよう注意してください。
まとめ:宮城4区の区割りと選挙結果は公式資料で確認
宮城4区は、石巻市や塩竈市などの5市と7町村で構成される衆議院小選挙区です。2022年の区割り改定によって宮城県の小選挙区が6区から5区へ再編され、現在の区域は2024年の衆院選から適用されました。
2026年2月8日の衆院選では森下千里氏が124,250票で当選し、2024年に勝利した安住淳氏は議席を失いました。森下氏は2024年に比例代表で初当選した後、2026年に小選挙区で当選したという経歴も押さえておきたいポイントです。
宮城4区の地図、対象自治体、歴代議員、選挙結果を正確に把握するには、区割りの変更時期を基準に情報を整理することが欠かせません。今後の選挙を確認する際も、宮城県選挙管理委員会の開票資料と衆議院の議員情報を照合することで、最新の政治状況を正しく追うことができます。 (出典: 宮城 4 区(Yahoo!ニュース))